FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

昨日の出来事

2010年05月29日 | 雑感
28日発表された米軍普天間飛行場についての「日米共同声明」には、「代替施設をキャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置する意図を確認した」という記述。とうとう沖縄県の県外・国外からここへ戻ってきてしまったのかという落胆。

どうやら辺野古案に落ち着くのではないかという連日の新聞報道を眺めながら、週刊誌にも腹案というものが出ていたではないかと、どこかで期待していたものの、不慣れな政権運営で揺れる鳩山政権の足元を見透かすように、見事にアメリカ政府のごり押しにやられてしまった。

アメリカ政府のほうから地元の同意がないと認めないという条件を付けながら、辺野古で続く反対運動など無視するかのように2006年の自民党政権下で取り決めたことを譲らないという矛盾。過去の自民党政権から学習している?強硬すれば突破できると計算しているしたたかさがあったのだろう。

しかしアメリカのこうした姿勢は一方的なものではなく、実はその意図するところに協力する日本人の存在がなければ進まないこと。協力者があったからこそ。そういう意味で5月20日朝日新聞4面の記事には衝撃を受けた。

~普天間 結局現行案並み 首相の約束崩れる~、「限りなく現行案」という落としどころが見え、日米関係の最前線に立つ、外務、防衛担当の官僚はほっとしている。「米国は専門家まで大勢来て(交渉に)よく付き合ってくれている」「腐っても同盟だ」などと、日米同盟の冷却に歯止めがかかったとの声も出る。(後略)・・・

唖然呆然!!鳩山首相が不平等な日米関係を是正する一歩として、沖縄の負担軽減に悩んできたというのに・・・こういうことをいうのか!!朝日新聞の論調には今更だが、鳩山首相の意を受けて手足となって働いているはずの外務・防衛官僚がアメリカのほうを向いていたという事実。

結果として現行案を最善とするアメリカ側に大きな譲歩を強いられ、鳩山首相は裏切り者扱いになってしまったが、日米同盟を今日明日にも解消するわけにいかないとしたら、沖縄の負担軽減のために全国民でその負担を分かち合おうという呼びかけ、全国知事召集は大きな意味があったのではと思う。

日米安保、戦後65年目にしていまだに駐留する米軍、こういった問題を浮き彫りにし、全国民的話題にしたというのは政権交代があったればこそ。アメリカに対して、期待通りことが運ばなかったからといって、これで政権交代の意味なしということではないはず。

「前略・・・、政府は普天間飛行場返還のための代替施設の建設と、沖縄の負担軽減策の充実に向けてこれからまい進していく。そして、どんなに時間がかかっても、日本の平和を主体的に守ることが出来る日本をつくっていきたいと考えている。

日米同盟の深化や東アジア共同体構想を含め、私たち日本人の英知を結集していこうではありませんか。沖縄の基地問題の真の解決もその先にあると私は思っている。後略・・・」(昨夜の首相官邸での会見から)

それにしても昨日今日と大騒ぎの社民党党首・福島瑞穂さんの罷免問題。23日沖縄訪問した鳩山首相が怒号や罵声の中、お詫びして回った後のすぐ、25日、今度は福島さんが沖縄訪問。しかも閣僚でありながら、鳩山首相と真っ向対立する主張を繰り返し、沖縄県知事と握手している姿が大きく報道された。

3党連立とはいっても、鳩山内閣の一員であり、権力の中にいた人間がそれを忘れたように振舞うという身勝手な行動、鳩山首相の顔に泥を塗るあまりにもひどい裏切り行為。これを認めるわけにはいかないでしょ。しかも辞任しないという。けじめをつける意味でも罷免は当然。

言っていることが正しければどういう方法でも認められるのかということなら、報道陣の前やTV出演の時に限って、小沢批判を繰り返した副幹事長・生方氏の行為も合理性がある、許されるということになってしまう。自分さえよければそれでいいのか、と福島さんにはつくづく失望した。

長くなって申し訳ないけど、もう一つ、郵政法案衆院可決のニュース。強行採決などと小泉元首相の息子さんが勇ましくほえている場面が出ていたが、自民党時代の強行採決場面も一緒に見せないと、フェアな報道じゃないよ。ちなみに小泉さんは公約なんて大したことないっておっしゃっていたはず。イケメン人気の息子さんはそういうことも勉強してほしいもんだねえ。









すずらんが咲いている

2010年05月27日 | ガーデニング
もう少しで6月になるというのに、今日は朝から寒くてまた長袖を着ている。春先の庭には黒い土が目立っていたが、今は青々とした葉っぱが目にまぶしい。新緑の柔らかい薔薇の葉もシュートもぐんぐん伸びて気持ちが良い。

暖かい出窓で生長している一年草のタネも日ごとに大きくなっている。一袋に付き!一粒しか発芽しないタネもあってびっくり。毎朝トレイを見て眼力で?芽が出るというわけにもいかないしねえ。そのほかは概ね順調な発芽率。

今年は裏庭にとうとうナスやピーマンやミニトマトまで植えつけた。パセリなどのハーブ類なら放っておいても収穫があるが、ちゃんとした?野菜は自信がない。一応堆肥を入れ、畝のようなものを作ってみたけど、うまくいくかなあ。

このところの報道がめまぐるしく、6月に入ってから風雲急を告げることになるかもしれないという展開。サッカーの事を書こうと思っていたのが、ショックでそれも吹き飛んでしまった。なかなか考えがまとまらない・・・。

すずらんは初夏を告げる花。道端で咲く可憐な白い花にはいつも心が洗われる。





タラの芽の天ぷら

2010年05月23日 | 雑感
ご近所の方から山菜をどっさり!!タラの木から取った貴重なタラの芽や、フキやワラビをいただいた。フキやワラビはまずお湯の中に重曹を入れ、湯がいてあく抜きをしてから(フキは筋を取り)一口大に切り、油揚げと一緒にしょうゆ味の調味液の中で煮付けるとおいしい。

重曹は近頃、お掃除にも使われているけど、食品売り場では大体漬物用品や乾物などが置かれている棚かなあ。100円くらいで売っているよ。タラの芽はてんぷらが一番。スーパーに行って、白身魚のチカが1パック150円(安い!)で売っていたので、これも・・・。

ほかにはアオジソも香りと彩りにいいからこれもね。野菜庫の中にはグリーンアスパラもあったのでこれも足してと。チカは頭を切ってから腹開きにしてハラワタを取り、骨の下に親指を入れて、ズズーッとしっぽのほうまで降りてくると、背骨にくっついて横骨も取れてくるから、これをしっぽの手前で指で切ると、骨もなく食べやすい。

タラの芽ははかまを指でむしり、枝元の固い部分は包丁で切っておく。アスパラも下の固い部分は包丁で切り、4,5センチくらいの長さに切りそろえる。てんぷらを揚げる前に、天つゆは濃縮調味料などを薄くして鍋にあたためておく。薬味の大根おろしとショウガもすりおろしておく。

さあー、これからてんぷら開始。中火で油を熱している間に、冷たい水に(製氷皿で作る)四角い氷を一つか二つ加え、てんぷら粉と混ぜる。てんぷら粉は薄くつけるほうが胃にもたれないからね。チカにはしっぽ以外の部分に小麦粉をつけてから、てんぷら粉をまぶす。てんぷら粉を点々と少し油に入れてみる。

てんぷら粉の玉が浮き上がってきたら温度が上がっているので、チカの腹を下に、していくつか油に入れる。タラの芽やアスパラは4,5センチにしたものを、小さなかき揚げ風に何本か重ねて油に入れると、形良く揚がる。浮き上がってきたらひっくり返してまた揚げる。野菜は緑の色が変わらないうち引き上げる。

ここまで種類別に揚げた後にはてんぷらカスをその都度すくい取って、油の中をきれいにしておく。上下を混ぜることで温度を一定に保つ意味もある。アオジゾは気持ちを落ち着けてあげないと失敗するから、最後が良いと思うよ。

アオジソの裏側にだけてんぷら粉を付け、裏側を下にして油に入れる。てんぷら粉の水分が抜けたようなら、ひっくり返しててんぷら粉の付いてない葉っぱの表側を揚げ、これはすぐ引き上げるくらいで緑色が綺麗に揚がる。

とまあ、てんぷらは揚げる前に下ごしらえをしておけば大丈夫。山菜も苦味なく食べられるよ。天つゆと薬味を添えて、香り豊かな春の一品を是非味わって!!がんばって作ってみてね~









フリチラリア

2010年05月19日 | ガーデニング
朝晩寒いからまだストーブを焚いているよ、というのがこの辺りのあいさつになっていた今年の春。ようやく気温が上昇し、街並のあちらこちらに桜の花が見られるようになってきた。庭にはスノードロップ、クロッカス、ムスカリと続いて、今はチューリップに辿り付いている。

そんな中、花の水遣りにジョーロをもって狭い通路を行ったり来たりしていると、予想もしない花が目に付いた。おやっ、これは何だろう?と。チューリップを逆さまにしたような白い花が突然出現。

昨秋、スーパーで購入して植えた新しい球根類は、どこに植えたかおおよその見当は付いている。これはどう見てもそうではない。毎日その花が大きくなるのを見て、ようやく“事の次第”を思い出すようになった。

一昨年の秋に「サカタのタネ」から取り寄せた“フリチラリア”という種類のものだったのだ。赤と白の市松模様のメレアグリスや薄緑色がかったバイモというたしか2種類。珍しい花だし、ほかより値段も高くもあり?で、これは特別扱いにしようと。

ちょちょいと穴を掘って埋めたりしたらもったいないとばかり、わざわざプランターに植えたものだった。ところが・・・この扱いは見事に裏目に出て、春になっても芽が出てこない。おそるおそる割り箸でつついて取り出してみたら、球根はほとんど腐って駄目になっていた。

がっかりなんてもんではないが、その中の一個か二個、比較的原型を留めていたものを何の気なしに手袋で穴を掘り、花壇の後ろに埋めたまま、すっかり忘れていた。いやー、こんなこともあるのかといまだに驚いている。

ネットで検索してみたら、寒さには強いが暑さには非常に弱い、2年目くらいから花が咲くとあった。まさに2年間じっと時を待っての開花。地中の中で栄養を蓄え、義理堅く!見事に恩返しをしてくれた・・・。




ようやく桜も開花

2010年05月17日 | ガーデニング
今年は暖かくなったかと思うとまた寒くなりという天候が続いたが、桜前線もようやく北上。町並みのあちらこちらに桜色が映え、色とりどりのチューリップもいっせいに咲き出した。

このあたりでは入学式に桜は間に合わないというのが例年のことだが、今年は五月の連休にも間に合わず、とくに遅れていたようだ。気温の上昇と共に、田んぼにも一面水が張られ、生産者の方々が耕運機を動かしている姿をよく見かけるようになった。

我が家の薔薇も新芽が伸びてきた。庭にはダリアの球根やポット苗を植えつけたり、種を蒔いたりで、毎朝見回るのが楽しい。タンポポも咲き出し、道端は黄色い花でにぎやか。春はやっぱりこうでなくちゃねえ。

写真は花壇の縁取りにしている芝桜。だんだん桜色の帯に近づいてきた。













なつかしい二人

2010年05月17日 | 映画
朝の時間帯には最近の、舌鋒鋭いが何の解決策もない番組にうんざりして、ワールドニュースを良く見たりするが、この間、いつものように見ていたら、カンヌ映画祭の話題からなつかしい二人が並んで画面に登場していた。

ルキノ・ビスコンティ監督の映画「山猫」(1963年イタリア、フランス合作、第16回カンヌ映画祭パルム・ドール受賞)に出演しているフランス人俳優アラン・ドロンとイタリア人女優のクラウディア・カルディナーレのお二人が、今年のカンヌ映画祭ではこの作品が上映されるということで呼ばれたということらしい。

若かりしころにはこういう映画はそれほど気持ちが動かず、通り一遍の感想しか出てこないが、年月を経ると、この映画の中に出てくるバート・ランカスター演じる没落貴族の陰影のある感情や演技が印象深く、引き付けられるようになる。

バート・ランカスターという俳優は西部劇に出てくる荒くれ男のイメージしかなかったので、この役柄の重厚な演技には随分驚いたものだ。今では彼も亡くなり、アラン・ドロンの老け顔にはそれほど驚かなかったが、クラウディア・カルディナーレの変わり様にはいささかショック!!

ウィキペディアによれば、貴族が催す絢爛豪華な舞踏会の場面があるが、撮影は人口光ではなく、自然光を採用したことで光量不足はローソクで補ったそうだ。そのためセット内は蒸し風呂のようになり、劇中でキャストがしきりに扇を仰いだり、汗に濡れていたりしたのは演技ではないというのだから、妥協を許さない“巨匠”に使われるのも楽ではなかったようだ。

この映画をちゃんと見たのが去年だったか一昨年だったか、はるか前ということではなかったのでクラウディア・カルディナーレのイメージがまだ残っていたからだろう。なにやら独特の映画解説で知られた故淀川長治さんの声が今にも聞こえてきそうだが、185分ほどもあるというオリジナル版をじっくりともう一度見てみたいなあ・・・。

これの「余談」という項目にはオヤッと思うようなことが載っていた。現在民主党幹事長の小沢さんがこの作品のアラン・ドロンの台詞「変わらずに生きてゆくためには自分が変わらねばならない」という言葉を引用、代表戦に向けて壊しやのイメージを一新するのに使われたとあった。

浪花節のように見えて以外と?現代的な感覚の持ち主なのかもしれないねえ。ネットの世界では“マスゴミ”と呼ばれているTV,大手新聞報道の小沢は悪というイメージの刷り込みがすさまじい。改革をめざして自民党を飛び出した小沢さんがいよいよ政治倫理審査会へ出て行って、それがいかに不当であり、間違いであるかを証言しなければと思うようになったのだろう。








かたくりの花

2010年05月11日 | ガーデニング
この間の休みの日、込まないようにと朝早くからドライブしてかたくりの花を見に行った。毎年、山の中にかたくりが群生しているのを見ると、ああ、春が来たんだなあと実感する。今年は前夜の雨のせいか、花弁がみんな下を向いていたのがちょっと心残り。

体力の衰えを感じながら、枯葉が濡れてすべりやすい小道を登っていくと、たくさん咲いている場所にたどり着く。歓声を上げたくなるほどうれしい瞬間だ。となりにはエゾエンゴサクの青い花が鮮やかで目にまぶしい。

我が家の庭にもスーパーで売っていたかたくりの球根をいくつか植えている。古来から伝わるという“日本かたくり”のほうは咲かなくて、“黄花かたくり”が元気よく咲き出した。なかなか自然が織り成す山の景色とはいかない。日が当たりすぎるのだろうか。







五月の風に誘われて

2010年05月04日 | ガーデニング
連休前後から園芸作業に明け暮れる日々が続き、暖かい陽光と五月の風に誘われてガーデニング。浮き浮きした気分で庭に出ては忙しく働いてきたが、さすがに体力が続かない。今日は水遣りだけ。ちょっと一休み。

最大の難関は“つる薔薇”を植えるために縦横50センチくらいの穴を掘る作業。掘ってみると元々粘土質な上に砂利だの、セメントの塊だの、大きな石だのがいっぱい。最後には穴の中に下りていって、かき出したほど。

おかげで大きくなる“つる薔薇”でも十分根っこを伸ばせるだろうと、だれにほめられるわけでもないが、“庭職人”としてこの仕事は合格!!と一人納得、いい気分。肥料は越冬前にダリア球根用の籾殻で余った分を庭にまいていたので、それをかき集め!、くんたん、ツムラの漢方で出来た堆肥、腐葉土、こっぷん入り油粕などなど。

こんなわけでつる薔薇、サンダースホワイトとポールズ・ヒマラヤン・ムスクを終了。3年目のつるアイスバーグの剪定は大変だった。今まで購入した薔薇本をありったけ?引っ張り出してきて勉強しなおし。

一季咲きのオールドローズは旧枝にも花をつけるというが、さて、剪定をどうするのか、丁寧な写真付き解説は意外と少ない。長い枝にいくつも付いている小さな枝も2、3節残して置くということがわかりいざ剪定。株元の太い部分で折れていたのもテープで補強したら、芽が出てきてやれやれ!!

耐寒性の強いつる薔薇、アンジェラもこの寒さには参ったようで、防寒ネットを外したときには青かった枝が茶色に変色した部分が出てきて、また剪定しなおし。青いムスカリの花もようやく咲いてきた・・・。





ありがとう!!

2010年05月01日 | 雑感
母の日のプレゼントということで、早々に子どもたちから贈り物が届いた。やさしい花模様の包装紙とラッピングがあまりにも素敵なので、開ける前にまず写したという次第。

中を開けてみると、これからの季節にぴったり。かなり長めの白と薄いブルーのブラウスが入っていた。デザインにも気を使って選んだらしい。早速ドライブに着て行くよ。心のこもったメッセージも添えてあって、こちらのほうにはなんだかしんみりする。

これからも健康に気をつけて、うがい手洗い忘れずにね。
うれしいなあ~、ありがとう!!