FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

まさかまさか

2012年02月29日 | サッカー

 26日に行われたイングランド・プレミアリーグ第26節、4位アーセナルは勝ち点10差で前を走る3位トッテナムを迎えて対戦。日本人にとってはトッテナムに何の恨み!?もないが、例年ノースロンドンダービーとして対戦前から火花散る舌戦。今回チームの勢いはどう見てもトッテナムにあり…。

今季こそと、エミレーツスタジアムに自信を持って乗り込んできたトッテナムは、その勢いの通り、前半4分、サハのシュートがDFヴェルメーレンに当たってコースが変わり、運を手繰り寄せた先制ゴール。34分にはスピードのあるベイルを止めようとGKシュチェスニーが飛び出し、これをファールと判定されPK.を与えてしまう。(アーセナルから移籍していった)アデバヨルが決めて、前半のうちに0-2.このあたりまではまたか…。

ところがこの日、これで負けたら終わりと、アーセナルの選手たちは違っていたようだ。39分、ファンペルシのシュートがポストにあたり、そのこぼれ球からアルテタのクロス。40分、それをDFサニャが頭で合わせて2-1とすると、43分にはエースのファンペルシが得意の左足で同点ゴール。2-2に追いつく。ここで、やれそうだ…という感触。

後半に入ってもアーセナルの選手たちの戦闘精神!?は衰えず、人数をかけて攻め上がり、50分にはサニャのボールにロシツキーが飛び出して逆転ゴールを決めた。前のゴールはいつだったかな?と思いだせないくらいの年月が経っていたロシツキーは、ゴールの後、興奮したまま、口を大きく開けて吠えている!!おお、顎が外れたら大変だ…。

1点差では安心できないとハラハラして見ていたら、65分、68分にいつもは外す!?ウォルコットが落ち着いて追加点を決め、これも感極まったように!!何か吠えている。顎が外れないようにねえ~。気が付けばまさかまさかの5得点。その後もスコアは動かず、5-2で試合終了。

こんな結果になるなんて、うれしい誤算だなあ。いつもと違って、守ってはすばやくボールへ迫り、攻めては3,4人がエリア内まで上がっていくという、迫力もあったし、いつもの淡泊なイメージを一新する戦いを見せた。失点を恐れず、大挙してゴール前に上がっていくというのは、以前にアンリ、ベルカンプ、ピレス、ビエラなんかを擁した優勝チームのイメージ。

スピードがあって、素晴らしいパスワークとゴールシーンをたくさん見せてくれるところに、攻撃的サッカーを身上とするアーセナルの魅力があったんだから。失点を恐れて様子見のサッカーなんか、アーセナルじゃないよ。まあ、下からの追い上げが厳しい状況で、なんとか4位を維持できてよかった。

来季はドイツケルンの所属するFWポドルスキがシーズン終了後にアーセナルに来るかもって?26歳だから若すぎず、働き盛りの丁度いい年齢。その前に今季なんとしてもチャンピオンズリーク出場権がある4位で終了しないと、来なくなるかもしれないよ。 

次節は3月3日リバプールとアウェイで対戦。その後は3月6日にミラン戦だったか?代表戦を挟んで、これからもきついスケジュール。選手の怪我が怖いけど、なんとか乗り切ってほしい。そういえば…、アーセナルからボルトンへレンタルして行った宮市亮選手(19歳)が日本に帰国し、今晩の代表戦に出るそうだ。

日本代表戦はいつもは興味を持てないけど、ちゃんとプレーしているところを見ていないので、チャンスだから見てみるよ。盛り上げすぎの実況と、はしゃぎ過ぎの解説は嫌だけどねえ。


待ち遠しい

2012年02月29日 | 雑感

 早く雪が融けてほしいと願いながらも、まだまだ雪は降り、雪かきも必要。それでも今日は穏やかな天候だなあと見ていたら、東京では雪が降って道路が真っ白になる、というのだから驚き。朝からニュースで騒いでいた。

子どもたちはちょっとばかり、故郷の景色を思い出しているかもしれないけど、交通網の混乱で遅れが出るだろうから、心配だ。雪質が違うから、靴は大丈夫だろうか。案外転びそうになっているかもしれない。

暦を見ながら、もう少しで春が来るという気持ちとまだこんなに雪があるという気持ちと…。北国もそのうち、雪の中から球根が目を出し、ガーデニングの季節がやってくる。それを思うと今からワクワク。待ち遠しいなあ。もう少しがんばろう


懲りない人々

2012年02月22日 | 雑感

 昨日の吹雪もひどかった。地球は温暖化ではなくて、寒冷化しているのでは?なんて気になってしまう。お掃除のついでに、何気なくスクラップした新聞記事の整理をしていたら、昨年8月13日、~枯葉剤除去やっと一歩 ベトナム戦争米軍使用から50年 症状今も300万人…という記事が出てきた。

昨年のことになるが、ドキュメンタリー番組でベトナム戦争に父親が従軍していたというアメリカ人の娘さんに障害が出て、直接ベトナムに行って同じような障害に苦しむ人々に逢いに行くといった番組があった。それを見て、衝撃を受け、書きたいなあと思いながら、確認のためにもう一度見ようとしても、ベトナム人の子供たちの顔面に症状が出ている姿を正視できず、どうしても書けなかったことがあった。

10年間も枯葉剤を散布し続け、その後、ベトナム戦争から50年も放置されてきた残酷さ。そういう戦争をしておきながら、テロとの戦いのためには先制攻撃もありと、イラク戦争を引き起こし、今度は核開発がけしからんとイランと戦争も辞さないような構え。アメリカがやらなくてもイスラエルがやるよと脅かしをかけている。

核兵器をアメリカが持つのはいいんだという屁理屈。どうしてこうも戦争がしたいのか。まったくどうかしている。ブッシュが任期を終え、故郷のテキサスに帰っていく映像を見たときには、怒りが込み上げてきたものだ。どうして軍事法廷に引っ張り出さないんだってね。アメリカは何度やっても懲りない…。

もう一つは小沢さんの裁判。17日、東京地裁で石川議員らに対する東京地検が作成した調書が証拠採用されるかどうか、裁判の行方を左右すると注目されていたが、大半が採用されず。石川議員が取調べの一部始終をICレコーダーに隠し録音していたことで、”作文”したことがばれてしまったということらしい。大阪地検の村木さん事件証拠改ざんにも匹敵するような大きな問題。

さすがに新聞・TV報道も無視は出来ず、かなり紙面を割いて記事を載せているが、…「だが、元秘書3人の公判では、地裁の別の裁判官が『検事の威迫と利益誘導』を認定して大半の調書を却下した一方で、他の間接的な証拠や法廷での不合理な説明をもとに全員を有罪とした(3人とも控訴中)。指定弁護士も、小沢氏の4億円を隠すための偽装工作と見る銀行融資で、小沢氏が書類に自ら署名している点など、間接な証拠を積み上げてきた」…

4億円を隠すためってどういうの?小沢さんは裁判の中で鳩山さんほどの大金持ちではないにしても、実は相当なお金持ちであることを細かに証言しているんじゃないの?親から受け継いだ財産、奥さんの資産、議員生活40年だったか、そういうことからくるもの、本も売れている!?からそっちの印税もあるとか。

小沢さんを犯罪人とするために検察は組織的に嘘の調書を作り、それをもとにして検察審査会から強制起訴された。そのことで日本の政治は政権交代から大きく後退し、マニフェストの政権公約はどこへやら、官僚に政治家が思うように踊らされ、今は不景気のところへ増税するという野田政権に行きついてしまった。

検察のやった大罪を暴くどころか、一緒に手を組んで謀略に加担したという意味でもメディアの責任はとんでもなく大きいのに、彼らはまだ小沢さんにはなにかあるような書き方をするのだから、往生際が悪い。検察とメディアが手を組めば、誰でも犯罪者になってしまうという図式。

さらに裁判所が最後に加わることで、完結してしまうストーリーがあるのではないか、という疑いが消せないところが恐ろしい。正義でもなんでもないということは、過去の冤罪事件でたくさん証明されているからだ。検察、メディア、裁判所…彼らは改革を妨げようとする懲りない人々。小沢包囲網があるという、小沢さんの事件から学んだことは大きい。


プレシーズンマッチ

2012年02月19日 | サッカー

 今日は午後にJ1開幕前のプレシーズンマッチがあり、偶然見ることが出来た。熊本でキャンプをしているコンサドーレ札幌はJ2のギラヴァンツ北九州と対戦。新しいメンバーはどんなプレイをするのかなあと、楽しみと不安が交錯する久しぶりのコンサの試合…。

先発メンバーはGKイ・ホスン(昨季は随分助けられたものねえ。身体能力と正確なキック力。残ってくれてよかった!ほっとしたよ。)DFは高木、ジェイド・ノース(前の所属はFC東京)、奈良、上原(本来はFWだけど、高さもあり、サイドバックに起用されるらしい)、MFは河合、宮澤、古田、近藤、内村(1トップの後ろに位置するトップ下)、FW前田(前の所属は大分トリニータ)

1トップの前田選手は初めて見たけど、オウムの麻原にちょっと似ている?と言ったら、印象としていいのか悪いのか。ドリブルが得意らしいが、あまりそういう場面はなかったんじゃないかなあ。相手の北九州は運動量豊富に、ボールを持つと何人かで挟むように寄せてくるし、奪ってからも連携は流れるように速く、むしろコンサは後手後手に回ることが多かった。

前半14分、河合選手が前方左サイドに大きくボールを送ると、駆け上がってきた上原選手がそれを頭で落とし、近藤選手がそれを思い切ってシュート。見事に先制ゴールを奪い幸先のいいスタートだった。というところまではよかったんだけど…。25分にはFKから鮮やかに同点ゴールを決められてしまった。1-1で折り返す。

後半頭から内村選手に代えて岡本選手。51分、岡本、近藤も絡んでゴール前の決定的チャンス。しかしこれを決められず。その後櫛引、キリノ、日高、高柳選手と交代していくが、連携もよくないし、シュートシーンがない。ボールを奪われるのは相変わらず。カウンターになっても、小気味いいスピードもなく、横に回したり後ろに下げたりして、いい攻撃の形が作れず。キリノにもボールが来ないので、どうしても下がったりしてしまう。もたついているうちにとうとう、北九州に追加点が生まれる。どちらがJ1かわからないような試合。2-1で逆転され、やれやれ!!

まあ、この程度?で腹を立てていたら、シーズンが終わるころには相当寿命が縮まっているからねえ。少なくともこの試合を見た段階ではいいとこ引き分けで、これから勝ち点3が狙えるところまで行くのは相当大変だなあという印象。この調子では前回昇格の時と同様、開幕ダッシュはあまり期待できず。試合後にうっぷんがたまって過激な言葉を吐いてしまわないよう、我慢強くいくしかないようだ。これから大変なシーズンが始まる。愛情を持ちつつ!覚悟しておかないとね…。


目標へ向かって

2012年02月18日 | サッカー

 さっき見たBS1の番組で、Jリーグ各チームの開幕前の練習が映像になって流れていた。今まであまりJ1の試合は見ていないので、これは予備知識として有効。 コンサドーレ札幌も4年ぶりだったかな、J1チームだからね。番組の最後になってやっと熊本キャンプの様子、キャプテン河合選手の決意表明!?、いつもひょうひょうとしている石崎監督も登場。

中心となる河合選手は、粘り強い守備が身上のこのチームにはコミュニケーションが大切、と選手同士で話し合ったり、声掛けをしているようだった。対人に強かったセンターバックの山下選手がいなくなって、誰がそこへ入るのだろうか。新規加入、オーストラリアから来たDFは使えるのか。映像ではもっぱら守備の練習が主で、攻撃にはまだ着手していないという段階のようだったが…。

前線の選手には、以前在籍していた外国人FWキリノが舞い戻ってきた?のには驚いたなあ。まあ、もっともゴールを期待できる内村選手も以前怪我に悩まされた時期もあり、頼り切るのは心配。守備だけでは勝ち点3は奪えないのだから、どうやって得点するのか。外国人がいないよりは増しといっても、キリノは役に立つのか。そこも心配。

これまではなんども昇格降格を繰り返した歴史があり、前回昇格では4勝しか出来なかった苦い記憶がある。開幕を迎えて、とても楽観できる気持ちにはなれないが、なんとかJ1定着という目標へ向かって一歩も二歩も前進してほしいよ。J1昇格記念のDVDも届いたし、試合前のミーティングの様子なんか、興味深い映像だった。今季は気合を入れて、なんとしても札幌ドームへ応援に行くぞ!!がんばれコンサドーレ!!


がっかり

2012年02月17日 | サッカー

 15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ、16チームで戦われる第1戦、アーセナルはミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(スタジアムには貢献した人の名前が付けられているらしい)でACミランと対戦。4-0の完敗。折角早起きして見たのに、いやになっちゃうよ。

1点や2点なら挽回できるのに4点もじゃねえ。確かに今季バルセロナともいい戦いをしたというミランを見せつけられた。アーセナルはカップ戦で禁物のミスから相手に先制ゴールを許し、守備がバタバタ。気が付けば4失点。しかも無得点。あ~あ…。

前半早々にはアーセナルも相手陣内に攻撃をしていくが、最後のパスやクロスが淡泊で工夫がなく、せっかくのチャンスを活かせないうちに、ミランの戦い方に引きずり込まれてしまう。15分には、相手FWが近寄っては圧力をかけられていたことにあわてたのか、アーセナルGKシュチェスニーの中途半端なキックを拾われたことから、ミランのボアテングに先制ゴールを許してしまう。

さらに38分には左サイドのイブラヒモヴィッチのクロスにロビー二ョが頭で合わせて2点目。後半アーセナルはウォルコットに代えて、頭からアンリ投入。その後18歳で進境著しいチェンバレンも投入。攻め上がってきたゴール前のロビー二ョに、アーセナル守備陣が一列になって対応していた時、ヴェルメーレンが滑って転ぶという事態発生。思わぬシュートコースが目に前に表れ、ロビー二ョはこの日2点目を決める。3-0.さあー、アーセナル反撃という時間帯、49分に呆気ない失点!

さらに79分にはアーセナル守備陣を脅かし続けたズラタン・イブラヒモヴィッチがエリア内に進むと、怪我で下がったコシルニーに代わって交代出場したジュルーの対応がまずく(というよりイブラがうまく倒れた!?)PK献上。これを決められ4-0.唖然とする…。

アーセナルもアンリのパスからファンペルシーがシュート、というチャンスもあったがゴールならず。守備陣のもたつきが目に付いたが、そこへ行くまでの中盤の選手たちの力不足、ボールを奪われ、アーセナルを出て行った選手たちのようなひらめきが足りないというか、攻撃が当たり前すぎて相手に読まれてしまうというか…。いくらFWをそろえても、そこへいいパスを送る選手がいないとゴールは成立しないわけだからね。

まあ、絶望的な失点ではあるけれど、まだ3月6日ホームの第2戦がある。エミレーツスタジアムに応援に来てくれるお客さんがいる限り、全力で力いっぱいの戦いを見せないとね。

ヴェンゲル監督「攻撃でも守備でもわれわれは90分間、一度もゲームに入ることなくすべて打ちのめされた。ショッキングだし、ヨーロッパの舞台で最悪の出来だ」 たしかに4点も奪われたという試合、今まであったかなあ。ホームでインテルに3失点、、アウェイでバイエルンに3失点だった?大分前だから、はっきりした記憶ではないけど…。

アンリ「もちろん、すごく残念だよ。ただミランはとても良いチームで、CLでアウェイゲームに勝つのはすごく難しいと前にも言った。僕たちはうまく出来なかったけど、こういったことも起こり得る。もっとチームを助けることが出来たらよかったけどね。でももう1試合ある。彼らは頑張らないといけない。」

アンリ一人に何もかも期待するのは無理。FAカップの試合を勝利させ、リーグ戦の劇的な決勝点でチームを4位に引き上げたんだから、よくやったってね。後はニューヨークへ帰り、レッドブルズのキャプテンとして、がんばることでしょ。

この試合結果もあり、これからもサポーターが激情に駆られてヴェンゲル監督をブーイングし続けたら、あるいはチャンピオンズリーグ出場権の4位に留まることが出来なかったら、ほんとにヴェンゲル監督は出て行ってしまうかもしれないよ。


咲いた

2012年02月17日 | ガーデニング

 外は雪で真っ白の世界だけど、家の中はあたたかい。カーテン越しに明るい日差しが入る窓辺は、結構いい環境らしい。ハイビスカスの鉢花がとうとう咲いた。前の開花はいつだったか忘れるくらいだけど、乾燥しないように、毎日少しずつ水をやっていた。よく咲いたねえと声をかけたい気持ち。つぼみがいくつかあるから、当分楽しめそうだ。 

薔薇の中でも耐寒性が弱いものは、鉢植えにして玄関の空いたところに置いてある。その枝から芽が出てきて困った。いっとき、最高気温がマイナスでない日があって、それに反応したのかもしれない。春が近いことを日差しの微妙な変化で感じているのだろう。まだ伸びなくてもいいんだけどなあ


無事に帰ってきた

2012年02月15日 | 雑感

 今日は怖かったなあ、なんとか無事に帰ってきたけど…。こんな日に国道ではなく、裏通りを選んだのが間違いだった。スーパーへ曲がっていく角を通り過ぎると、車がほとんどいなくなった。対向車も走っていない。縁石がどこにあるのかが見えないし、歩道も風景も空も吹雪で全部真っ白!!目印になる轍も全然見えない。

前を走る車がいれば、まだ後部ライトが目標になるのに、いないんだからどうしようもない。後ろにはバスがぴったりついてくる。時間が決まっているから運転手さんも焦るだろうけど、こっちだって前方視界不良なんだからね。

ところどころ強風で積もった雪が車道まで流れてきている。踏み固められていない雪は柔らかいので、運転していてもタイヤが右に左に滑る。う~、こわ~。向こうからライトをつけた車が来た。

距離感がはかれなくて、真ん中を走ってくるんだから始末が悪い。ここで追突したくないから端によけて、さらにスピードダウン。通り過ぎる間、路肩の柔らかい雪の壁にはまだ反発力がないから、突っ込まないか、気が気でない。

ようやく見慣れた信号を通り、我が家が近くなってくるとハンドルを握る手の力も抜けてくる。途中の道で車を止めて、外に出ているいる人がいた。見た感じ、若くない男性!?どうやら雪の壁に突っ込んで動けないらしい。雪をどけるか、車を引っ張るか。救援が来ないことにはどうしようもないなあ。いやはや!

夕方のニュースを見たら、暴風雪、波浪警報がいっぱい。学校も随分休校になったり、下校時間を繰り上げたりしたようだ。-20度くらいだとかえって雪が降らないんだけどね。除雪車も夜通し働いている。今年は雪が多いようだ。3月までの辛抱、春は遠くない。そう思って明日も明後日もがんばろう!!


冬の祭り

2012年02月13日 | 雑感

 札幌の雪まつりをはじめ、道内各地で開催された冬の祭りは春を目の前にして最後の峠越えという感じがする。何か月も雪と闘ってきて、もうひと踏ん張りがんばりましょうという掛け声でもある。3月の声を聞けば、日中の気温が上がるから、降雪があっても雪解けも進む。

氷の彫刻を夜に撮って来た。町は静かだけど、結構人通りが多いので、なかなかいい角度から撮れない。どれが受賞作だったかか特選だったか、次々回っていくうちにわからなくなってしまった。後は写真の出来と没にするのはもったいないという感性が頼り!…かな?


再び浮上

2012年02月12日 | サッカー

 11日に行われたイングランドプレミアリーグ第25節、6位に甘んじている!アーセナルはアウェイで新監督に代わってからの好成績で、8位に躍進してきたサンダーランドと対戦。サンダーランドの気迫あふれる守備になかなかリズムが出来ず、このまま引き分けかとあきらめかけた追加タイム、アンリが決勝点を決めた。1-2の勝利。これによりアーセナルは再び4位に浮上。よかったなあ…。

サンダーランドは滑らかなパスワークを封じるために、アーセナルのボールを持った選手たちにプレッシャーをかけ続けた。この頃好調なウォルコットやチェンバレン、ロシツキーなど、いつもの動きが出来ない。前半0-0。こう着状態打開のために、後半65分、まずアンリ、その後ラムジーを投入。

70分、DFメルテザッカーがボールを持っていたとき、怪我なのか、倒れこんで動かない。集中力が途切れただ一瞬の隙に、サンダーランドの選手に先制ゴールを決められてしまう。不運というしかない失点だったが、75分ラムジーの果敢なシュートで同点に追いつく。80分アルシャビンが投入されると、追加タイム、左サイドから上がってアンリへクロス。ゴール前で相手DF二人に挟まれるようにしていたアンリが、これを飛び上がって蹴り込んでボレーシュートを決める、なんという劇的勝ち越し点!!

アンリは真っ先にアウェイスタンドのサポーター席に走っていくと、選手たちも興奮のあまり、次々駆け寄る。囲まれたアンリは逃げようとするがピッチに倒され、とうとうファンペルシと抱き合う羽目に!!そこまで仲良くしなくても!?というシーン。アンリは試合終了後、両手を高々とあげてサポーターの応援に応えていた。バルセロナへ移籍した時には相当恨まれただろうから、再び自分を迎えてくれたアーセナルへの感謝と忠誠を示したかったのだろう。

ゴールネットに流れるようにシュートするといった、アンリの軽やかなゴールシーンではなかったけど、何とかチームを助けたいという強い気持ちが伝わって来た。ヴェンゲル監督はさらにレンタル期間を追加したかったようだけど、それはダメだよ。いくらアンリのアーセナル愛が強いからっていったって、アンリの本来の仕事場はアメリカのメジャーリーグサッカー、ニューヨークレッドブルズ。ここで高い!給料をもらっているんだし、本拠地でスタジアムに足を運ぶお客さんのために働かなきゃ。アンリもよく分かっているはず。開幕を控えて、怪我しないで返さないことにはね。

残るは15日にイタリアのミラノに乗り込んでミランと闘うチャンピオンズリーグの1試合。ミランにはバルセロナでチームメートだったイブラがいるから、要注意。逆境を強烈な個性で生き抜いている選手という印象、アンリは相当振り回されたのかもしれない。ピレスなんかとともに、前にここのスタジアムに乗り込んでインテルと闘った経験があるんだから、若い選手たちに落ち着きを与えてほしいよ。

4位だったチェルシーがエバートンに負け、リバプールもニューカッスルも負けたことでアーセナルはもう一度4位に上がることが出来た。3位のトッテナムとは10ポイントの差があり、目標としては現実的でない。毎度白熱ダービーを戦うトッテナムとは順位が逆転してしまったこともあり、ヴェンゲル監督にもっと選手の移籍にお金を使えという批判が起こるようになってきた。

でもねえ、ヴェンゲル監督はドイツのブンデスリーガをもっとも健全と言っていたような気がするけど。この頃はスカパーで別料金になったので見てないが、高原選手がいるころはよく見ていた。クラブは際限なく負債が上積みされないようにタガがはめられ、チケット代が安いからクラブのもうけは少ないが、スタジアムはいつも満員。お客さんの熱気が溢れている。

ユーロのバブルもついにはじけた。移籍市場が高騰するなど、長続きするはずがない。それについていけないクラブとあまりにも戦力不均衡、格差拡大しすぎでは?スペインなんか象徴的だと思うよ。それでファンペルシがスペインに引き抜かれたらどうするかって?うーん…。