FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

短い秋

2014年09月21日 | 雑感

 今日は久しぶりに日差しがあたたかい日だった。車窓からは国道沿いの野草もススキの穂が揺れ、薄紫の小菊が咲いて、シックな配色。夕暮れ時の踏切の明かりにも影が尾を引き、めっきり秋らしくなってきた。田んぼの稲穂は実がぎっしり、いつ刈り取られるのかなあと毎日眺めながら…

大雪山系旭岳(2291メートル)では16日、初冠雪があったそうだ。平年より9日、昨年より3日早いとのこと。今季の冠雪の観測では全国で初。黒岳(1984メートル)でもこの日、山頂付近で初めて雪が降ったという。

18日にはスコットランドの住民投票は独立反対が55%、賛成が45%という結果になり、大いにがっかり。経済的な問題は日々の暮らしを直撃することから、賛成派はポンドを使うといってるのに、連合王国側からは使わせないと恫喝され、経済的な混乱から、安定した生活が出来ないのではと不安になったのかもしれない。

核付きの海軍基地をスコットランドに押し付けて、それが返されたら受け入れるところがないなんていう解説を読むと、沖縄とおんなじ、押し付けるほうは勝手なものだと憤慨する。スコットランドに対して急に自治権を拡大するなんていうところは、米軍基地の辺野古移設でもめている沖縄に対して、経済振興策に自民党が大金を用意してみせる!?という構図とそっくりだ。

それでも賛成して独立したいという人々が160万人もいる。長年の寄らば大樹の陰に納得しない人々もいるのだ。300年待ってもこれかあと、日本の対米自立もどれだけ時間がかかるのやらと、気が遠くなってくる。アメリカ抜きの東アジア共同体はいずこへ。


大雨

2014年09月11日 | 雑感

 朝早くに一番上の姉から電話があってどっきり。旦那の病状やら、達筆で書かれた長文の手紙を受け取りながら、さっぱり返事を書いてないのでそのいいわけもし、すい臓がんを患っている旦那になにかあったのかとそっちのことがとっさに頭に浮かんだら、なんと…ニュースを見て、大雨だっていうんで電話したというではないか。

石狩、空知、胆振地方に大雨特別警報が道内では初めて出されたとのこと。交通機関も運転見合わせが続出。JRからバスに切り替えてようやく目的地にたどり着く人々。数十年ぶりの大雨だそうだ。道路に溜まった雨水の中をしぶきを上げながら走行する車。台風被害もあまりない道内で、こういう映像が報道されるなんて。

夕方の地方ニュースのころには警報は解除されましたということだったけど、千歳のほうだったか、夜になってまだいくつか発令されりもしている。河川の増水、低地の浸水に警戒が必要と気象予報士さんは必死に解説したり、呼び掛けたり。居座っている低気圧とそれに伴う異常な寒気が大雨をもたらしているということらしい。

今日からジャガイモの産地の十勝では、首都圏に向けてジャガイモを運ぶ列車が走り出した!!これをジャガイモ列車というんだとか。この時期にはポテトチップス用!!のジャガイモが毎日運ばれていくそうだ。

旭川ではこの週末に「北のめぐみ 食べマルシェ」が開催され、そこで披露されるのが黒ビールならぬ「黒米ビール」。黒米は鉄分、カルシウムなど栄養価が高い雑穀で、香ばしい風味が楽しめるよう、焙煎した黒米を麦芽と一緒に発酵させるというもの。今回は600リットル製造されたそうだ。

先日の関係者向け試飲会では「後味がすっきり」しているという感想。黒ビールはちょっと甘味があるけど、これはどうなんだろう。我が家では緑のカーテンにしたホップを片づけたら、大きな袋二つくらいになった。ホップはビールの苦味を作り出す貴重な原料だけど、まさかビールも作れないしねえ


ご当地怪獣

2014年09月10日 | 雑感

 地方ニュースでご当地怪獣、紋別町のモンべモンを取り上げていた。水産加工会社を経営する社長さんは小学生のころから特撮の大ファン。そこで4年前に特撮好きな仲間を集めて「紋別ヒーロー倶楽部」なるものを設立。

紋別らしい怪獣を作ろうということでモンべモンが生まれた。モンべモンはアザラシの怪獣。目が四つ、背中にはホタテの貝殻の背びれがついている。かつて紋別市郊外には鴻之舞地区、東洋一といわれた金山があり、モンべモンは金山で金を食べて暮らしていたという設定。

ある日、おいしい魚を求めてオホーツク海へやってきた。海の中にいたモンべモンが突然上陸。町はパニックになり、流氷観光船ガリンコ号が地元の海産物で誘い、海へ帰らせるというストーリーなんだとか。人形100体、ストラップ1000個作製したが、すぐに売り切れ。在庫がない状態。経費の面で追加作成は難しいので、今度は着ぐるみを作ることにしたそうだ。

紋別市がこの活動に注目。街の活性化につながってくれたらと補助をすることになったという。各地のイベントに参加してPR活動。函館の「イカール星人」との共演を夢見ている…

 少年の遠い日の夢はいつまでも…


青函圏

2014年09月04日 | 雑感

 今朝の道内ニュースでは青森から札幌を走らせる北海道新幹線のうち、2015年度に新青森駅と道南の新函館北斗駅間が開業予定ということで「青函圏」という言葉で青森と函館をつなぎ盛り上げようというさまざまが動きを紹介していた。

例えば…フルーツロールケーキには七飯町のリンゴと青森のリンゴが入っているとか、青函プリンという名づけられたプリンには青森のリンゴと函館の牛乳を使っているとか。ツアーも企画されていて、駒ケ岳の周辺を自転車に乗って回った後にはフェリーに乗って、今度は青森を回ると いうものらしい。

津軽海峡マグロ女子会なんてものもあって、青森の女性たちを引き連れて函館へ行ってみようとか。なんか楽しそうだなあ…函館では大間原発に対する訴訟があって、函館市長はじめ相当な原告団が戦っているんだけど、住民同士はそういう意識とは違った親近感が芽生えるといいねえ。


気が抜けた

2014年08月25日 | 雑感

 今日は2回目の皮膚科受診。塗り薬はまだ残っているけど、帯状疱疹の可能性があると言われただけに気になって、早めに病院へ行ってきた。最初は北斗七星!?のようだった発疹が胸のあたりから脇の方へ、だんだん広がってきた。お腹のあたりにもある。相変わらず汗をかくと痒くて仕様がない。

 そんなわけで、一番気になっている問題、後に痛みが残ったりはないんでしょうか…とお伺いを立てるとなんと…帯状疱疹ではないというではないか。帯状疱疹ではお腹のあたりにまで発疹は出てこないという診断結果。なんだあ、あせもか…と一遍に気が抜けてしまった。

  さあ、ちょっとばかり、外へ行って庭仕事をしてくるかなあ…


夏の疲れ

2014年08月20日 | 雑感

 本州はまだ残暑真っ盛りのようだけど、このあたりは朝晩ひんやりして肌寒い、雨が降ると風が冷たく感じられる。もう気温も上がらず、このまま秋になって行くのではなんていう言葉まで聞かれるこのごろ。

お盆休みも終わり、子どもがまた生活の本拠地へ帰って行った。涼しいところから、気温が高いところへ戻って行く。これからは夏の疲れが心配だ。

そういえば…あせもが出て痒いし、なかなか治らないというと、子どもが病院へ行った方がいいよ、それ、帯状疱疹ではないかと疑っている…なんてことを言っていた。それでも皮膚科に行こうとしなかったが、たしかにもう何週間も発疹が続いているし…と子供がいなくなったのを機に病院へ行ってみることにした。

診断の結果は帯状疱疹の可能性が高いというもの。右側がなんともないのに、左側ばかり発疹が出ているとか、たしかに不自然なところがあったなあと今、改めて。塗り薬を処方してもらって、朝晩ぬり、5日から1週間後くらいにまた来てくださいとのこと。発疹のところはまだ猛烈痒い。

もう他界した父はかなり高齢になってから帯状疱疹にかかり、その後には痛みが残って、ずっとその痛みに耐えていた。子どもの頃、水ぼうそうにかかって、その時は治って納まっても、その後も菌が体内に残り、体力が落ちた時にこの病気になって、表れるのだそうだ。夏の疲れにご用心…


風土

2014年08月14日 | 雑感

 お盆でもその土地土地の風習の違いというものがあるのだろうが、夕方の地方ニュースでは甘納豆入りお赤飯を供えるという風習が紹介されていた。これは道内だけに伝わってきたものらしい。たしかに、食べたことがあるよ。

子どもにとっては甘くて食べやすいお赤飯だけど、小豆を長時間うるかしてから炊くという伝統的な作り方に比べると、短時間に作れるという利点があると経験者が言っていた。ちょっとおやつ感覚のような気もするけどね。

古いしがらみがないせいか、案外、この土地では抵抗なくこういうことがあるようで、企業にとっては新しいビジネスモデルを試すということが最初にこの道内で行われているようなのだ。

新しいものを受け入れる精神風土があることと、嗜好の偏りがないことから、従来とは違う新製品を店頭に置いてみるんだって。大分前のニュースでも報道されていたなあ。1.25リットル入りペットボトルを試験的に販売してみたとかね、一つだけ思い出したよ。

もう一つはよろこばしいニュース。紋別郡雄武町の日東建設株式会社で開発したクボ・ハンマーというコンクリートテスターが今、アフリカのGDP1位の経済成長で躍進するナイジェリアで、橋梁の安全維持管理などに活用されて、新たに契約採用されているという話。

そんな会社があったの?と驚いたけど、ハンマーに内蔵されるセンサーが打撃力から内部強度などを測定出来、ハンマーと小型の本体だけで、簡単に持ち運べるというもの。現地の人たちが壁に向かってハンマーで叩いている映像が流されていた。アジアやトルコなどからも引き合いが来ているそうだ。業績が広がっていけばいいねえ。


帰省

2014年08月14日 | 雑感

  子どもが帰省してきて、おまけに室内で飼う小型犬も一緒に連れてきたので、外へ飛び出さないようにと柵を取り付けたり、バタバタとした生活。子どもは午後からは雨らしいと、早起きしては散歩に連れ出すなど、随分大事に飼われているなあという印象。ホーマックに行ってみると、大きくコーナーを取っていて、今や、ペット産業は大繁盛のようだ。

はるか昔のことだけど、実家にいた時には野良猫だったシロを飼っていた。母が言うには、なんでもお姑さんが大のネコ好きだったそうで、お嫁に来た時にはもうネコがいたという。そのおばあちゃんが亡くなって猫の世話から解放されたら、今度は子供が野良猫を拾ってきたというわけだ。

黒白の毛並だったけど、シロと言われた愛猫は声は悪いし、ご面相もお世辞にも可愛いとは言えなかったけどね。父の転勤に伴って、トラックの荷物の上に乗っかって新天地に運ばれてきたときには、手伝いに来た方たちもさぞびっくりしただろう。

その後シロはかなり高齢だったうえに、新しい土地でのネコ社会にストレスが溜まったのか、1年後くらいであの世に旅立ってしまった。母も亡くなった後で、父と二人の生活だったから、なんとも悲しくて、ずっと泣いていた記憶がある。

ただし、あのころと比べると今は、至れり尽くせり。市場で買ってきたお魚の頭をウォンウォンと言いながら食べていた、あのシロに比べると待遇は雲泥の差。まあ、それにしてもこのワンコは小さくて可愛い。黒いボタンをはめ込んだようなまあるい目がとってもキュート。先祖が猟犬ということで、足が速い、あっという間に視界から消えてしまう…

写真の薔薇はジュリア、四季咲きなので何回も楽しませてくれる。


理解されていない

2014年08月06日 | 雑感

 衝撃のニュース。5日の朝、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB,神戸市)の笹井芳樹・副センター長(52歳)が自殺した。さぞや無念の死だったのではないだろうか。疲れ切ったのか、心療内科に通い投薬を受けていたとのこと。

小保方晴子ユニットリーダーへの遺書も残されており、朝日新聞記事によれば、遺書は1枚紙で、「研究は楽しかった」「STAP細胞を必ず再現してください」という趣旨の記述があり、「あなたのせいではない」「新しい人生を一歩一歩進んでいってください」というメッセージもあったそうだ。

記事の右下に小さく、科学史家の米本昌平さんの話として、まさにこれに尽きるという素晴らしいコメントが載っていた。~野心的な挑戦 評価に値する~

 残念だ。科学者が自殺するなんて異常事態。科学は失敗を繰り返すもの。それでも野心的な挑戦があるからこそ、新たな発見が生まれる。だが、日本ではそれがまだ理解されていない。STAP細胞の論文は、不正と認識された画像の使い回しなどはルールにのっとった批判がされて当然。だが彼らのチャレンジ精神自体は評価に値するものだ。

理研の余計な演出もあり、「割烹着(かっぽうぎ)」や「リケジョ」などがマスコミと社会から過剰な注目を集め、結局、研究の独自性と意義についての議論は、社会にほとんど形成されなかった。そういう土壌の上で不手際が次々にあきらかになると、一気に批判の嵐になった。笹井さんはそんな環境の中で疲れ、追いつめられていったのではないか。(おわり)

恐らく小保方さんは無自覚なまま、さまざまな過ちをしてしまったということなのだろう。彼女自身が記者会見で言ったようにそれは「未熟」のせいであり、笹井さんが遺書の中で擁護したように「あなたのせいではない」のだ。小保方さんはこれからずっと、自責の念に苛まれるだろうけど、ここであと追い自殺なんかしては駄目だ。まるで詐欺師同然の扱いをする新聞・TV(ネットも?)の言葉の暴力に屈したことになる。彼らを喜ばすことになる。笹井さんは決してそれを望んではいないのだから…


道内では

2014年08月06日 | 雑感

 道内でも大雨の影響、被害が出ている。日本海側の地域に大雨が降るとの予報だったが、上川、留萌、空知地方に洪水の警戒警報が出たり、JRが運休になった。そばの作付面積が全国的にも大きい幌加内町ではすっかり水に使って収穫は望めないのではとか、鷹栖町では腰まで浸かって歩く人の映像が流れ、住民はここに40年住んでいてこんなことは初めてだという声。

 幌加内町にはそばを食べに何度か行ったことがある。温泉に入って、その後にそばを食べるのが定番だった。行き帰りに見たどこまでも続く白い花のそば畑。あれだけの面積を収穫できないなんて…

 原子力規制委員会は4日、5日と2日に渡って、安全審査の一環として、泊原発の現地調査を実施。問題になっているのは、原発がある積丹半島の西海岸に連なる「波食棚」と呼ばれる棚状の海岸地形。

北電側は「山状の地形が波で削られた」と主張。規制委員会側は「半島の西方沖に海底活断層がある」ため、「地震によって隆起したのでは」という専門家の意見もあり、北電側に納得する説明を求めてきたが、島崎邦彦・委員長代理は、十分な説明とは言えない、「これまでもその点について議論してきたが、今後も議論していきたい」という説明。再稼働推進の圧力に押され、最後には認めてしまうんじゃないでしょうね。

北電側は先に記者会見を行って、再再値上げの申請をしたことを報告した。家庭向けには平均17パーセント、事業向けには平均22パーセントになるそうだ。再稼働しないと値上げになるよと言う脅かしを道民に突き付けている。

泊原発は全国で一番新しい原発だから、それを使わないというのはもったいなくて仕様がないというところなんだろうけど、東電やらほかの電力会社は再稼働しなくても黒字になってるところもあり、本気で経営努力をしているんだろうか。

福島原発事故を見ても、道内全域にわたって、甚大な被害が出ることは予想されるし、住むところを追われ、仕事を失い、何年経っても家族が離散し、故郷に帰ることが出来ない人々がまだたくさんいるではないか。