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サイケおやじの生活と音楽

自粛の友 其の参:サンダーバード! 今こそ発進せよっ!

2020-04-12 19:48:52 | Movie

サンダーバード秘密基地 (デアゴスティーニジャパン)

「サンダーバード」と云えば、サイケおやじの世代では決して忘れられないテレビ番組の傑作でしょう。

それはイギリスの「APフィルムズ」を創設したプロデューサーのジェリー・アンダーソンが陣頭指揮で作られた人形劇によるSF特撮アクションドラマで、1965年に本国でテレビ放送されるや忽ち絶賛、大きな人気を得た事から、我が国でも昭和41(1966)年4月からNHKで日曜日の夜6時1時間の枠(実際は約50分)で放送され、以降再放送も含めれば今世紀になってもオリジナル版から様々な劇場作品やリメイク版が作られ続けているのですから、その人気と影響力は正に絶大!

物語が災害や事故、あるいは人為的なテロ行為等々によって引き起こされる危機的状況を救うべく、何処からともなく現場に急行してしてくる自称「国際救助隊」が、特殊装備を駆使しつつ、様々な困難を理論と人情(?)で解決し、謝礼も頂戴せずに去っていくという、完全なるボランティア団体の活躍を描いているのですが、これが子供心にも非常にカッコイイ~~♪

中でも、「国際救助隊」が操る特殊装備の数々のメカニック性は、もちろん現実世界では未だに不可能なテクノロジーが多く、しかしそれをアナログの特撮で見せてくれるのですから、たまりません♪♪~♪

特に「国際救助隊」が普段生活している小さな島の全体が秘密基地化されている、その設定の素晴らしさは言わずもがな、そこから発進していく特殊エンジン装備の高速飛行機「サンダーバード号」のスタイリッシュでノスタルジックなデザインの普遍性、さらに操縦者の搭乗や装備搭載のプロセスを、これまたオートマチックに動くメカで細かいところろまで見せてくれるのは、毎回の物語展開では、ひとつの見せ場であり、テレビの前の我々は、それだけでワクワクさせられましたですねぇ~~♪

ちなみに「国際救助隊」を構成運営しているのは、大金持ちのアメリカ人家族であるトレーシー家の面々に加えて、天才科学者や美貌の女スパイ(?)、女中や下男等々、それなりに当時のイギリスの階級制度みたいなものが維持された構成になっているのは意味深ではありますが、トレーシー家の男5人兄弟が、各々が担当とするサンダーバード1~5号で、毎回素晴らしい活躍を繰り広げるのが定番のストーリーです。

そして当然ながら、その「国際救助隊」の秘密を探らんとするマスコミ対策、あるいはテクノロジーを狙う輩との対決もありますし、そうした全てが既に述べたとおり、人形劇で撮影されているあたりは、究極のアナログドラマとありましょう。

ですから、オンタイムの放送当時からサンダーバード関連のおもちゃ、プラモデル、絵本や解説本等々が人気を集めていたのですが、家庭用ビデオが普及して今日のデジタル動画の時代になっても、オリジナルのアナログな魅力は失われる事は無く、ついには本日ご紹介の「サンダーバード秘密基地」と銘打ったメカニック模型が登場したというわけです。

それはサイケおやじを含む凝り性の皆様にはお馴染みと申しましょうか、例によって「デアゴスティーニ」からの発売ですから、毎週・毎月、少しずつ組み立てていくというスタイルこそが、今現在の外出自粛にはジャストミートと思います。

しかも、創刊されて間もない現在であれば、きっちり創刊号からゲット出来るはずですから、定期購読は自宅への直送契約も含めて可能でしょう。

その詳細は発売元の特集サイトにリンクしておきますので、ご覧くださいませ。

ということで、完成までには長い時間と、それなりの自分用スペースが必要ではありますが、楽しみは長く続くに越したことはありません。

ただし、告白すれば、サイケおやじは直送定期購読を契約していながら、これまで一度も送られてきた梱包を開けておらず、自室の片隅に置いてあるんですけどねぇ~~、それは仕事をリタイアしてからのなんとやら?

とにかく、目の前の蒐集意欲のひとつの表れとして、自己満足しております (^^;)

そして、今こそ、コロナウイルスから国際救助隊に救って欲しいですねぇ~~。

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