30日行われたイングランドのキャピタルワンカップという国内カップ戦。こんな大会があったのかいなという聞きなれない名称だけど、アーセナルはレディング相手にスコアが5-7.で大逆転勝利だそうだ。双方で12ゴールだなんて、サッカーではなかなかないよ。
試合は前半36分まで4点奪われるという最悪のスタートだったというから、これもなにやってんだかねえ。どうかと思うけど…、それから最後のところで追いついて、延長戦突入、ついには7得点という大量得点によって試合をひっくり返したらしい。前半の体たらくはともかく、こんな劇的な展開めったにない。映像で見たかったなあ。
試合結果はどうなったかとアーセナルの公式サイトをみてびっくり。ヴェンゲル監督は「奇跡」だといったそうな。目まぐるしい点の取り合い。36分まで4点という中にはコシールニーのオウンゴールが入ってるんだから、これもまたかだ。
ところが追加タイムにウォルコットが決めて4-1で折り返すと、64分にはジルーがが決め2点差。89分、責任を感じた!コシールニーの得点で1点差になる。なんとまた追加タイムにウォルコットのシュートからのこぼれ球をジェンキンソンが決めて追いついたというんだから、アウェイのアーセナルサポーターが狂喜乱舞!?する姿が目に浮かぶよ。
とうとう延長戦まで試合はもつれ込み、103分にシャマクが逆転ゴールを決めるものの、115分にはレディングに追いつかれる。レディングもしぶとくがんばってエライ。そしてまたもや追加タイムの120分過ぎ、ウォルコットが決めて6-5となると、直後にシャマクのループシュートが7点目となり試合終了…といった目が回りそうな展開。このところの得点力不足が吹っ飛ぶような試合だったねえ。リーグ戦ではなかなか波に乗れないジルーが得点出来たのはいい兆候。
今度のたしか土曜日にはマンチェスターユナイテッドのホーム、オールドトラフォードで試合がある。いよいよだ。昨季の事があるんだから、この勢いのまま、アウェイに乗り込んでいってほしいなあ。