昨日、札幌へ向かった国道沿いの家々の庭にはかならず赤や黄色などのチューリップが咲いていた。街中に入ってもやっぱりチューリップの花がどこの庭にも。帰り道の国道の分離帯には、アップルロードといって、りんごの木に花が咲いていたり、かなり長い距離にバラが植えられていたり。いつも車窓から見るのを楽しみにしている。
今朝の朝日新聞の声欄に、気になる投書が載っていた。~18歳で改憲を判断できるか~という、静岡市の39歳の主婦の方の1文から。
幼稚園児の母親の集まりで、数人の若い母親に国民投票法について聞いてみた。この法律をほとんど理解していなかった。いや、この話題に興味や関心を示さない人ばかりだった。
「結論ありきで議論不十分」「最低投票率の規定がない」「18歳選挙権」など、疑問点や問題点の反応はなかった。高学歴で、比較的余裕のある家庭の専業主婦らである。育児や家事に追われる毎日だが、新聞を読む時間がないわけではない。
改憲の動きが加速する一方で、無関心な人がいることがとても気になる。投票年齢は18歳以上。世界では常識というが、権利意識や主体性など、その国の教育や文化を知らずに、単純に年齢を比較しても意味はない。
私は米国に10年間滞在、教師などを経験した。米国では、小学校の低学年から自分の考えを持ち、主張する教育をしている。私は主張する子供に何度も出会った。たしかに18歳でも意見表明は可能だろう。だが、そのためには十分時間をかけた適切なプログラムが不可欠である。
・・・選挙権は18歳どころか、むしろ引き上げる必要性はないのだろうか。(おわり)
たしかにー。18歳というのは戦争を経験していない世代の投票を増やすこと、という政府の策動が見え見え。戦争を経験している世代、その体験を聞かされている世代は圧倒的に改憲反対派だということを政府も承知しているからこそ。
若い母親たちの無関心ぶりには、もしかしたら、これがのちのち、徴兵制を促す分岐点になるかも知れず、自分たちの息子だってその可能性があるかもしれないという風には考えないのかと、不思議な気がする。安倍首相が唱える戦後レジームの脱却がどこへ行くのかと思いきや、回顧調、復古調で、いっきに明治時代をいい時代としてなつかしんでいるとしたら、女性たちにこそ一番影響が及ぶはず・・・。
今朝の朝日新聞の声欄に、気になる投書が載っていた。~18歳で改憲を判断できるか~という、静岡市の39歳の主婦の方の1文から。
幼稚園児の母親の集まりで、数人の若い母親に国民投票法について聞いてみた。この法律をほとんど理解していなかった。いや、この話題に興味や関心を示さない人ばかりだった。
「結論ありきで議論不十分」「最低投票率の規定がない」「18歳選挙権」など、疑問点や問題点の反応はなかった。高学歴で、比較的余裕のある家庭の専業主婦らである。育児や家事に追われる毎日だが、新聞を読む時間がないわけではない。
改憲の動きが加速する一方で、無関心な人がいることがとても気になる。投票年齢は18歳以上。世界では常識というが、権利意識や主体性など、その国の教育や文化を知らずに、単純に年齢を比較しても意味はない。
私は米国に10年間滞在、教師などを経験した。米国では、小学校の低学年から自分の考えを持ち、主張する教育をしている。私は主張する子供に何度も出会った。たしかに18歳でも意見表明は可能だろう。だが、そのためには十分時間をかけた適切なプログラムが不可欠である。
・・・選挙権は18歳どころか、むしろ引き上げる必要性はないのだろうか。(おわり)
たしかにー。18歳というのは戦争を経験していない世代の投票を増やすこと、という政府の策動が見え見え。戦争を経験している世代、その体験を聞かされている世代は圧倒的に改憲反対派だということを政府も承知しているからこそ。
若い母親たちの無関心ぶりには、もしかしたら、これがのちのち、徴兵制を促す分岐点になるかも知れず、自分たちの息子だってその可能性があるかもしれないという風には考えないのかと、不思議な気がする。安倍首相が唱える戦後レジームの脱却がどこへ行くのかと思いきや、回顧調、復古調で、いっきに明治時代をいい時代としてなつかしんでいるとしたら、女性たちにこそ一番影響が及ぶはず・・・。