FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

長かった

2009年10月31日 | サッカー
明日の早朝に放送となるリーガ・エスパニョーラ、オサスナーバルセロナ戦の召集メンバーにアンリの名前が入っていた。フランス代表の試合で負傷してからずっとリハビリをしていたというわけで、ようやく実戦復帰。長かったなあ・・・。

先発するのかどうかわからないけど、ベンチメンバーだっていいよ。少なくともスタンド観戦している姿をちらり?と見るよりはね。来季は噂されているように、アメリカのメジャーリーグに行くようなことになるかもしれないし。そうなれば、これからの試合はなおさら貴重な映像になる。

リーガの中でまだ勝利がないのはビジャレアルとついに最下位にまでなっていたビジャレアルがようやくマラが戦で初勝利。こちらもお待たせもお待たせで長かったなあ。

20位中やっと18位に上がったというのは自慢にもならないが、とにかく今季新加入のブラジル人FWニウマールがゴールした。フィットするまで時間がかかっていたのだから、これは今後に明るいニュース。スポルティング・ヒホンでさえ!?がんばっているのだから、ビジャレアルもなんとか上昇してほしい。

この間見たチャンピオンズリーグ、ミランーレアル・マドリー戦はお互いに優勝という伝統を背景にしたクラブの負けられないプライドが爆発した面白い試合だった。ホームのレアルが有利という下馬評を覆してミランが不調を跳ね返すような試合を展開し、アウェイで勝利した。

イングランドのマンチェスターユナイテッドとリバプールの試合もリーグ戦ではあっても、連敗していたリバプールがそうしたクラブの伝統の底力を見せて、2-0でユナイテッドに勝利した1戦。まるでカップ戦のように、もう後がないという緊迫した空気が張り詰めた面白い試合だった。

つらつら書いているうちにアーセナルートッテナム戦の試合時間になってしまった。ノースロンドンダービーの白熱した試合になることは必至。スペインの試合を毎週見るようになったこのごろ、ダービーなるものの所以は日本人にとってはどうでもいいのでは、という感想になってきた。要は楽しいサッカー、面白い試合が見られればいい・・・。





ダリアの球根

2009年10月31日 | ガーデニング
短い秋が終わりに近づき、いつ雪が降ってもいいようにと庭の薔薇にはこのところ突貫工事で冬越し準備対策に追われていた。なんとか薔薇が終わってから、さあー、ダリアはどうかと・・・。

掘って見たスコップに乗っかったダリアの球根には“たまげた”!!なんと芋の子のように親球根のほかにぞろぞろと子球根がくっついてくるではないか。いったいいくつ?とざっと数えてみても10個くらいはある。

もっと子沢山で20個くらい付いているのもある。サカタのタネから通販で購入した白いつくしんぼとオレンジ色の成人式という球根は、8月ごろからずっと咲き続けていたが、寒い朝霜が下りたらしく、力尽きたように葉っぱがしおれていた。

いくつ花が咲いたか数え切れないほどの数で、よく咲いてくれたなあと思っていたが、土の中でこんなにも子供が増えているとはびっくり。薔薇に与えた肥料がすぐそばに咲いていたダリアにも効いたらしい。

近くの農家の方からビニール袋いっぱいに籾殻を分けてもらったので、寒い冬の間はその中で静かに休眠となる。はじめてのことなので、うまく越冬出来るかなあ。











天皇杯3回戦

2009年10月31日 | サッカー
J2コンサドーレ札幌の先ほど終わった天皇杯3回戦では、現在J1、4位に位置する清水エスパルスとアウェイでの対戦。勝敗ということを考えれば、ちょっと相手が悪かったなあというカードを引いてしまったが、なんとか善戦してくれることを期待しつつ。

すぐに試合経過を報告してくれたクラブ公式サイトに寄れば、立ち上がり前半0分、清水の永井にバーに当たったボールを押し込まれてしまい、この先制パンチで腰が引けたのか、20分にもまたまた永井に追加点を許し、2-0で折り返す。

後半からは久しぶりの先発だった石井選手に代わり、ハファエルが投入され攻撃していったが、J1の堅い守備を崩せず得点がないまま試合終了となったらしい。

石崎監督のコメント
「J1のチームと対戦できるのはこの天皇杯だけなので、なんとか良い経験をしていこうという話をして試合に臨みました。立ち上がりの失点、FKからすばやく始められてゴールを許したことが非常に痛かったです。

また前半どうしてもJ1のチームということで少し気後れしてしまい、消極的なプレーが続いてしまったと思います。2点目もGKとディフェンスラインの間にシンプルに入れられて、それを決められたもので、2点ともイージーなミスでの失点。J1とJ2の差というものを感じたと思いますし、それを良い経験として来年につなげていけるようにしなくてはいけないと思います。」

ほんとに・・・、石崎監督は来季も指揮を取るのが確実ということですので、資金難で十分な補強とは言えないでしょうが、よろしくお願いしますねえ。

次節は11月8日、ホーム厚別でカターレ富山を迎え撃つ。残り試合も少なくなってきた。ホームなんだから来季への意気込みを見せるためにも、なんと勝ってほしいよ。がんばれ!!











冬囲い

2009年10月29日 | ガーデニング
来週の文化の日には雪が降って本格的な冬の始まりになるらしいというので、目下それに向けておおわらわ。これで今年のガーデニングも終わりだなあと思うとちょっと寂しい。まだ咲こうとしてつぼみをつけている薔薇を見ると不憫でもある。

作業というのは・・・葉っぱをむしった薔薇の枝を縛ってシュロ縄でぐるぐる巻きにしてから、枝や株元には石灰硫黄合剤の20倍液を振りかける。株元には20~30センチくらいの山盛りが出来るくらい、保温のために馬糞堆肥などを置く。竹の支柱を3本立てて三角錐の先端がぶつかった所を結ぶ。周りにまたぐるぐるとネットを巻いて、その周りを(化繊の)縄で巻くと一丁!出来上がり。

もう咲けないつぼみの薔薇は全部切り花にして花瓶に生けるつもり。ほかの宿根草も刈り取って見るといよいよ冬の季節が始まるのかと身が引き締まる。6月ごろからずっと花を咲かせ続けてくれた薔薇にはありがとう。そしてまた来年の春にはお互い?元気な姿で会いたいものだね・・・・。




大きな挑戦

2009年10月28日 | 雑感
26日に行われた鳩山首相の所信表明演説はニュースの映像で断片的にしか見られなかったが、国民にわかりやすいようにと文章を練りに練ったあとが読み取れ、ただ官製の作文を読むのと違うなあと感銘を受けた。

だいたい総理大臣の「所信表明演説」なんていうものを全文読んでみようかなどと思ったのは初めてのこと。「大きな挑戦」への意気込みが、歴代首相のなかでは異例の52分もの長さになったということで、夕刊の紙面に収まるようにとかなり活字も小さくなっていた。

一はじめに
戦後実質的にはじめて国民が選択した政権交代。

ニいのちを守り、国民生活を第一とした政治
脱官僚を目指す《戦後政治の大掃除》から始まって、《友愛政治の原点》は・・・大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に、政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。

《国民のいのちと生活を守る政治》のなかでは・・・先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生し、誰もが尊厳を持って、生き生きと暮らせる社会を実現すること・・・・。

三「居場所と出番」のある社会、「支えあって生きていく日本」
養護学校の卒業生を受け入れ、社員として働いているチョーク工場の話を例に取り、・・・障害を持った方たちも、あるいは高齢者も、難病の患者さんも、人間は、人に評価され、感謝され、必要とされてこそ幸せを感じるということを物語っている・・・・と。

四人間のために政治
・・・市場にすべてを任せ、強いものだけが生き残ればよいという発想や、国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するという発想が最早成り立たないことも明らかです。

私は「人間のために経済」への転換を提唱します。それは、経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるころをやめようということです。・・・

五「架け橋」としての日本
・・・地球規模の課題の克服に向けて立ち上がり、東洋と西洋、先進国と途上国、多様な文明の間の「架け橋」とならなければなりません。

こうした役割を積極的に果たしていくことこそ、すべての国民が日本人であることに希望と誇りを持てる国になり、そして、世界の「架け橋」として国際社会から信頼される国になる第一歩のはずです。・・・

六むすび・・・日本は、140年前、明治維新という一大変革を成し遂げた国であります。現在、鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば、「無血の平成維新」です。

今日の維新は、官僚依存から、国民の大政奉還であり、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国の形の変革の試みです。・・・

・・・国民の積極的な政治や行政への参加を得て、国民とともに、本当の意味で歴史を変え、日本を飛躍へと導くために、全力を尽くします。

国民の皆さま、議員の皆さま、私たちの変革の挑戦にお力をお貸しください。ぜひとも一緒に、新しい日本をつくっていこうではありませんか。(おわり)

まさに平成の無血革命。脱官僚の改革は取り込まれないようにがんばってほしいものだ。“人間のための経済”ということがはっきり謳われているところが一番胸に響く。そういう視点がなければ根深い貧困の問題も解決できないだろうからね。

フランス革命の自由・平等・博愛から来ているという友愛精神も、当初21世紀にもなって?と感じていた違和感も、何度も真剣に言われるとそうかもしれないねえなんて気がしてくるから不思議だ。













映画に行く

2009年10月24日 | 映画
雪虫も飛ぶようになってそろそろ越冬準備。家の周りの洗濯物干し竿を片付けたり、エアコンのカバーを取り付けたり。庭ではつる薔薇の葉っぱをむしり、ダリアももう掘り上げる時期かなあと・・・。

今朝は近くの学校で年に一度の廃品回収日なので、玄関の前に1年分の!新聞紙や雑誌を束ねて並べておく。ばたばたと早朝に用事を足して、今日が初日の日本映画「沈まぬ太陽」を朝一の割引を使って見に行ってきた。

朝早い時間帯ながら意外と観客が入っていてびっくり。戦後経済大国となっていく日本を支えたであろう企業戦士たちの姿と家族。生活が豊かになっていく一方で組合は少しづつ分断されていく。そこで誠実に生きようとしたために起きる葛藤と苦悩を、主演の渡辺謙が渾身の力で演じている。

520人の犠牲者を出した御巣鷹山日航ジャンボ機の事故が物語の重要な核となり、パキスタン、イラン、アフリカと世界各地を舞台とし、3時間以上に及ぶ大作で見ごたえ十分。

ちょうどTVニュースや新聞の記事にもなっている日航再建に公的支援を検討とか、JR西日本の福知山線脱線事故の調査漏洩問題とか。利益を生み出すことと安全性の問題をどうするかという、そういう意味でもタイムリーな映画。途中で休憩が入るほど長い映画というのは久しぶりだった。







応援は続く

2009年10月24日 | サッカー
J2コンサドーレ札幌、第45節徳島ヴォルティスとの試合で合計?シュート1本、0-3という散々な結果だった。週半ばに行われた第46節では気温10度という夜の厚別公園競技場に5千人を越えるサポーターが駆けつけ、栃木SCと対戦。

1年で復帰をというJ1昇格の可能性は消えたが、冷え込んだスタンドで熱心に応援を繰り広げるサポーターを前にして、選手たちも戦う姿勢で応え、前半17分、キリノの職人技、見事なオーバーへッドシュートが飛び出し、1-0での勝利を勝ち取った。

もともとJ1に定着するチームということなんだから、若手主体のチーム作りを考えればそんなに悲観することもないけどねえ。1年で復帰というのは目標としてはいいけど、現状では試合によって波が大きくまだまだ昇格は早すぎると思うよ。

ただ来季は予算がぐっと少なくなるそうなので、キリノやダニルソンが残ってくれるのかどうか心配。ハファエルは高すぎるのだそうだ。それでもいる間は残り何分なんかじゃなくて、もっと使ってほしいなあ。

ダニルソンのような強いフィジカルはちょっと見回しても見当たらないほど魅力的。どこかへ引き抜かれないようにと願ってはいるが。来季の前線にはもう一人、勝ち点3を奪うために“決められるFW”がいれば・・・。

栃木戦では3年目にしてJリーグの試合初出場というDF岩沼選手が登場していた。単なる消化試合にしないためにも残りの試合、新しい戦力は重要。明日はアウェイの仙台戦で上位との試合。前線にはキリノが戻ってきたことだし、チーム14人の力でがんばれ!!






欧州予選

2009年10月16日 | サッカー
ワールドカップの予選が終わり、またリーグ戦再開。欧州予選は試合放送が少ないので、見たい対戦はハイライトの映像しか見られない。グループリーグの試合、スペイン無敵艦隊は10戦10勝なのだそうだ。

たしか44年ぶりでユーロに優勝して以来、記録的な負けなしらしい。イングランドも9勝でイタリア人のカペッロ監督になってから勝負強くなった。続いてオランダ、ドイツ、イタリアと常連の強豪国。

そのほかアーセナルのFWベントナーが得点を挙げていたデンマークが驚きの一位通過、同組のポルトガルより上位、ユーロでは勝てなかったスイス、スロバキア、セルビア。

残りの4枠はグループ2位でプレーオフに回った、FIFAランキング上位のロシア・フランス・ギリシャ・ポルトガルと、下位のウクライナ・アイルランド・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアが対戦し、その勝者が獲得するのだそうだ。

グループ7の1位通過はセルビア。アンリのいるフランスはフェロー諸島、オーストリアとの2戦に勝利、危ういところでプレーオフ出場権を掴んだが、この試合でアンリは怪我!!かつての優勝国の名に懸けて、W杯に出場できない不名誉は避けたいということなんだろうが。

キャプテンを任せられたアンリも無理したんじゃないかなあ。ジダンの話じゃないけど、ドメネク監督をユーロのあと、さっさと辞めさせないからだよ。伝統ある強豪国というのも、協会内部の内輪話が出てきたりして、結局ドメネクは続投。体制を変えられなかった。

オーストリア戦では前半18分にベンゼマがゴール、26分にはアンリがPKを決めたそうだ。このときどうやら怪我をしたらしい。2-1にされたが後半66分にはジニャックというFWによる追加点で3-1の勝利。

この結果にベンゼマもアンリも手ごたえを口にしたとはいうものの、これでアンリは次のバレンシア戦には出られないことになった。ちょっとさびしいなあ。このごろはリーガでビジャレアルの試合も見られないし。そういえば明日の夜にはアーセナルの試合があるんだった・・・。





ふたたびモーツァルト

2009年10月16日 | 音楽
ほかの番組を予約しようと探していたときにおやっこんなところに、と偶然発見?した「毎日モーツァルト」。NHKBSで朝の5時半というあまり目立たない時間帯に再放送している。

2006年放送の時には途中から見始めたので、見逃した記念すべき第1回放送をちゃんと見られたのはうれしい。あれ以来毎日TV番組を録画したり、車中でもクラシックを聴くようになった。音楽には一時の安らぎを求めているせいか、はじめも終わりもやっぱりモーツァルトがいい。

第一回は天才音楽家の誕生。「音と戯れる」ということを、すべての音楽から感じられる。それがモーツァルトの誰にもない魅力とゲストの池辺晋一郎さん。音を楽しむという、音楽そのものが詰まったようなモーツァルトの曲を聴くと、体中の細胞が生き生き活動をし始めるから不思議だ。

今日の1曲は「ディヴェルティメントニ長調」K.136。ザルツブルク時代の代表作で「ザルツブルク・シンフォニー」の愛称で親しまれているものだそうだ。

今のようにTVやインターネットで即時世界中の情報に接することが出来ない時代、モーツァルトは学校へ行かない代わりに、父親に連れられていろいろなところへ旅をし、最先端の音楽と異国の都市の息吹に触れた。

この旅によって天才音楽家モーツァルトが育まれたが、子供時代の馬車の旅と夜の音楽会は、後年の健康不安を生じさせた原因ともなったのではと思う。

これから毎日、もう一度モーツァルトの番組に出会えるのかと思うとワクワクしてくる。番組を案内する俳優、山本耕史さんの朗読も楽しい。







輝いて生きる

2009年10月13日 | ガーデニング
《猫のしっぽカエルの手》Vol.15移りゆく季節。京都大原、ベニシアさんの庭には秋の花が咲いている。ハーブのバジルをペストソースにしてアイスキューブで保存、と相変わらずベニシアさんの手作り生活は忙しい。

~輝いて生きる~
ベニシアさんは14年前ハーブを通じて知り合ったという親友を訪ねた。大原から約15キロ、車で30分ほどの滋賀県大津市。そこで無農薬栽培のブルーベリー農園を営む岩田康子さん。

知り合ったころ、岩田さんが34歳で離婚後、二人の子供を育てるために独学でこの農園をはじめたことを知る。同じ経験をしているベニシアさんは岩田さんに深い共感を抱いたのがきっかけ。

岩田さん「素晴らしい景色の中で残された後半の人生を生きていきたい。この広がり、安らぎはお金ではない大きなエネルギーを与えてくれると思った」。

しかし3年かけてやっと実ったブルーベリーも思うように売れなかった。売れ残ったブルーベリーを捨てるわけにも行かずジャムにしてみた。ブルーベリーと砂糖だけで作った添加物の入らないジャムだった。

農園を軌道に乗せようと子供を抱えてがむしゃらに働いてきた康子さんを、すっかり大きくなった息子さんは当初環境の変化に戸惑ったが、最近は生き生きと輝く母の姿にちょっといいな!と思うようになった。

自分が打ち込んで働く姿を子供たちに見てもらう。それが母としての一つのあり方。ベニシアさんと岩田さんはそう考えている。・・・そして私たちも子供に教えられて母親となるのです。子供のおかげで母親たちは与えることを学び、賢くなるのです。・・・

たしかに・・・、子供と一緒に学び、子供と一緒に自分も成長する、そう思えば誰だって母親になれる・・・。