■ガラスの恋人達 / 澤直子 (ビクター)
好評、と自分に言い聞かせている「この人」シリーズも、本日は記念すべき第50弾に到達ということで、取り上げたのは澤直子であります。
もちろん、彼女については全く知るところがありませんが、以前に纏めての安値入手していたシングル盤の山の中から掲載盤を掘り出し、とにかくもA面の「ガラスの恋人達」に針を落としてみれば、これがミディアムアップのデジタル歌謡ポップスでありながら、胸キュンフィーリングに満ちた名曲・名唱だったんですから、歓喜悶絶 (^^♪
それは作詞:岸田采子&三木たかし、そして編曲:若草恵というクレジットだけを見れば、先入観年として、これが世に出たとされる昭和63(1988)年9月のイメージとしては古いのか?
なぁ~んて不遜な思い込みもあったんでしょうが、そんな事を知らないで聴いたのが結果オーライだったんでしょうか、既に述べたとおり、サウンドの作りはキーボード主体のデジタルビートが全面に出ていながらも、イントロからして夢見る様なホンワカムードがニクイばかりですし、メロディ展開にしても、三木たかし「らしい」、例の「テレサ・テン」モードが全開の素晴らしさ♪♪~♪
そして、それを節回す澤直子の声質には絶妙のロリータフィーリングとアイドル歌謡特有の甘酸っぱい感傷が滲み出ているんですから、たまりません♪♪~♪
残念ながら、これが発売された当時、サイケおやじは異郷の地へ島流しにされていたもんですから、リアルタイムでのヒット状況は知る由もありませんが、澤直子の音源はアナログ盤、あるいはカセットやCDであっても、コンプリートで蒐集する決意を固めている次第です。
ちなみに、失礼ながら、ジャケ写ポートレートに登場している彼女は、所謂「写真映り」が悪いというか、そこから類推してしまう年齢についても、決して女の子アイドルでは無かったと思うんですが、いかがなものでしょう。
だとすれば、本格的なニューミュージック系シンガーとして活動していたのでしょうか?
とにかく気になる女性ボーカリストであります、澤直子は (^^♪
ということで、こ~ゆ~未知との遭遇があるもんですから、まだまだサイケおやじの人生も捨てたもんじゃ~ないと、再び自分に言い聞かせております。
まだまだ、生き延びて、生かされている自分に感謝です <(_ _)>