FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

正義の味方ではない

2010年01月30日 | 雑感
平成22年度予算を「いのちを守る予算」と名づけた鳩山首相の施政方針演説は「いのちを守りたい」と言う言葉で始まる異例の演説。野党の野次で十分声が響き渡らなかったらしいが、大変わかりやすい胸に訴える内容だった。新聞の記事でその全文を読んでも、やはり理念を掲げた論調は色あせていない。

まずは学校を卒業しても就職が出来ない、だから結婚や子供を産むどころではないという若者の就職難を何とかしてほしい。日本の未来は彼らにかかっているというのにその意欲を活かす仕事がないのでは、どうやって生活していったらいいのか。将来に希望が持てない深刻な話だ。

「週刊金曜日」1月22日号には“メディア一撃”というページがあり、青木理(おさむ)さんによって、~「小沢VS.地検」報道 検察捜査のお先棒担ぐ“提灯記事”でいいのか~と、朝日新聞ほかの大手紙を批判する記事が載っていた。いよいよ内部から批判の記事が出てきた。

国民の意思による選挙ではなく、強大な国家権力である検察とそれに迎合している新聞、TV報道によって国の行く末が変えられてしまうようでは、何のための政権交代か。一気に特高警察があった戦前に逆戻り。検察は正義の味方なんかじゃない。密室の中で現在も冤罪を作り続けているだろうし、検察内部の裏金問題はどこかへ消えてしまった。

もしこのまま、検察の暴走が許され、小沢幹事長が政界から遠ざかるようなことになったら暗澹たるものだ。平野官房長官は民意を逆なでするようなとんでも発言をしながら、驚いたことにそれを気にしている風もない。

前原さんはさらに口が軽くなって何を言い出すかわからない、当初から北澤防衛大臣と一緒になって普天間移設は現行案しかないといい続けてきた岡田さんは、さらにアメリカの“ポチ”になってしまいそうだ。人畜無害、いい人の集団だけじゃ駄目。官僚組織に切り込み、アメリカの外圧に歯向かえるのは小沢さんしかいない。








再デビューも

2010年01月25日 | サッカー
23日から24日にかけて、スペイン、イングランドはリーグ戦だのカップ戦だのと、チームによってそれぞれ違うという変則的な開催。スペインは首位バルセロナがバジャドリード(バリャドリードともバジャドリーとも表記)に0-3で勝利。2位レアル・マドリードもマラガに2-0の勝利と上位は動かない。

先週にはバレンシアダービーなどと騒がれ、試合放送もあったというのに、ビジャレアルはメスタージャというバレンシアのホームスタジアムで1-4と惨敗。現在3位、好調バレンシアに思いっきり!沈められ、いささかがっくりしていたが、今日になって昨日の試合結果を見たら、ホームでサラゴサに4-2の勝利。

へえー、いいこともあるもんだねえと・・・。公式サイトを見たら、3分、カプデビラ、19分、ニウマール、25分ロッシ、後半87分イバガサの4点。相手のサラゴサには74分Eliseu,81分Lafitaと2点返されて、危ない展開ながらなんとか勝利。9位に戻ったとは言っても、ここが定位置なんてことでは・・・。

イングランド、アーセナルにはアンリの元チームメート、DFソル・キャンベルがアーセナルに再加入。FAカップ、アウェイのストークシティ戦で再デビューを果たした。ベンゲル監督は先発のメンバーを大幅に入れ替えて臨み、キャンベルも開始早々、やり投げの選手だったという驚異的なロングスローを見せる選手からのセットプレーを決められ、さぞ面食らったことだろう。

ストークシティはセットプレーの高さが得点源、ごつごつ身体を寄せては守備に走り回るというアーセナルとは対照的なチーム。若い選手たちはこれに戸惑っていたようだったが、42分、セスクからのパスを少し長い距離から、ダニウソンがシュート。これを綺麗に決めて前半のうちに同点にに追いついた。後半68分には、主力メンバーを一気に3人投入して攻勢をかけたが、さらに2点追加され、あえなくFAカップは4回戦で敗退。

キャンベルもかなり張り切っていたのだろうが再デビューは苦い味になった。最近ではポーツマスでプレーしていたのは知っていたが、その後どこかに移籍していた。アーセナルではバルセロナとのチャンピオンズリーグ決勝戦、GKレーマンが10分ごろ一発レッド退場した後、先制点を決めたことがもっとも印象的。

キャンベルを見ていると、アンリがいたころのチーム、それにハイバリースタジアム。次々に思い出され、懐かしさがこみ上げてきた・・・。



志なかば

2010年01月22日 | 雑感
先ほどの地方ニュースでは、民主党新春パーティーでの小沢幹事長の挨拶が映像で流れていた。長年にわたる自民党政権の後、政権交代わずか2ヶ月で予算を決め、4ヶ月経ったが、魔法の杖のように何もかも出来るわけがない。予算についてあまり報道されないが、予算が執行されたときには、ほんとうにこの国は変わったんだなあと実感されるだろう、といった内容。

今まで小沢さんに特に関心があるわけではなかったが、選挙前から書かれたさまざまな記事を読むと、官僚支配の政治をなんとか打破し、日本の政治風土に政権交代できるような議会制民主主義というものを実現しようと、執念を燃やしてきたという人物だった。

実に十数年の歳月をかけて“このとき”を待っていたと思うと、好き嫌いは別としてやはり感銘を受けずにはいられない。実際、鳩山、菅の二人とようやく3人でトロイカ体制が出来るようになったといわれていた矢先に、またこういったことになった。小沢幹事長にとって“改革”はまだ志なかば。さぞ悔しいことだろう。

はっきりとした証拠もないのにメディアを使って大量の疑惑報道をすれば、イメージが刷り込まれ、いわば国民は扇動された形になる。政権交代の立役者を狙い撃ちにしようという“勢力”がいる、しかも司法の世界ではまるで「蟹工船」の作家、小林多喜二を拷問死させた“特高”のような問答無用がまだ通じるという事実。

今日の報道では足利事件の菅家さんが元検事に謝罪を求めたが応じないということだった。失われた人生は取り戻せない。以前に日本の裁判制度など司法では欧米に100年遅れているという記事を何かで読んだことがあったが、今回の石川議員らの逮捕を見ると、まさにその通りと思わずにはいられない。

密室の取調室の中で長い時間をかけ、脅かしや暴力で持って、検察が描いた通りの調書にサインさせられるという冤罪事件は菅家さんが最後でもなんでもない。民主党大会で力強く戦う宣言をした鈴木宗男議員、ライブドアの堀江貴文さんや性犯罪の刑を受けた植草一秀さんなど、それぞれネットメディアを通じて、自分の冤罪を訴えている。

(一昔前に見たアメリカ映画「12人の怒れる男」では、陪審員たちは有罪か無罪かを決定するだけだったが、日本の裁判員制度はわずか数日で素人がその量刑まで決めなければならないという似て非なる代物になっている。)

取調べ可視化は何も政治家ばかりでなく、無名の市民にとっても、これ以上の冤罪を防ぐために必要、早く法案を通すべき。日本はいつまでも人権意識が立ち遅れた社会のままでいいのか、ということになってしまう。







過去の反省もなく

2010年01月20日 | 雑感
18日から始まった通常国会では野党となった自民党から、鳩山首相の献金問題、民主党小沢幹事長の政治資金問題が衆・参議院で代表質問され、盛んに追及されている。しかしまあ、過去の反省もしないで声高に言ったって、“あなたには言われたくない”・・・。

検察が大久保秘書、石川議員らの逮捕を権力に媚びない正義の味方のように考えているとしたら、過去の冤罪の歴史を見れば、とても納得できるものではない。今までの自民党政権時代になぜその正義が発揮されなかったのか、ということにもなる。

秘書らの電撃的逮捕は1月13日に行われた大久保秘書の第2回公判で、西松建設の岡崎元総務部長が同社OBを代表とする政治団体「新政治問題研究会」「未来産業研究会」について、「西松建設のダミーだとは思っていなかった」という、検察側からすれば“仰天”の証言が飛び出したいきさつによるものらしい。

今回一連のニュースの中で「関係者によると」という発信源があいまいなものをまるで“事実”のように報道してきたマスコミにはずっと腹が立っていた。これは政官業の癒着、まして大きな弊害となっている官僚支配の体制を刷新しようとする、鳩山政権に対する旧体制からのゆり戻しではないか。

羽毛田宮内庁長官の政治利用発言、藤崎駐米大使のクリントン長官に呼びつけられていないにもかかわらず、そう会見した自作自演、そして今回、取調べ可視化法案に反発する検察側の強制捜査、逮捕。鳩山内閣はまたメディアの大改革を考えている。

原口総務相の、新聞社による放送局への出資などメディアの「クロスオーナーシップ」、たとえば日本TV=読売新聞グループ、TV朝日=朝日新聞など、「同一資本が一色で支配することは弁論の多様性から見て問題だ。現行ルールが十分機能しているか検討したい」発言に大手新聞、TV局が反発しているという。

大勢に流されまいとジャーナリスト魂を失わない人もいる。1月18日の「スーパーモーニング」、鳥越俊太郎さんは内閣支持率が急落したという事実を受けて、そうなるだろう、これだけ連日疑惑報道が行われていればと、東京新聞論説委員の「結果として当局の情報操作に手を貸したことになる」という記事を読み上げていた。

本家本元の朝日新聞は反省どころか、率先して検察からのリーク情報をまるで事実のように報道している。朝日新聞は親の代から読んできた新聞。しかし今回の報道姿勢には大きな疑問、あまりにもひどい。投書欄紙面にも小沢幹事長批判を繰り返すものばかりしか、掲載されていない。

今回の一連の疑惑報道、それに続く強制捜査・逮捕の流れ。もしこれが国民の投票によって直接選ばれた鳩山政権が崩壊する序章となるならば、ああ、あれがターニングポイントだったねと後世からかならずメディアの責任を問われるものになるだろう。

太平洋戦争で大本営発表をそのまま垂れ流し、日本国民を戦争へと駆り立てることになったという反省はどうしたのか。





なぜこの時期に

2010年01月16日 | 雑感
昨日から民主党小沢幹事長の公設秘書や石川議員などの逮捕にTV、新聞の報道が埋め尽くされている。政治資金が記載されていないことによる手続き上のミスから始まって、連日「関係者による」という検証もしないニュース。報道に携わる人間の良心はどこへ行ったのだろうか。

政権交代が確実といわれた衆院選挙前に小沢氏は民主党代表を辞任、今度は18日からの国会が始まる直前の秘書逮捕。例え疑わしいにしても2004年当時、6年前の事件をなぜ今になって追及するのか。なぜこの時期なのか。どうみても民主党政権、鳩山内閣つぶしとしか思えない。

国民が投票して自ら選んだ政権を検察が意のままに潰せるとなったら、恐ろしいこになる。鳩山首相は・・・「すでに総選挙前から、こういう問題があるにもかかわらず、民主党を国民の多くが選んでくれた」・・・と動じてない。前原さんもわざわざ検察が喜ぶ?コメントなんか言わないほうがいい。それを狙っているんだから。

ハイチで大地震が起きて首都は壊滅し、被害者は14万人とも20万人とも言われているのにどうしてすぐに救援チームを派遣しないの?明日の生活が問題なのに、小沢さんの献金疑惑なんて、白でも黒でもグレーでもどうでもいい話ではないか。

石川議員がひどい取調べで自殺しないように、何とか手を差し伸べてほしいし、ハイチで食料も水もないという人々に庶民の税金を使ってほしい。まず困っている人々を救うという、そっちのほうがよっぽど緊急性がある話だ。





ジュリア再び

2010年01月12日 | ガーデニング
毎週録画している「素敵にガーデニングライフ」、Vol.232,人生を変えたひと株の薔薇~の再放送。世界的に寒波のニュースが続いているときに、たくさんの薔薇の映像は華やかで目にまぶしい。

昨年も放送された高野純子さんのローズガーデン。140種類の薔薇が咲き誇っているお庭は、オーガニック栽培で毎日3時間は丹精している、という絵のような素晴らしさ。それ以上に今でも印象深いのが高野さんの自立している姿だった。

画面にはご家族が一切登場しない。その代わり仕事を通じて知り合ったという女友達が登場し、一緒に薔薇のカレンダーを作っいるところが紹介されていた。一輪の薔薇、それは高野さんが以前見た映画「ジュリア」と同名の薔薇だった。

この映画の命を懸けた女の友情に感激した高野さん、落ち着いたオレンジ色の薔薇はイメージにもぴったりだったのだろう。こんな薔薇があったのかとそれ以来薔薇作りに夢中になり、いつのまにか10年目になったそうだ。

映画「ジュリア」(1977年)はジェーン・フォンダ演ずるリリアンという劇作家とヴァネッサ・レッドグレイヴ演ずる幼馴染のジュリアとの友情を描いている。ヨーロッパ中が戦争に巻き込まれようとしている時代、それに対しジュリアが身を投じた反ファシズムの戦い。ジュリアを助けようとリリアンが資金運びをするシーンは迫力のサスペンスだった。

高野さんは働きながら何かを目指していたからこの映画に感激したのだろうし、見るものはその生きる姿勢に感銘を受けたのだった。どうぞいつまでもお元気で・・・。






毎日モーツァルト「第80回」

2010年01月08日 | 音楽
モーツァルト生誕250年の記念番組「毎日モーツァルト」が、昨年から時々お休みしながら?再放送されている。2006年当時は5月ごろから見たので、今回の再放送はその前も見られるのでうれしい。

なにしろ35歳の生涯で700曲以上の作品があるそうだ。毎回、冒頭にゲストが登場しモーツァルトの魅力を語るが、音楽家以外の方たちのほうがむしろ、モーツァルトに重ねて自分の人生観を語っていて味わいがある。

その中でも脳科学者、茂木健一郎さんが語ったのは「思想家としてのモーツァルト」。もっとも胸に響く印象的な言葉だった。第80回「初演の大成功」、オペラ「後宮からの誘拐(後宮からの逃走)」K.384,第3幕。1782年モーツァルト26歳のとき。

「モーツァルトはオペラでは人種、年齢、社会的身分を越えた人間愛を一貫して描いている。当時はヨーロッパとイスラム圏の対立があり、これは現代を思い起こさせるといった時代背景。」

・・・「若いヨーロッパ人がトルコの後宮に捕まり逃走を図るが失敗してしまう。このオペラが素晴らしいのは最後に人質が解放されるというところ。テーマが極めて今日的。今でも宗教、文化の対立で争いがあるが、それを越えた人間同士の理解を描いている」・・・。

現代になっても、トルコはいまだにEU加盟を承認されてないものねえ。そういえば、ケネス・ブラナー監督の映画「魔笛」(2006年)でも、第1次世界大戦という時代設定を背景に、愛を語り、平和を願うモーツァルトとして描かれていたのでは。

あまりオペラは好きではないが、もう一度ビデオを見直してみようかという気になってきた。四奏唱「復讐ほど忌まわしいものはない」五重唱「ご恩は決して忘れません」が紹介されている。ちなみにこのオペラのヒロインの名前は愛妻と同じコンスタンツェ。

モーツァルトは当時、時代を超える斬新な音楽を切り開いてきたいわば改革派。伝統音楽として神格化されている自分を見たら、きっと噴き出してしまうかもしれない。来週からまた放送が再開されるので、今から楽しみにしている。







大雪か・・・

2010年01月07日 | サッカー
予約録画していた6日アーセナルーボルトン戦を再生してみたら、ポーツマスとの試合を放送していた。なんだろう、勘違いだったんだろうかと思ってサッカーニュースを見たら、ロンドンが大雪に見舞われたので延期になったのだそうだ。

楽しみにしていたので残念だったが、イングランド南部に大雪が降り、各地でサッカーやラグビーの試合が中止になったということらしい。イングランドも大雪が降れば試合は成り立たないんだねえ。

Jリーグの試合開催を秋から冬にかけて導入しようと目論んでいる協会側は、こういうニュースをどう見たのだろうか。アーセナルのホーム、エミレーツスタジアムのピッチはプレー出来る状態だったということだが、ファンの安全や交通機関の混乱を考えて中止に踏み切ったらしい。

まったくだ。選手は動いているからまだ正常な体温を保っていられるのかもしれないが、1月2月の厳寒期の寒さがどんなものか、雪国に行って実際に90分体感してみればいい。じっとしているスタンドの観客が凍ってしまって救急車搬送、なんてことだって考えられるよ。

毎日サッカーニュースを見るのが日課?になっているこのごろ、移籍話では元アーセナル、現セリエAのミランと同じミラノを本拠地とするインテルのMFビエラ(アンリの元チームメートでキャプテン。元フランス代表。)が出場機会を求めて再びイングランドへ行くかもしれないとあった。これにはびっくり。

ビエラの動向が気になったついでに、イタリアのニュースに目が行くとアメリカのMLSからミランへ移籍したベッカムがすぐ試合に先発し、5ー2の勝利に貢献したのだそうだ。1位インテル、勝ち点8差で2位ミラン。

ベッカムの話題より、イタリアの試合で5点も点が入ることがあるのかと、そっちのほうが驚き。そういう試合なら見に行っても面白いと思うけどね。なにしろ得点より失点のことで批判されるというカテナチオのお国柄なんだから。

もう一つ、ビエラが所属する同じインテルのキヴというDFの怪我のニュース。6日に行われたキエーヴォ戦で相手選手と衝突後、途中交代。頭頂部右にひびが入り内出血を起こしているために地元ヴェローナ(ロミオとジュリエットの物語で有名。)の病院で手術したという緊急事態なのに、代理人は「深刻なことは何もない」・・・。

何だろう、この感覚は・・・とぞぞーっとするよ。いくら高く売りたいからって、頭部は人体で一番大事なところでしょうに。足さえ無傷ならプレー出来るってもんじゃないからねえ。キヴ選手はどうぞお大事に・・・。






波乱

2010年01月05日 | サッカー
新年早々、スペインのリーグでもイングランドのカップ戦でも波乱というのか。バルセロナ6冠達成を祝福し、ホームスタジアム、カンプノウではビジャレアルの選手たちが、両脇に並んで花道を作る中を登場してきたバルセロナの選手たち。

しかし、これまでの対戦を振り返るとビジャレルはカンプノウでは引き分けなど結果を残している。このスタジアム独特の大観衆からくる圧迫感を跳ね返す戦いをしている、という解説だった。

怪我人も戻りつつあり、年末から連勝していることだし、ビジャレアルの選手たちの頭の中にはきっといいイメージが刷り込まれていたんだろうねえ。こういう自信というのは案外大きいのかもしれない。なんとなく負ける気がしない・・・とか。

試合は、前半6分にはアンリがボレーシュートを放ったがクロスバーに当たって跳ね返ったこぼれ球に反応して、このところ絶好調の若いFWペドロが先制点を奪う。1-0.

アンリも調子よさそうに動き回ってチャンスを作っていたが、追加点がないまま後半を迎えると、50分、今度はビジャレアルがカニのクロスに好調なダビド・フステルが押し込んで同点にする。1-1.

その後ビジャレアルも勢いをつけて攻守に集中力を切らせず奮闘。あわやビジャレアルの勝ち越し点かという、FWロッシのシュートをライン際でDFプジョルがクリアするなど。ビジャレアルは自信を持って自分たちの戦いを続け、試合は1-1で終了。

次の日勝ち点2差で追うレアル・マドリードが勝てば順位は逆転したが、オサスナとは0-0のスコアレスドローだったので、順位は変わらず。バルセロナは助かった。

イングランドではの国内のFAカップ(イングランドサッカー協会に登録している762チームが参加。この底辺の広さ!!日本の天皇杯はこれをお手本としている。)の試合があったが、マンチェスターユナイテッドが3部のリーズというところにあっさり負けて話題になった。

リーズというのは以前プレミアリーグにもいた名門のチーム。クラブの財政難から苦境に陥っていたが、久々に意地を見せて勝ったのだから、地元サポーターはさぞ溜飲が下がったことだろう。サッカーもマネーの話ばかりでなく、時々心温まるこうした話題があるとホッとする。

アーセナルはウェストハムに先制点を入れられ、後半もどうなるのかとハラハラしたが、ついに1-2と逆転した。昨季まで目立たなかったディアビやソング、それにラムジー、ベラといった若い選手たちがいい動きをして、チームを活性化しているように見えた。アーセナルはすぐにボルトン戦がある。TV観戦も忙しい・・・。






また静かな生活

2010年01月05日 | 雑感
年末年始にふるさとに帰省していた子供たちも次々にまた生活の場に戻っていった。お婿さんには早朝の雪かきから車庫の雪下ろしまで、随分お世話になった。感謝!!ありがとう!!

今日からそれぞれに仕事始め、親元を離れて元気にがんばってくれることには心配はつき物だが頼もしさも感じている。こんな明日が描けない時代に生き抜く大変さ。まずは健康に気をつけてというのが親の願い。

昨日はばたばたと後始末に追われ、洗濯機はフル回転。今日になってまた静かな生活に戻ってきた。そんなこんなのうちに新年から町内会の役目もあり、あちこちに電話したり連絡やらなにやら。

こういう足元の生活から新しい時代にフィットした改革が出来れば一番いいが。国とか自治体以前に、もっと身近な単位でも住民の意識を変えるというのはいかに困難か。改革はどんな場所でも難しいと痛感・・・。