OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-52:鈴木美江

2021-11-21 18:12:59 | 歌謡曲

気まぐれ ONE NIGHT c/w 久しぶりシーサイド / 鈴木美江 (テイチク)

本日も、またまたサイケおやじの悪いムシが出たというか、ついついジャケ買いしてしまったのが掲載のシングル盤です。

もちろん、主たる鈴木美江については「この人」シリーズですから、なぁ~んにも知るところがありませんが、それにしてもジャケ写ポートレートの彼女のクールビューティーなイメージは、若い頃の八代亜紀にも似ていて、グッと惹きつけられます (^^♪

そして気になるA面収録曲「気まぐれ ONE NIGHT」には、作詞:伊藤アキラ&作曲:鈴木淳の制作クレジットが確認出来ますから、そんなところからも、「八代亜紀」繋がりを連想してしまうんですが、肝心の鈴木美江の歌唱力が、ほとんど上手くありません…… (^^;

まあ……、曲調としてはアップテンポで、ちょいとテレビのセミアクション系連続アイドルドラマのテーマっぽい雰囲気はサイケおやじの好みですし、サビで微妙にポール・マッカートニー風味が滲むあたりも、これが発売された昭和57(1982)年4月のムード(?)でして、おまけに杉村俊博が施したアレンジがシャープなストリングスとソプラノサックスの泣きメロフレーズをキメに使っているもんですから、なんだかんだ言いつつも、最後まで聞かされてしますんですよねぇ~~ (^^ゞ

う~ん、このあたりが如何にも昭和歌謡曲の魅力なのかもしれませんが、その意味で同じ制作トリオから提供されたB面曲「久しぶりシーサイド」が昭和40年代後半のアイドル歌謡ポップスを狙った裏名曲?

もちろん、失礼ながら、これまた上手くない彼女の歌唱力が逆手に活かされた様なイノセントな乙女心と申しましょうか、実はジャケットスリーブ裏に記載された彼女のプロフィールによれば、昭和35(1960)年生まれという事になっていますから、この時点でも、既に…… (^^;

でも、それが良かったりするんですよねぇ~~、サイケおやじにとっては (^^ゞ

楽曲そのものの魅力に加えて、アレンジも洒落ていますし、もしも、これを桜田淳子とか、岡崎友紀が歌っていたら……?

なぁ~んて事まで妄想が広がってしまいます (^^ゞ

う~ん、所謂「棒読み唱法」にしても、それがこんなに魅力的だったなんてっ!?

目からウロコのサイケおやじであります (^^ゞ

ホントに聴くほどに味わいが深くなるんですよ、収録の2曲共に (^^♪

ということで、繰り返しますが、彼女については、もしかしたら歌手が本庄では無かったのかもしれませんが、大いに気になる存在として、レコードや音源を探索する決意であります。

コメント
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