FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

どうなることやら

2012年01月18日 | サッカー

 スペインのリーガ・エスパニューラ、第19節、降格圏に沈んできたビジャレアルはアトレティコ・マドリーのホーム、ビセンテ・カルデロンで対戦。3-0で敗れ、さらに順位を落としてしまった。

前節は追いつかれはしたものの、好調バレンシアに2-2とよく戦って、空気一新の勢いが感じられたビジャレアルだったが、この試合ではアトレティコ・マドリーが、丁度前の試合のビジャレアルのように新監督を祝うムードが溢れ、それに押されっぱなし。

今までのアトレティコはどんどん攻撃して大勝する代わりに、こっぴどく大敗するチームでもあるというイメージだったけど、今回見た試合では攻守の切り替えが速く、随分変化している。新監督就任効果が表れているようだ。

それに引き替えビジャレアルはアトレティコの攻勢に押され、1トップのニウマールにほとんどボールが渡らず、リズムがつかめないまま、シュート数も少なく試合を終えた。モリーナ監督になって、まだ手探りのところがあるんだろうけど。それにアトレティコとは対戦成績もよくない。苦手意識があるのかもしれない。バレンシアにも毎年、勝てないよねえ。

試合開始から、それまでもペナルティエリア内に入り込まれてはかろうじて、最後のところで食い止めてはいたが、前半40分、至近距離に詰めていたファルカオに先制点を押し込まれてしまう。

ファルカオっていう選手は何度も見たことがあるんだけど、どこのチームかはっきり思い出せない。ポルトガルのポルトだったかなあ。違うかなあ。

後半は頭から選手を二人交代、いざ反撃と挑んだものの、前掛かりになった隙に、ファルカオにエリア内まで侵入を許し、49分にはPK献上。なんてこった!さらに80分には3点目を奪われてしまう。この時、オフサイドじゃないの?とリプレイのシーンを見たけど、なんだか守備ラインもぐじゃぐじゃ。あ~あ。

ビジャレアルは元々攻撃的なチームだけど、それにしてもバレンシアにもアトレティコにも、いともやすやすとエリア内まで突破を許してしまっているのは気になる。どういうの?

試合後、ホセ・フランシスコ・モリーナ監督は「すべての面を改善しなければ…」という会見。浮上できるという気持ちは失っていないようだ。傍から気を揉むほど、悲観的にはなっていないのが救い。

チームは一つさがって最下位から一個上の19位、今季はこれも沈んでいるスポルティング・ヒホンが18位。まだ望みを捨ててはいないけど、なかなか結果が出ない。セルタのようにはならないでほしいよ。どうなることやら…。



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