FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

がんばってる

2013年10月28日 | サッカー

 27日に行われたスペインのリーガ・エスパニョーラ第10節、ビジャレアルはホームにバレンシアを迎えてバレンシアダービー。前節はビルバオにいいところなしの敗戦だったけど、なんと…4-1で勝利。見事な勝ちっぷりでびっくりしたなあ、昇格組が4位でがんばってる。目標を残留からもっと上を目指すだなんて…、まあ、どこまでやれるか…

前半、ホームの熱烈な声援を受けて、リズムに乗った速いパスワークから、17分、左サイドのドス・サントスからのクロスにウチェが頭で押し込んで先制ゴール!!さらに22分、左サイド今度はカニが長い距離を正確なクロス、そこへ後ろから飛び込んできたエルナン・ぺレスがフリーになり、角度のないところへ飛び上がるようにしてヘディングシュート。これも決まって早くも2点目。

ところがそのあとバレンシアの猛攻にズルズルと下がりすぎ、ゴール前に固まって懸命に防いでいるものの、シュートを打たれて危ない場面が続出。選手たちにもっと上がれというのか、監督が盛んに何か言っている。それでも前半を2-0で乗り切る。

後半48分、ウチェが倒されてPKとなり…キッカーを任されたドス・サントスは低い位置に蹴ってコースも読まれ相手GKにはじかれて失敗。追加点のチャンスだったのに…とがっかりしたら、CKからそのドス・サントスが決めて3点目。いやはや…ドス・サントスが失敗を取り返す追加点。

63分にはCKから1点返され、バレンシアに反撃の空気が生まれたが、84分、中盤でブルーノが前線へスルーパス、それに反応したドス・サントスがDF二人を交わし、思い切って息を呑むような弧を描くミドルシュート。

4点目で鮮やかな技を見せたドス・サントスは感極まってベンチまで走り監督に抱き着くというシーン。まるで兄弟のように若々しく見えるマルセリーノ・ガルシア・モレル監督と選手たちはいい関係!!なんだねえ。

いやあ、素晴らしい試合を見て感激したよ。ビジャレアルが勝てなくて降格したシーズンから見事に復活してうれしいなあ。新しい選手の名前も覚えないとね。


第9節

2013年10月27日 | サッカー

 26日行われたイングランドプレミアリーグ第9節、現在首位のアーセナルはアウェイでクリスタルパレスと対戦。チャンピオンズリーグ敗戦後の試合。心身の疲れも重なって前半は0-0.後半早々PKをアルテタが決めて0-1とした後、選手たちの動きが見違えるようによくなったものの、そのアルテタが一発レッド退場。65分ごろから10人で戦うことになった。

それでもGKシュチェスニーが踏ん張ったこともあり、88分、ラムジーのクロスに渾身の力を振り絞って走り込んだジルーが頭で合わせ2点目を追加。試合はこのまま0-2で終了。不利な状況にも耐えた貴重な勝利。粘り強さが出てきた!!すごい!!

懸命にカウンターを阻止しようと疲れた体にムチ打って守備に奔走する選手たちを見ると、ドルトムントの強烈カウンターのパンチが相当効いたなあという印象。

この試合では前半早々に脳震盪(のうしんとう)後の様子見期間から復帰したフラミニがまたどこか不具合になり、8分には若いグナブリーというドイツの選手と交代。

この選手が果敢にドリブルで切り裂いていったことでペナルティエリア内で相手選手に止められ、PKの判定。こう着状態の時にはドリブルで突破しようという選手がいるのは頼もしい。

フラミニの欠場がどれくらいになるのか、試合日程が立て込んでいるときに守備は大丈夫かなあと不安になるけど、この試合ではグナブリーの登場が状況を打開したんだから何が幸いするのかわからない。

69分にはグナブリーを下げてウィルシャー、72分にはMFカソルラに替えてDFモンレアルを投入。ヴェンゲル監督も守備に重きを置く、慎重な采配を見せた。チェルシーと対戦するのは国内のカップ戦か何だろうか。試合放送はないらしい。その次はリバプール戦、それにドルトムントとアウェイで試合…、いやはや、これからが大変だ。

 ジルーは試合終了後、ピッチに蹲(うずくま)り、俯(うつむ)いていたから表情はよく見えなかったけど、泣いているようにも見え…あれはなんだったんだろう。この後、チェルシーとマンチェスターシテイの上位対決の試合があるよ。ひたひたとアーセナルを追ってくるチームだからねえ。引き分けで終わってくれれば…


第3節

2013年10月25日 | サッカー

 22日に行われたチャンピオンズリーグ第3節、グループFのアーセナルはホームにドイツのドルトムントを迎えて対戦。残念ながら試合は1-2で敗れ、「死のグループ」と呼ばれるこのグループは4チームのうち、イングランドのアーセナル、ドイツのドルトムント、イタリアのナポリがいずれも2勝1敗で勝ち点6と並ぶ厳しい展開、横1戦の混戦模様になった。

昨季決勝まで進んだドルトムントは過去に対戦したドルトムントとは大きく変貌を遂げていた。圧倒的な走力とフィジカルの強さ、ボールを持っている選手に対して数人が囲い込むように奪いに来る守備の速さ、ボールを奪うと電光石火のカウンター。これを受けてなかなかパスサッカーのリズムが作れないアーセナルの選手たち。いつもはフラミニがイタリアでの戦術勉強から学んだ鋭いきゅう覚で危険を予測するが、この日は怪我で欠いたのが大きかったなあという印象。

前半16分には自陣ゴール前でラムジーが警戒心もなくボールを持ちすぎて奪われ、呆気なく先制点されるが、30分過ぎ頃からようやく相手エリアに迫る攻撃が出てくると、41分にはジルーが至近距離から押し込んで同点にする。

後半相手の堅い守備に阻まれたり、カソルラのシュートがバーに跳ね返されたりの不運もあってゴールを決めきれず。80分過ぎ、ゴールを目指して前掛かりになったアーセナルの選手たちからボールを奪うと、手数をかけないすばやいカウンターからドルトムントのエース、レヴァンドフスキーに勝ち越しゴールを決められ、その後は逃げ切って1-2のスコアは動かず、試合終了。

レヴァンドフスキーは同じポーランド代表GKシュチェスニーの飛び出す動きを予測したような落ち着いたシュートぶり。相手のくせを見抜いていたというのも、この際は大きな偶然だったという気がする。

試合後、アーセナルの公式サイトには反省の言葉が並んだ。ヴェンゲル監督はこのところチームが好調なだけに勝ちに行ってしまったと「ゲームに勝つことが出来ないなら負けてはならない。」と苦い敗戦の弁。さらにゴール前で不用意なプレーから先制ゴールを許したラムジーは”大反省”。

「自分たちが試合をコントロールしていたよ。でも30秒間だけスイッチをオフにしてしまったんだ。僕たちは相手陣内でプレーしていたのに30秒後はこっちのゴールネットをボールが揺らしていた」と呆然。

ジルー「後半はドルトムントの動きが悪くなった。たぶん疲れが出たんだと思う。アーセナルは2点目まであと少しというところまで近づいていたけど、彼らは耐え凌いで、カウンターから勝ち越しゴールを決めた。もっとうまく出来たはずだけに残念だよ」とこの試合でもゴールを決めているだけに悔しさ一杯。

 ドルトムントは監督がペナルティを受け、スタンドにいて不在だったにもかかわらず、選手たちがしっかり昨季の経験を活かし、勝利を勝ち取っている。監督がどうのというより、いざとなれば選手たちの瞬時の判断が勝敗を分けるのだろう。

まあ、アーセナルも今度はドルトムントのホームで試合、大きなスタジアムの大観衆に惑わされず、同じ失敗を繰り返さないようにすればいいんじゃない。次はフラミニも帰ってくるだろうし。そうそう、明日にはもうリーグ戦がある。この敗戦を糧とするためにもここは必勝で踏ん張らないとね。


一雨ごとに

2013年10月25日 | ガーデニング

 今日は朝から雨、庭の花も残り少なくなった。一雨ごとに街の景色も枯葉色。なんだか寂しさが漂う。今年は台風の影響らしく、早い初雪があったがすぐに溶けてしまった。自動車修理工場には車が次々とやってきて、スタッドレスタイヤの交換で賑わっている。それが終わるといよいよ本格的な冬…

 庭の薔薇はというと、後段のつる薔薇は倒してロープでぐるぐる巻きにし、前段の木薔薇は花をつけているのでまだそのまま。つる薔薇で取り囲んでいる裏庭は、左右にからみあう枝をそれぞれ離して低い位置に縛るんだけど、とげに引っかかれるし、血が出て痛いし、いやはや。

 いつもなら、この上に防寒ネットを巻いて、さらにロープで縛るんだけど、今年はなんだかやる気が出ない。花友達が薔薇は倒すだけで何もしないよという言葉が効いて!?、葉っぱも取らないし、省エネ作戦でいいか…なんてね。

 来年の春のためにスーパーの園芸コーナーでどっさり球根を買い込んできた。水仙は後段の薔薇の株下に、チューリップはピンクに色を統一し、木薔薇の前に。春にはそれがどんな風に咲くのか、これが冬を乗り越えるささやかな夢…


欧州予選

2013年10月18日 | サッカー

 ヨーロッパのW杯予選は一つ一つのプレーに感嘆しながら見ているうちに試合が終わる。15日に開催された予選のうち、新たに4チームが出場を決めた。そのうち、イングランドーポーランド戦、スウェーデンードイツ戦はTV放送され、特にアーセナルの選手たちが登場するとつい!そっちを応援してしまう。

イングランドは代表戦が行われるウェンブリースタジアムでポーランドを迎えて対戦。ポーランドにはアーセナルのGKシュチェスニーが正GKとして先発、2位ウクライナが途中経過から勝っていることがわかり、勝利を焦るイングランドの波状攻撃からよく守っていたが、なんと!ルーニーに先制ゴールを許してしまう。

ポーランドにはドイツのドルトムントのエース、レバンドフスキーがいて前線でがんばってはいるものの孤立気味、全体に相手へのプレッシャーが緩い印象。ドルトムントとは違う代表戦の戦い方でレバンドフスキーもゴールを決めきれず、結局、後半ジェラードに2点目を決められ、ポーランドは敗戦。イングランドの一位が確定、自動通過が決まった。

マンチェスターユナイテッドのルーニーやリバプールのジェラードにゴールを決められたのはいやだねえ。これからリーグで対戦するんだから、困ったもんだけど、まあー、仕様がないか。

ドイツはアウェイでスウェーデンと対戦。スウェーデンはエースのズラタン・イブラヒモビッチが出場停止なのかスタンド観戦。アーセナルにはドイツ代表として新加入のエジルにポドルスキー、DFのメルテザッカーがいる。

ポドルスキーは怪我で呼ばれてないし、メルテザッカーも体調が良くないらしくベンチに座っている。メルテザッカーが出ていなかったせいか、この日はバックラインの連携が悪く、前半のうちにロングボールのカウンターからあっさり2点を先制される。

それを見ているドイツの代表監督がベンチで怒る怒る!!そりゃそうでしょ、優勝を狙うにはお粗末すぎる失点だもの。…すると…前半終了間際、アーセナルのエジルが意地を見せるようにゴールを奪い、1点を返し、2-1で折り返す。

後半はミュラーに代わって投入された53分ゲッツェが早い段階で同点ゴールを決めると57分、66分チェルシーの若手シュールレが次々得点。スウェーデンも69分、3点目を決め、あきらめないところを見せたが、76分シュールレがこの日のハットトリックとなる3点目を駄目押し。ドイツは3-5で勝利。後半は目が覚めるようなゴールシーンの連続だった。

エジルが後半終了間際、膝を打ったのか、交代でピッチを退いたのが気になったけど、どうやら大した怪我でなかったらしい。よかった!!各国とも世代交代には苦労するけど、エジルは24歳、その下の20歳くらいの選手もこうやって活躍しているドイツ代表の未来は明るい。

イングランドのほかにはスペインとロシアとボスニア・ヘルツェゴビナ。ロシア代表監督にはイタリア人のカペッロさんが就任していた。映像を見たら随分年を取ったなあという印象。サラエボ出身のオシム監督はきっとボスニア・ヘルツェゴビナの出場を喜んでいることだろう。

オシム監督は最後の旧ユーゴ代表監督。一つの国の中にさまざまな民族が住んでいたユーゴは内戦から、独立の道を辿った。オシム監督も離れていた家族の身を案じ、代表監督辞任会見をする。あのときの涙、「引き裂かれたイレブン」というドキュメンタリーは今でも心に残っているよ。これは遠いお話でなく、アジアにも南北に引き裂かれた国がある。そう自覚すれば、民族の悲劇を背負う彼らに憎しみではなく、思いやりの気持ちを持てるはず…

 


雪が降った

2013年10月16日 | ガーデニング

 台風被害やら東京が悪天候というニュースに気を取られていたら…まだ11月にもならないのに、もう雪が降った。午前中の雨が午後から雪に変わったようで、カーテン越しに雪が見えたのにはびっくり。へえー、雪だ…。

やれやれ、庭の冬支度も急がなきゃ…、咲いていた薔薇の花に湿気を含んだ重い雪が乗って、すっかりうつむいている。天気予報によれば、北海道上空には11月中旬並みの寒気が流れ込み、日中も気温が上がらず、冷え込みがあるということだ。

明日は出かけなきゃいけないのにタイヤはどうしよう…とあわてて、近くの自動車修理工場に駆け込む。丁度冬タイヤに換えている車があったけど、それが終わったらスタッドレスタイヤに交換してくれるとのこと。

よかったあ…、スリップ事故は怖いからね。夜間にはブラックアイスバーンになってしまうかもしれないよ。

 


この道は

2013年10月14日 | 雑感

 連休前にはJR北海道のトラブルが毎日のように報道され、とうとう特別保安監査が入る始末。それにしても太田国交相に対して高橋はるみ知事が指導をしていただきたいなんて言ってるんだから、情けないったらありゃしない。過疎地を切捨てて来た国側に対して何を言ってるんだか。旧国鉄の分割民営化により、赤字路線をいっぱい抱え、保安部隊を半分に削ったことが発端じゃないの?

13日には札幌で「”秘密保護法”阻止10・13札幌集会 この道は、戦争への道!」と訴え、安倍政権が臨時国会に提出する特定秘密保護法案に反対する集会があったそうだ。「北大生・宮沢弘幸『スパイ冤罪事件』の真相を広める会」の主催。

道内版によれば…集会では、戦時中、軍事機密を米国人教師に漏らしたとして北大生の故・宮沢弘幸さんが軍機保護法違反に問われ、投獄された「レーン・宮沢事件」をテーマにしたドキュメンタリービデオが上映された。日本キリスト教団牧師の岸本和世さんや、札幌弁護士会所属の弁護士・今橋直さんが基調報告を行った。

今橋弁護士は「秘密保護法案の背景には、米軍との防衛協力がある。米国から要求されて作ろうとする法律だ。国防軍や集団的自衛権の動きとつながっている」と指摘したうえで、法案の内容を説明。「政府にとって都合の悪い情報が秘密にされ、報道機関の取材活動の委縮が起きる」と語り、「この法律を成立させないためには、『こんな法律は駄目だ』という声を高くしていくしかない」と訴えた。

集会の最後で、「再び、国民を不信と憎悪におとしめ、『宮沢・レーン事件』の悲劇をもたらす『特定秘密保護法案』に絶対反対する」との決議が採択された。(おわり)

「宮沢・レーン事件」という耳慣れない冤罪事件を検索してみたら…当時の北海道帝国大学工学部2年の宮沢弘幸さんが旅先で見た根室の飛行場を北大の英語講師だったレーン夫妻に語ったことがスパイ活動とされ、太平洋戦争開戦日の1941年12月8日、軍機保護法違反で逮捕された。

宮沢さんは懲役15年の刑で網走刑務所へ。レーン夫妻も夫のハロルドさんは15年、妻のポーリンさんは12年の刑だったが、夫妻は1943年、最後の交換船でアメリカへ帰国。宮沢さんは戦後釈放されたが、服役中に発病した結核がもとで、1947年、27歳で亡くなったそうだ。

当時と違って今は自由に思えるけど、新聞もTV報道もどうでもいい記事をトップに持ってきて、安倍政権批判から国民の目を逸らそうとしているように見える。怯まずに連日批判報道を書いているのは”日刊ゲンダイ”くらいしか知らない。こんな危機的状況なのに野党がまるで無力というのだから…


枕干し

2013年10月14日 | ガーデニング

 今日は朝から快晴、まず雨は降りそうもない。それじゃあ、物干し竿を仕舞う前に一仕事…と低反発枕を洗濯機で洗って、何回かに分けて脱水。それを枕干し用ネット袋に釣るして、いざ天日干し。素材がなんというのか、マットレスにつかうようなものだから、時間が経ってもなかなか乾かない。

張り切って干したけど…。その水分のせいなのか、何匹か小さな虫が取りついている。どうやら雪虫のようなのだ。そういえば玄関前の目の高さに空中を漂っているのが見えた。もうそういう季節なんだ…

エアコンには落雪用の重い木のカバーをカートで運んではかぶせ、昨日購入したお買い得10球入り、水仙ラッパ咲き混合はというと、白いエキナセアを移して、新しい土を入れ、目印に緑の細い棒を囲うように立てた。何かで読んだけど、たしか薔薇の足元に水仙を植えると虫が付かないそうだ。ほんとに!?効果があるだろうか。

それに…水瓶用に使っている大きなポリのゴミ箱二つ、バケツ、ダリアを植えてある植木鉢、挿し芽や挿し木に使っているプランター、それに水を遠くまで運ぶ長いゴムホースなど。たわしでゴシゴシ水洗い、逆さにして伏せ、午後になってから物置へ。ガーデニングには欠かせない道具たち、来年も活躍してね。


案の定

2013年10月13日 | ガーデニング

 小雨がぱらつく中、明日はゆっくりしたいと今日は5件も店を回って、全部買い物を済ませてきた。食料も揃えたし、後は”巣篭り”が出来るというものだ。夏の間中、違和感がなかった膝がここへ来て、少し痛み出したというのもある。寒さが影響しているのだろう。

それでも、ついついスーパーで園芸コーナーをふらつき、案の定!?水仙の球根を買い込んでしまったので、明日はやっぱり庭に出て、せっせと土を掘っているかも…。お買い得10球入り、ラッパ咲き混合…が待っているものねえ。

 写真の花は、フィソステギア・バージニアーナ・バリエガータという舌をかみそうな名前。


3回戦

2013年10月13日 | サッカー

 天皇杯の3回戦、コンサドーレ札幌は今日、J1ジュビロ磐田とヤマハスタジアムで対戦。首都圏のサポーターも静岡まで駆けつけ、アウェイスタンドは赤黒に染まり、懸命に応援歌を歌う。いくつも翻る赤黒の旗が頼もしい。

この熱い応援を背に後半22分、若い神田夢実選手が貴重な先制点を奪い、その後は磐田の猛攻をしのいで0-1で勝利。06年以来、実に7年ぶりの4回戦進出となった。やった!!先制ゴールの後はハラハラしたよ!!

前半は30分くらいまで磐田のペースで、印象に残ったのはボランチの宮澤選手の縦パスから荒野選手が抜け出してシュートというシーンくらいかなあ、これは惜しくも枠内に飛ばせなかった。その後は相手エリアの近くまで上がって攻撃のシーンが増えたが試合は0-0で折り返す。

後半67分、磐田の守備に阻まれていた攻撃がようやく実った瞬間、FW前田俊介選手の縦パスを受けた神田選手が、ドリブルから思い切りよく飛び上がるように浮かしたシュート。これが高い位置に決まって待望の先制ゴール!!アシストした前田選手は持ち前のキープ力を生かし、前線からの守備にもよく頑張って、この日の勝利に貢献していたよ。

監督はすぐに手を打ち、神田選手に代わり、危険予測のできるベテラン砂川選手を投入。87分には三上選手に代わって197センチと長身のFWフェホ、90分過ぎにはこの日19歳の若さながら自分から志願してキャプテンになったというボランチの堀米選手に代わりベテランDF日高選手をピッチに送り出す。

20歳前後のユース出身選手たちにチャンスを与えながら、最後はベテランに勝利を託した交代策が功を奏し、1点を守りきった。磐田は今までにわずか1勝しかしていない苦手チームだったが、現在リーグ17位と不調だったようだ。

次節は20日にホームでモンテディオ山形を迎えて対戦する。リーグは終盤に来て2連敗と足踏み。この粘りを忘れずにがんばれ!!