FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

第17節

2013年12月25日 | サッカー

 月曜日に開催されたイングランドのプレミアリーグ第17節、アーセナルはホームにチェルシーを迎えて対戦。これもビッグクラブ同士の上位対決。ヴェンゲル監督率いるチームはモウリーニョ監督のチームに勝ったことがないなんていう、忌わしい!?対戦成績があるらしいけど…果たして…

なんせ前の試合が6-3という大量失点を喫したマンチェスターシティ戦。ここで負けたら首位陥落、3連敗…といいとこなしの結果になりチームのダメージも大きい。そのせいか守りを優先させているようなアーセナルにはなかなかチャンスも来ない。

ボールを奪ってからの速いカウンター攻撃でチェルシーのほうに決定機。それでもウォルコットがエリアの中で倒されるシーンがあったけど、これはPKならず。なんでもこの試合の主審が笛を吹いた時にはアーセナルが勝利した確率が低いんだとか。なんだかいやな予感。アーセナルも必死の守備、0-0で折り返す。

後半の時間が経ってもヴェンゲル監督は一向に選手交代の気配なく、80分ごろ、ジルーが抜け出して、これを決めたらという決定的チャンス。それが決められない。その後にもう一度、ジルーが至近距離から押し込むチャンス…、これも外してしまった…このごろどうもお疲れでジルーにゴールがない。

勝てないのなら引き分けに持ち込むかという感じで、とうとうヴェンゲル監督は一人も選手を交代させなかった。ホームのサポーターにしてみれば、ゴールもなくてふがいない戦いだろうけど、勝ち点1で首位ではないがリバプールと同点2位という結果。

1位リバプールと2位アーセナルが勝ち点36,3位シテイが35,4位チェルシーと5位エバートンが同点で34…と勝ち点2差の中でかつてないほど上位は混戦模様。今シーズンにはどのチームにも優勝の可能性がある。

1位を守ることは出来なかったけど、別に悪くはない位置だよ。今まで決めていたラムジーも目立たなかったし、チームとしてもゴールがないのがちょっと不安。カウンターになってからの攻撃にスピードがないし、お疲れのせいかなあ。

この間、アンリがいたころのトッテナム戦が放送されていた。パスを回すだけでなく、アンリが最後にゴールを決めていたというのが大きいねえ。やることが何かと目立って、いかにもスターだけどね。ピレスもユングべりもゴールを決めていたしねえ。怒涛の攻撃で5ゴールだよ。双方で9得点だったか、すさまじい点の取り合いで記憶に残る試合だった。アンリが元気いっぱいのころ、なつかしいなあ。

この試合の主審のベネットさんはミャンマーだったか、チベットだったか、そんな山奥の試合に審判として登場し、笛を吹いていた映画が印象的。あれはFIFAの公式試合だったんだろうか。アジアの片隅でこんなにワクワク楽しいものだと、サッカーの原点が表現されている素晴らしい映画だった。イングランドからアジアの片隅へ気軽に出かけて行ったベネットさんもえらかったよ。

アーセナルの次の試合は26日、ウェストハム戦だったか。クリスマスも年末も休暇なしのプレミアリーグ、伝統とはいうものの、選手たちに過労と強いて、あんまり合理的じゃないけどね。次はなんとか勝ってほしいなあ。ジルーが駄目ならウォルコットでもポドルスキーでもゴールを決めてよ。


帰ってくる

2013年12月25日 | 雑感

 明日子どもが一人帰ってくる。土曜日にももう一人。天気予報が気になって仕様がない。飛行機が羽田からは離陸しても、果たしてこちらへはちゃんと着陸できるかどうか。

明日の朝は何とか大丈夫らしいが、夜から大荒れというから、やきもきしている。飛行場の上をグルグル旋回した挙句、引き返してしまうなんてことにならないかと…なんだか心配…

新幹線延線が札幌までに伴う地元負担を道と札幌市が半分っこになった、札幌が5割負担に同意したなんていうニュースが流れていたけど、これだって完成は相当先の話らしい。なんだか悠長な話だよ。運賃だって高いんだろうし。格安航空参入の時代にねえ。

明日の朝、早い便だから、それに間に合うように迎えに行かなくちゃ


シャーロック・ホームズの冒険

2013年12月23日 | ドラマ

 毎週土曜日NHKBS深夜の「シャーロック・ホームズの冒険」…これが今のハイビジョン映像に生まれ変わって再放送されている。このホームズシリーズは随分前に見たことがあって記憶にはあるけど、詳しくは覚えていない。録画する番組を探しているうちにこの番組を発見。偶然見つけた掘り出し物!!

今までいろんな役者が演じてきたホームズの中でもこのジェレミー・ブレットさん演ずるホームズが一番イメージに近い。このシリーズはそうしたファンの声が大きいようだ。ドラマの背景、当時のイギリスの人々や街の様子もよく伝わってくる。

先週の「赤髪同盟」では地下に穴を掘って銀行強盗というストーリーだったが、最後には悪の元締め、宿敵モリアーティ教授が登場。これも実にいい!!これ以上のモリアーティは見たことがないというぐらいの存在感。

シャーロック・ホームズとの出会いは小学校の頃。クラスの友達の間で回し読みをするのが流行し、子供向けのシリーズものを何冊も読んだ。あれから何十年経ったろうか。今となっては本の装丁もどこから出版されていたかもあやふやだけど。

ジェレミー・ブレットさん演ずるホームズは、異様な輝きを放つどこか冷たい瞳にエキセントリックなキャラクターがよく表れている。科学捜査の草分けとなるホームズ探偵は、頭はいいけど善良な市民とは別次元の雰囲気。あのギラギラした大きな眼がそういう背景を物語っているように見えるのだ。

このシリーズは1984年~94年にかけて作られたイギリスのグラナダTV版で、第6シリーズまで製作されたがジェレミー・ブレットさんの病死によって終了となったそうだ。この役者さんは実生活でも持病があって、それと戦いながらの壮絶な役者人生だったらしい。

紹介されたものを読むと舞台俳優出身ということだが、オードリー・ヘプバーンがロストフ伯爵の娘、ナターシャを演じたトルストイ原作の映画「戦争と平和」では、ナターシャの弟だったか、兄だったか、演じていたような気がするよ。記憶違いでなければね。

1957年ごろの映画だから、随分前に作られたハリウッド映画。作者の分身とも言われる平和主義者ピエールのヘンリー・フォンダやオードリーの夫、アンドレイ・ボルコンスキー公爵のメル・ファーラーも共演したオールスターキャスト。上映時間も長かったし、今のハリウッド映画に比べるとまじめな文芸作品。スターリン死後に訪れた東西が雪解けになった時代だったのかもしれない。

次回は29日午前0時40分~午前1時35分、モリアーティ教授と直接対決する「最後の事件」。土日は海外サッカーの試合に追われるけど、これも楽しみ…


腹立たしい

2013年12月19日 | 雑感

 このところ連日都議会で追及されているニュース映像が流れていたが、とうとう猪瀬都知事の辞任会見があった。地方の人間にとってはどうでもいいような話題が派手に報道される陰で、自民党はエネルギー基本計画見直しとやら、再び原子力エネルギーを軸に据えた政策に転換させることを示そうとしている。まったく腹立たしい。

 今週の世界のドキュメンタリーでは「シリーズ原子力発電は今」を放送している。スリーマイル島、チェルノブイリ、福島…という大惨事の事故の後も原子力推進政策の見直しがないフランスやら、アメリカではどうなっているかという内容で、特にフランスは日本と驚くほどよく状況が似ている。

 ~フランス原子力政策の軌跡~(2013年フランス)

フランスはドゴール以来の歴代大統領が原子力エネルギーを国策とし、外交でも指導的立場を維持しようと、アルジェリアとポリネシアで核実験も強行。かつての社会党ミッテラン政権、今再び社会党オランド大統領になっても原発推進政策は揺るぎないようだ。

エネルギー源の自立を掲げて始まった原発推進を支えているのが技術官僚たち。政権のいたるところに支持派が配置され、原子力ロビーがいて、政策は一握りの集団が決定。不透明さと秘密主義が貫かれている。コール・デ・ミーヌというエリート官僚が原子力開発を掌握し、これはアレバ社の経営側、内閣も同じ。こうやって推進体制ががっちり固まっているというのだ。

これを見るとまるで日本でいう「原子力村」そのもの。”一握りの集団”はさしづめ東大卒の霞ヶ関官僚というところだろうか。不透明さと秘密主義もそっくり。日本でも優秀なエリートたちがこぞってその住民となっていまだに村を守ろうとしている。

チェルノブイリ事故後、ドイツでは公園が封鎖され、屋外活動も減らし、野菜、果物、牛乳の摂取禁止となったが、フランスではピコキュリーなんていう聞きなれない学術用語で国民を煙に巻くといった具合。TVでも問題ないという説明が繰り返されるばかりだった。

1999年12月27日、大嵐がフランス南西部を襲い、ジロンド川の河口に高潮が押し寄せ、増水した水が原発の防水堤を越え、建屋内に侵入、ボルドー市からわずか40キロ圏内にある原発が数時間にわたって電源喪失、大事故の瀬戸際にあったがこの事実は隠され、およそ10年後に福島原発事故が起きた。

もっとも福島では海水が押し寄せる前に、すでに地震によって電源喪失の事態になっていたのではないかと言われているが…。フランスではスリーマイルはヒューマンエラー、チェルノブイリはソ連特有の事故、福島は自然災害と説明されているそうだ。今は大型で出力の大きい第3世代の原子炉EPRが建設され、内部で何が起こっても外部には影響を与えないなどという説明に終始。

日本でも再稼働推進派が事故では直接の死者はいないとかいうへ理屈を持ち出すのと同じ。彼らは一番の問題、核のゴミ、プルトニウム、ストロンチウム、セシウムなどの高レベル放射性廃棄物を処理する妙案があるのだろうか。そんなもの自分たちには関係ない、持参金付けて田舎に押し付けりゃあいいとでも…

元環境相「…原子力の安い価格はいつわりの価格。廃炉作業にかかる費用は含まれているか?原発はサイクルのすべてにコストがかかる。放射性廃棄物の処理費用については議論が続いている。」

「…操業開始から40年、第1世代の原子炉を解体しなければならない。」「廃炉費用は当初約28億円といわれたが、約630億円を超えた…」日本の場合はたしか60年に延長出来るんじゃなかったかなあ。

番組では作家・上院議員も登場「原子力に携わってきた優秀な人たち、彼らには新たな挑戦となる再生可能エネルギーの分野で仕事をしてもらうべき。新しい課題に挑むことが喫緊の課題なのだ」

ホントに…日本でも優秀な頭脳の持ち主たちには再生可能エネルギーの分野で活躍してもらいたいものだとつくづく。いつまでも切り替えが出来ず、核燃料サイクルという無駄なことにお金を使っている。

いち早く、放射性物質に拠る危険性に真摯に向き合い、体制の転換を成し遂げつつあるドイツはエライ!!メルケルさんもドイツ国民も!!これからどうやって原発から手を引くか、廃炉作業をしていくか、廃棄物処理をしていくか…、フランスは勿論、ずるずる先延ばしにしている日本もその問題に直面する時期が必ずやってくるのだ。

 安倍首相は原発輸出に力を入れる一方で中国首脳との外交が途絶えたまま、自衛隊は離党奪還の演習を行うなどまるで戦争前夜のような体制、かつて侵略したアジアの国々に援助金付きで中国包囲網の協力を求めるとは…、国防費が膨れ上がり、自衛隊はどんどん増強…来年4月には消費税増税、余裕がない国民からも搾り取ったお金は大企業の法人税減税へ回され、社会保障の充実どころか、年金は削られるし、医療費は割増、この先ろくなことがない。


帰国

2013年12月19日 | 雑感

 ドイツで行われていた五輪最終予選で最後の1枠の出場を決めて帰国したカーリングカップ北海道銀行女子チームは地元に戻ってもまた記者会見。その模様が地方ニュースに流れていた。小笠原選手、船山選手、苫米地選手、控えの吉田選手。小野寺選手は中京大学在学中の学生さんということでそちらの大学へ。小笠原さんは帰ったらまずお掃除をしなければ…などとインタビューにも主婦の顔。

二度目の中国戦ではこれで決めたいと意気込んで善戦したが6-7で敗戦。残りの1試合ノルウェー戦は第8エンドで一気に6得点し、さらに1点加点、10-4のスコアになった第9エンド終了後、ノルウェーチームはギブアップ。これでグループ1位中国に続き、2位になり、最後の1枠を獲得し、5大会連続五輪出場を決めた。

各チームから選抜して代表チームを作るというのではなく、サッカーなどを見慣れた目にはこういう形のオリンピック代表もあるんだなあと。なんとか勝ってほしいと毎晩観戦していたので、なにはともあれよかったよかった!!

氷の上のどういうところに漬物石!?のような平べったい石を置いていくかというのはなかなか頭脳合戦のようでもあり、走ったりとか、タイムを競うとか、そういう種類の試合ではないので、ドイツチームには48歳の大ベテラン選手もいたし、長く競技を続けられそうだ。

小笠原さんと船山さんには共にお子さんがおられ、100パーセント近い確率でショットを決めていた苫米地さんは大変な努力家と評され、唯一道外の岩手県出身、サブメンバーの吉田選手は若い22歳、いつも明るく4人を支えていたのが印象的。

1月にはスイスなどに欧州遠征を行い、強化した後、ソチオリンピックに臨むそうだ。強豪ぞろいのなかでどこまでやれるか、精一杯がんばって!!


積雪

2013年12月15日 | 雑感

 昨日の朝は随分積雪があって、あちこちの家の前には忙しく雪かきをする人々の姿があった。普段使わない筋肉を使ったりするから、腕のあたりが重い。この冬は根雪が遅いのかなあと思っていたら、とうとうあたり一面銀世界。いよいよ本格的な冬道運転で緊張する。なんせつるつるだから、夏場より車間距離を取り、スピードを出さないのが一番かな。

 昨夜からイングランドのプレミアリーグでアーセナルとマンチェスターシティを見て、今朝は録画したビジャレアルとバルセロナ戦を見て…と、どっちも負け試合だから…疲れたあ…。アーセナルはシティに6失点も…およよ…なんてことだよ。昨季の悪いアーセナルに戻ってしまったような…

まあ、疲れていたからね、コンディションが良くないわ。素人目にもわかるミスが多くてはどうしようもない。少し頭を冷やさないと書くのはちょっと無理。ビジャレアルのほうは負けたけど、よく戦っていたという印象。

カニやブルーノという中心選手を欠いた中でもね。ビジャレアルの会長さんも出てきて、日本のJリーグにも参考になるような話。1-1になった時はこのまま行ってくれればと思ったけど…

これから、ソチオリンピック、カーリングカップ予選の試合を見る予定。北海道銀行の女子チームが大健闘してがんばっている。小笠原選手を中心に地元選手たちが連日、それも3時間近い試合を2試合続けて戦うなど、厳しい試合日程でヨーロッパの選手たちと戦い、勝ち抜いてきた。最後の中国戦には力の差があって、惨敗してしまったが、試合後は中国の選手に笑顔で終了。いい雰囲気だった。これから残り中国戦ともう一試合ある。連日放送されているので、応援にも力が入る。がんばれ!!


抵抗

2013年12月08日 | 雑感

 全国規模で反対のデモや集会が相次いだ「特定秘密保護法案」が過半数を制する自民党・公明党の賛成によって、衆議院に次いで参議院本会議で6日夜11時過ぎ、とうとう強行採決の末、可決・成立した。

今回のデモの特徴は若者たちの参加が多いこと。戦前の報道規制から戦争への道を辿った歴史を知る高齢者だけではなく、高校生や大学生、勤め帰りの会社員男女など、若い世代も危機感を抱き、「強行採決絶対反対」「国民の知る権利を守れ」「戦争は秘密から始まる」「ファシズムを許すな」と、反対の声がかなり広範囲に広がっている様子が伝わってきた。

ネットフリー記者「田中龍作ジャーナル」では連日この問題に関する臨場感伝わる記事が掲載されているが、7日にも渋谷で反対のデモがあり「3年後には政治をひっくり返すぞ」という見出し、成立後もあきらめない国民のパワーが伝わって来た。

この前のTV朝日「モーニングバード」木曜日のコーナー「そもそも総研」では、玉川さんが最後に感動するほどいいことを言った。この法律が仮に成立したからといって、これでもう終わりではない。私達は(敗戦後)民主主義も人権も与えられたもの。自分たちでかちとったものではない。ここからがスタート…と

”与えられた民主主義、人権”故にその重さに気付かず、参院選では争点にもなっていなかった法案が臨時国会であっという間に通過成立してしまった。大新聞が煽ったねじれ解消・決められる政治の帰結がこんなことになるとは…。

それに比べると抵抗の重みを知るとはこのことかと思わせるイギリス、ガーディアン紙。懸命に戦っている記者たちの存在には胸を打たれる。5日の記事…ガーディアン「喚問」訴追示唆…

米英情報機関による極秘情報収集をスクープし続ける英紙ガーディアン紙の編集長が3日、英議会に呼び出され証言した。関係者の訴追をにおわせる圧力をかける英当局。他メディアも批判に加勢する。「報道の自由」を脅かしかねない事態に、海外で懸念が広がる。

3日の英議会・内務特別委員会。報道が「国の安全を損なった」という英政府の批判に対し、アラン・ラスブリッジャー編集長(54)は、落ち着いた口調で反論した。「(政府の批判は)極めてあいまいだ。具体的な話に基づいていない」

ガーディアン紙は6月以降、米国家安全保障局(NSA)と英政府通信本部(GCHQ)による各国要人や市民への通信傍受を次々と特報してきた。主な情報源は、米中央情報局(CIA)のスノーデン元職員側から提供をうけた約5万8千件の内部文書だ。

編集長は証言の中で「(内部文書のうち)これまで公表したのは26件。報道内容は厳選している」と指摘。「首相官邸、米政府などの100回以上(事前)連絡して報じてきた。脅かしには屈しない」と述べ、今後も慎重な取材・報道を続けると強調した。

…略…攻防は今夏にさかのぼる。英政府は報道差し止めをちらつかせ、ガーディアンに文書データの破棄を強要。ロンドン警視庁は8月、スノーデン元職員から文書を入手した同紙コラムニスト(当時)の同居男性をロンドンの空港で拘束し、データを押収した。

だが、ガーディアンも負けていない。米国に移したデータを米紙ニューヨークタイムズと共有し、その後もスクープを連発。いら立つキャメロン英首相は10月、報道差し止めも辞さない方針を表明。

11月には、GCHQなど3つの英情報機関の長官も「(国際テロ組織)アルカイダが喜んでいる」などと議会委で証言し圧力をかけた。異例の編集長喚問もその延長線上にある。…略…

…「この国で起きたことは、欧州や米国では想像できない」。証言台でこう訴えたラスブリッジャー氏の背中を押すのは海外メディアだ。ニューヨークタイムズ紙は11月の社説で、米国と違って「言論の自由」を保証した憲法がない英法体系の不備を挙げ、「英議会案と警察は(成文憲法による)保護がないことを利用し、ガーディアンを脅かしている」と指摘。

仏紙ルモンドのカウフマン編集長はガーディアンのサイトで「テロ対策と市民の自由のバランスについて問題提起した報道は公益にかなう」と同紙をたたえた。英政府に対する国際的な批判も高まっている。…略…

…120か国の報道機関などで作る世界新聞・ニュース発行者協会(本部パリ)は、ガーディアンへの圧力が「報道の自由の擁護者としての英国の評判を深く傷つけ、非民主的な国家が抑圧的な行動を正当化することを促す」と警告。改善を求めるため、英国に代表団を派遣する(おわり)

民主党のリベラルな大統領といったって、オバマのやることはアメリカ国民の人権どころか世界中の人々を監視するとんでもない次元へ飛んで行った。ガーディアンの記者たちは国内では四面楚歌、なんとかがんばってほしいものだ。


試合試合

2013年12月06日 | サッカー

 イングランドのプレミアリーグはヨーロッパのほかの国が冬休みを取る中で、どういうわけか!クリスマス休暇も関係なく続行。年末年始、試合数が立て込んでくると選手の疲労が心配。今でもリーグ戦のほかにチャンピオンズリーグの試合も入ってくるし、試合数を消化するためにリーグ戦まで水曜日にやったり、見るほうも試合試合…

 今季首位を走っているアーセナルは先週末にカーディフに3-0とアウェイで勝利した後に、水曜日にはホームでハルシティに2-0の勝利。なんせ例年なら!?序盤は下位を低迷しつつ、リーグ終盤にぐっと順位を上げて行くというパターンだから、こんなに連勝するなんてすごい!と予想を超える安定ぶり。

おまけに無失点で4連勝中というのだから、もっとすごい!!14試合で10失点、リーグ最少失点とはねえ。今までは得点しても失点に引っ張られて引き分けとか、アウェイで格下に敗れるとか、そんなもったいない試合が結構あったけど、今シーズンは違うようだ。

ラムジーのように中盤にいる選手が毎試合のようにゴールしたり、守備の選手と見られているフラミニがゴール前まで出て行って得点したり。ハルシテイ戦ではレアル・マドリードから移籍してきたいつもはアシストのエジルが得点、どうせ出場しても役立たず!?と思われていたベントナーがジルーに代わって先発し、ちゃんとゴールを決めたりとFW以外の選手たちがゴールするようになってきた。

ヴェンゲル監督も出場機会が多くない選手にも得点を決めれば多いに褒め、サブのメンバーにもなにかと心配り。チームの一体感が大事だからね。もっとも優勝を目指そうというのなら、先発の11人だけではなく、出番を待つメンバーにも活躍してもらわないと実現は難しい。

アンリやピレスやベルカンプ、中盤のビエラ、守備のキャンベルといった強力なメンバーで優勝したころを思い出すよ。今季は全員が勝利を目指して気合十分、昨シーズンから大きく成長し、違うチームになっている。もう一度燦然と輝くチームになって、あの頃の夢が実現するだろうか。

アーセナルは日曜日にマンチェスターユナイテッドを破ったエバートンと試合し、3日後にはチャンピオンズリーグの試合、ナポリと対戦。さらに3日後には上位対決でマンチェスターシテイと試合…という具合。過密日程なんてもんじゃない。勝利は勿論だけど、怪我人が出ないことを祈りつつ…


帰省

2013年12月06日 | 雑感

 子どもの一人が年末年始に帰れないからと連れ合いと一緒に一週間ぐらい帰省してきた。観光シーズンじゃないから、あんまり見て回るものもないけど、それでも結構見つけ出して楽しんでいたようだ。

ご飯を作ってくれたり、足りないものを買って来てくれたり、洗濯ものを干してくれたり、朝のゴミ出しまで手伝ってくれて、感謝、感謝…。こういうのが一番ありがたい。そうそう、デパートに行った時にはおせち料理に使う、手まり麩を買って来てくれた。それに、夕食は毎度にぎやかだったしね。

今朝は食事した後に、車で旅立っていった。今は大沼のあたりまで高速道路が伸びているらしく、以前ほど時間はかからないらしい。冬道は高速で事故があると車は外へ出されてしまうから大変だ。

吹雪の日にはよく玉突き事故があるし、天候が大雪にならないだけでもホッとする。また仕事をしながら建康に年を越せれば…こういうささやかな願いが親にとっては一番大事…