FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

雨の日には

2010年06月24日 | ガーデニング
朝から雨が止むことなく降り続いている。天気予報では明日からまた好天になるという話だが、とりあえず、今日は一日中雨かと、朝早く庭を見回っては、雨に打たれている薔薇の花を花瓶に活けることにした。

白っぽい薔薇は大抵雨に弱い、雨水を吸って頭を垂れ、花びらはやがて茶色に変色してしまう。そうなってから切り取るより、部屋に飾って眺めたほうが薔薇にとっても本望!?だろうし、なにより薔薇の香りに包まれて心地いい。

写真は花瓶に活けられた我が家の薔薇。アブラハム・ダービー、マリア・カラス、ゴールデン・セレブレーション、ピエール・ドゥ・ロンサール、ジャネットなどなど。






出た?

2010年06月23日 | ガーデニング
この間、チャイムが鳴ったので玄関に出たみたら、町内会長が切迫した!表情で立っている。近くで熊が出たからすぐ回覧を回してくれと言うではないか。へえー、まさか、こんなところに熊が出る?

あ~あ~の歌が流れる「北の国から」じゃあるまいし・・・などと、なにしろ、こっちはワールドカップの試合を見て、朝晩のニュースもはしょるほど?毎日サッカー漬け。現実感もなく、ほんとですか?とか、びっくりですねえとか。

後で聞いた話では熊の足跡が残っていて、猟友会がその行方を捜しているんだとか。それにしても多分生息地である遠い山のふもとから、どういうルートでここまでたどり着いたんだろうといまだに不思議。いくつもの道路で林も畑も寸断されているというのに。

写真は我が家の庭で日向ぼっこをしている小さなカエル。季節も変わって、茶色から緑色へとオシャレに変身・・・。













薔薇が咲き出した

2010年06月23日 | ガーデニング
ここ最近の気温上昇で庭の薔薇がいっせいに咲き出した。宿根草も裏庭のシャクヤクもいいけど、やっぱり主役は薔薇だよねえと待ちに待った日々。農薬を撒かないので、可愛い!カエルだけでなく、可愛くない?毛虫たちもワンサカ押し寄せてきている。

一番先には今年、通販で購入したストロベリーアイスが開花した。すでに植えてある”ニコル”にそっくりだったので驚き。写真だけで購入したからねえ。多分、本州の気温の中で大きくなって送られてきたからだろう。

”地物”の中ではルイ14世が今年も一番乗りだった。黒赤系の落ち着いた大人の香りのする薔薇。うつむいて咲く姿がはかなげな風情。春の薔薇は花も大きく、葉っぱも綺麗なので、撮っていてもなんとなく安心・・・。






猫のしっぽ風

2010年06月16日 | ガーデニング
そういえばベニシアさんも「猫のしっぽ、カエルの手~京都大原ベニシアの手づくり暮らし」では庭の一角にハーブをたくさん植えていたなあ。我が家でもレモンバームを植えたけど、タネからだから、まだまだ葉っぱも小さめ。

この間、通りかかった農家の庭には、藤の花とライラックが薄紫の同じ色で隣り合って咲いていた。我が家のハーブはタイムやラベンダー、レモンバームにセージ、パセリ、それにオレガノかな。日本のハーブは青じそ、赤じそ。それに勝手に?生えている三つ葉もハーブといえばハーブだろうか。

写真はストロベリートーチ。ベニシアさんの番組のタイトルになっている“猫のしっぽ”キャッツテールとそっくりな花穂。グラウンドカバーにしようと、昨年秋にタネから育てて植えつけたけど、時期が遅かったのか定着したのがこの1本のみ。ピンセットを使ったりあれほど苦労したのにねえ。





クレマティス

2010年06月12日 | ガーデニング
ここ数日気温が上がり、夏の日差しになってきた。窓を開けたらどこかでポンポンと布団を叩く音がする。庭の草花も次々に開花。梅雨の長雨が嫌になったら北へいらっしゃい~というところだ。

庭に出て花が咲いているのを見ると、毎日の庭仕事が報われるようでうれしい。クレマティスが薔薇より一足先に咲き出した。写真はモンタナ/ルーベンスという、年に一度しか咲かないが一面シャワーのように咲き誇るという種類。これは2年目の株。

この間ことしはじめて小さなカエルを見た。まだ花が咲いていないピエール・ドゥ・ロンサールというつる薔薇の葉っぱに止まっていたのだ。緑色に生まれ変わっていないから、茶色い冬の衣装。衣替えはいつなの?




鳥越さんの勇気

2010年06月07日 | 雑感
最近、現代的な女優の松下奈緒さんがどうしてこんな役を?なんて思いながら、いつの間にか天気予報のすぐ後に「ゲゲゲの女房」を見ている。今朝はこの後TV朝日「スーパーモーニング」に切り替えたら、鳥越俊太郎さんがドキッとするような発言。

ゲストの民主党や自民党議員を前にして、菅新首相体制での民主党人事が極力小沢色排除かという話からだったと思うが、前幹事長の小沢さんのことを「東京地検の陰謀で小沢さんのイメージが作られた」というような言葉だった。一度しか聞いていないので正確な言い回しは思い出せないが・・・。

ご本家の朝日新聞さえこういうことを言っていないという現状からすれば、実に勇気ある発言。これぞジャーナリスト魂!筑紫哲也さん亡き後、TVに出て“少数派の意見”をこれほど言えるのは、今では鳥越さん一人なのかもしれない。

自民党から民主党への政権交代を成し遂げる中で、新人議員をあれだけ当選させ貢献したにもかかわらず、特に菅首相になってからはどれほど小沢批判が言えるのか、反小沢、非小沢など、まるで国民の敵扱い。そんなに悪いことをしたのかと誰かが反論しなければ、TV,新聞が雪崩を打ったように同調している。

小沢さんのことを強権的と非難しながら、そういうことを言う自分たちがどれほど、寄ってたかって一人の人間を犯罪人扱いをしているのか。特に新しく民主党幹事長になった枝野さんは弁護士出身ということだから人権擁護については良くご存知のはず。小沢さんに対する検察の攻撃を、反小沢の権力闘争に利用するなど、もってのほかでしょ。






千両役者だった

2010年06月06日 | 雑感
5日夜の朝日新聞夕刊、一面題字下に小さく陣取る「素粒子」には・・・3年間で首相5人とは、学校で教わる子どもたちも一苦労。石の上にも3年、しばらく我慢してみては。政治家も国民も。・・・という文字が・・・。

あれほど毎月の「世論調査」で時の政府をおどかし続けてきたというのに、政権がひっくり返った途端にまるで他人事のようにこんな言葉を新聞に載せるとは。どれだけ異常な鳩山批判・小沢叩きだったか。政治家と国民のせいばかりにしないでほしいものだ。報道とカネの問題は?

民主党も長期政権を維持したいのなら、自分たちの放送局、自分たちの新聞で広く訴えることを考えたらどうか。湾岸戦争のときはアメリカ一辺倒だった報道が、アルジャジーラという放送局が出てきてから、中東のニュースが劇的に変わったではないか。

菅首相になってから支持率が急上昇したのだそうだ。これも今のところは小沢さんの影響を極力排除したということでイメージアップになったということらしい。うーん、鳩山さんは困った置き土産をしたものだ。

辞任表明の演説の中で自分ばかりか小沢さんの政治とカネの問題で、メディアの報道を肯定するかのような言い回しをした。いまだに戦前の特高のような検察に反論するどころか、あなたたちの報道は正しい、とお墨付きを与えてしまった。

容疑内容も詳しく報道されないまま疑惑ばかりが広がっている小沢さんは、政治家になりたいという何十人の秘書たちの生活の面倒を見ながら、選挙戦では新人候補に彼らを張り付かせて指導させ、その費用も全部負担して、新人議員を当選させてきた。金権政治家でもなんでもない。

小鳩体制では4年間増税はしないということだったが、菅体制では子ども手当ても来年はどうなることか、そう遠くないうちに消費税もあがってしまうのかもしれない。財政再建に軸足が傾き、弱者切捨てにまい進すれば、小泉政権の悪夢が舞い戻ってくる。

普天間問題では防衛相北澤さん、外務相岡田さん、沖縄担当相前原さん、官房長官の平野さんたちは、最後まで県外・国外にこだわり続けた鳩山さんを孤立させていたということらしいから、鳩山さんがいなくなったからといって、口を拭っておしまいでは済まされないはず。

この中の何人かは留任しそうだという今日の報道。なんのことはない、権力闘争で反小沢系議員に占領されたということに過ぎないのかと愕然とする。好きだとか嫌いだとか、まるで子どもじみた党内闘争で争っているときではない、という代表選に出た樽床議員こそ正論。

それにしても小沢さんと鳩山さんがいなくなって、役者の魅力は半減した。オーラが滲み出ていた主役が交代し、急にこじんまりした控えが登場してきたという感じだ。品格というのは付け焼刃では間に合わない。小沢さんも鳩山さんも日本の政治家の中では稀有な存在、魅力溢れる千両役者だった!!









悔しさが残る

2010年06月02日 | 雑感
昨日までは続投に意欲という見出しが載っていた鳩山首相が突然の辞任表明。しかも小沢幹事長まで道連れにしたということには大きな衝撃を受けている。民主党議員たちを前に演説した映像が一日中流れていた。

辞任理由は普天間問題と政治とカネ。社民党の代表、福島瑞穂さんの罷免、その後の社民党連立離脱。若かりしころなら多分、彼女の行動に拍手喝采を送っていただろうが。結局、彼女と社民党はどういう歴史的役割を演じたのか?自分たちの正当性を主張することで共に戦っていた鳩山政権をつぶししてしまった。敵は自民党ではなかったのか?

“正しいことは正しい”と声だかに主張するばかりでは目的は達成されない。だからこそ民主党には修羅場を経験している小沢さんが必要であり、小沢さんがいたからこそ政権交代を成し遂げることが出来たはず。小沢嫌いの7奉行はそれをすっかり忘れ、政治とカネの問題をむしろ自分たちの勢力拡大に利用した。メディアは喜んで反小沢報道に使う。敵は自民党ではなかったのか?

自分たちの行為が墓穴を掘っているとは想像もしていなかったとしたら、浅はかとしかいいようもない。今日の報道番組を見ていたら、長老・渡部恒三、副幹事長・生方、一年生議員・横粂。見事にTV報道が望む?発言のオンパレード。

元厚生局長の村木さんの裁判もようやく、検察が作り上げた冤罪事件であるという報道に変わってきている。無罪になる可能性大。小沢さんの強制捜査、秘書らの逮捕・起訴も東京地検のストーリーに沿ったものであり、小沢さんは例え裁判になっても有罪にはならないといわれている。

法的に問えないから、どんな市民かもわからない“うさんくさい”検察審査会なるものを利用しようとしているのに、TVも新聞も検察となると思考停止で批判は一切なし。おそろしいほどの協力体制、その報道を疑うことなく信じてしまう民度の低さ・・・。

鳩山政権は改革されたくない検察とメディアに総攻撃され、日本を対等に扱わないアメリカの大きな壁にはじき返され、最後には仲間であるはずの社民党につぶされてしまった。あまりにも無残で悔しい思いが残る。壮大な理想を語ることが出来る鳩山さん、野党に転じて政治改革に執念を燃やしてきた小沢さん、この二人をこんな形で失うのはなんとしても惜しい。





見分ける目を持とう

2010年06月01日 | 雑感
今朝の朝日新聞の一面トップに「首相退陣論が噴出」の文字。衆議院議員の間ではこういう話は出てないようだが、7月の参院選挙を控える議員たちから、このままの体制では厳しいという意見が出てきているということらしい。

しかし鳩山首相を辞めさせて、いったい誰を首相にするのか。ざっと閣僚のメンバーを頭に浮かべてみても小粒で、とても“首相”が似合いそうもない。マスメディアは鳩山政権の負の部分を拡大しては大騒ぎしてきたのだから、支持率が下がるのは当たり前。

4月から高校無償化がスタートしている。教育費捻出に悩む家庭は随分助かっているはずなのに、そうした報道はさっぱり伝えようとしない。普天間問題にしても福島さんを罷免したことが退陣に値することなのか。

鳩山首相を一人裏切り者、悪者にしたことで本当の問題が背後に押しやられてしまった。政権交代でトップは変わったものの、長い間自民党政権を支えてきた職員たちは残ったままだった。鳩山首相の姿に隠れて見えなくなった最大の悪者は、現行案を押し付けるアメリカではないか。

沖縄の人々は鳩山帰れ!のあとに、どうして米軍帰れ!と言わないのか。アメリカにただ従うのを良しとした外務省、防衛省官僚たちは、鳩山首相ほど沖縄のことを考えていたとは思えない。8ヶ月という短い時間枠で、その体制を崩せなかったということではないだろうか。普天間問題はこれで終わりではないはず。

朝日新聞の声欄にはまるで読む気もしない!社説とは違って、良い意見も載っている。5月29日には80歳の男性からの投稿で~普天間後退 メディアにも責任~。

沖縄の米軍普天間飛行場移設問題が、とうとう前政権とおなじところまで後退してしまったことに、新政権に期待していたわたしは落胆した。(中略)・・・マスメデイァの責任も大きい。

その多くは、この問題について自らのスタンスを明らかにすることもなく、単に政権の手法をあげつらい、アメリカの出方を忖度(そんたく)することに終始。ことの本質をついた報道・論評と論議の交通整理を怠ったと思う。

その結果、国民の関心は面白おかしい政治ショーに矮小化(わいしょうか)され、政治家たちは責任問題や政局にすり替えて鬼の首を取ったように騒いでいる。せめてマスメディアは今後、枝葉に走らぬ報道・論評をしてほしい。(おわり)

こういう意見を読むと心強い。戦後65年間染み付いたアカを洗い落とすには、多くの妨害が立ちふさがり、まだまだ時間が必要。連日のメディア狂騒曲に踊らされないように、報道を丸呑みしない、一人一人がしっかりと見分ける目を持とう!!




へメロカリス

2010年06月01日 | ガーデニング
海外サッカーもオフシーズンとなったので、放送時間が重なっていたポール・スミザーのBSフジ「四季のガーデン生活」(毎週日曜日・朝5時~)の再放送を見てみようと。最初に見たときから時間が経って、内容もどんなものか忘れてしまっていた。

番組ではポールが手がけたという八ヶ岳にあるナチュラルガーデン、その一角に植えられていたニッコウキスゲを手に取りながら、蓼科の霧が峰高原を舞台に咲いているという説明だった。ああ、そういえばと以前見ていたケイ・山田さんのBS11「英国庭園便り」という番組を思い出した。

ケイさんも蓼科で薔薇が咲き誇るバラクライングリッシュガーデンを開いているが、番組の中で霧が峰高原に行っては透明な黄色でユリのような花、ニッコウキスゲが群生している様子を紹介していたものだった。

ポールの話では多年草のゆり科、ニッコウキスゲはへメロカリスの原種であるという説明。へメロカリスは冷涼な気候のこの辺りでは歩道にも植えられていて、開花の季節になると一面黄色い帯になって目を楽しませてくれる。

毎日その景色を眺めているうちに、良いなあと園芸店で買い求めたものが我が家の庭にも植えてある。これがニッコウキスゲと同じものだとはつい、考え及ばなかった。なるほどねえ、そうだったのか。我が家のものは改良品種で大きめだが、今年は肥料をやらなかったせいか、ぐっと小さい。このほうが可憐で原種の風情に近いかなあとむしろ喜んでいる。

※ ポール・スミザーさんはイギリスから1990年代に来日し、日本で活躍する園芸家。野草を植栽するナチュラルガーデンを広めている。

※ケイ・山田さんは英国庭園に魅せられ、日本に紹介しようとした草分け的存在。長野県蓼科にバラクライングリッシュガーデンを作り、隔月発刊雑誌「ビズ」にも連載中。