FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

第27節

2013年07月28日 | サッカー

 27日土曜日、J2第27節、コンサドーレ札幌はホーム、札幌ドームにガイナーレ鳥取を迎えて対戦。12696人というサポーターが駆けつける中、3-0で勝利。このところのホーム連勝にまた一つ上乗せした。

なかなか得点できなかった頃の悩みがウソのように、この試合でも3得点。しかも日高選手と上原選手という左右のセンターバックがアシストして活躍。チームの勝利に大きく貢献するといういい内容。

立ち上がりから鳥取の選手が猛烈ダッシュでボールを奪いに来るなど、なかなか連動した動きが出来なかったが、30分過ぎたあたりからペースを取り戻し、終了間際の44分、右サイドを上がった前田俊介選手がゴール前へ正確なクロスを送ると、三上選手が決めて先制ゴールを奪う。三上選手は前節に引き続いての連続得点。1-0.

後半48分、右サイドの日高選手がスピードに乗って駆け上がり、ゴール前へクロス。これに合わせて飛び込んだ内村選手がうまく決めて2点目。二人の呼吸がぴったり合ってかっこいいゴールシーン!!どんなチームに対しても、こういう速い攻撃が出来たらいいねえ。

さらに72分、今度は上原選手が左サイドから駆け上がり、ゴール前へスピードのあるクロスを送ると、途中出場の荒野選手が滑り込んで3点目を決めた。上原選手がこんな器用なところを見せるとは…すごい!!残り時間も無失点で乗り切り、3-0の勝利。道新スポーツの記事の締めくくりは「赤黒の夏はここから熱く燃え上がる」!!そうだ、ここからだ!!

ただ一つ気になったのは…三上選手がお立ち台に立って、先制ゴールをアシストしてくれた前田選手の事を「前田君」と二度も言っていたこと。先輩や年上の人を「君」というのはおかしいよ。「前田さん」と言わなきゃあ。周りの誰かが言葉遣いをきちんと教えてほしい。

 次節は8月4日、カターレ富山戦。この調子で連勝街道を驀進といこう、がんばれ!!


締めくくり

2013年07月28日 | サッカー

 26日、アーセナルはアジアツアーの最後を浦和レッズとの試合で締めくくった。国際親善試合とはいっても、さいたまシティカップ2013という冠が付き、優勝すればカップも授与されるという。なつかしさと友好ムード溢れる名古屋グランパス戦とは違って、”本物の試合”にぐっと近い緊迫感があり、これから開幕を迎えるアーセナルにとっても望むところだったようだ。

入場前の選手たち、ウィルシャーなどは笑顔もなくピリピリムード。センターバックにはコシルニーが入り、見慣れたメンバーが揃ってきた。同じ時期来日しているマンチェスターユナイテッドが横浜F.マリノスに負けたという情報にも接しているだろうし、勝つために試合をするんだという気合が伝わってきた。

前半は浦和の闘う姿勢もあって、ジルーやウォルコットがシュートを打つもチャンスをものにできず、0-0で折り返す。後半は入れ替わったロシツキーやラムジーが早々に先制ゴールに絡んでチームを活性化する。ロシツキー、ラムジー、ウォルコットがボールをつなぎ、最後はポドルスキーが力強いシュートから先制ゴールを決めた!!この連携はよかったなあ。

ホームの浦和もこのままでは終われないと58分には同点に追いつき、その後はこう着状態が続いたが、82分には浦和の守備陣の乱れをついて、17歳のアクポムが2点目を押し込み、試合は1-2で終了。宮市選手も後半からプレーしていた。

新シーズンにはタイトルが欲しいとアーセナルの選手たちもやる気十分だけど、相変わらずチャンスに決められない。ウォルコットもジルーも外し過ぎ。これで優勝とか何とかというには心もとないなあ。誰かもっと決められる選手を獲得しなくていいんですかねえ。

マンチェスターユナイテッドはモイーズ監督、マンチェスターシテイはペジェグリーニ監督、チェルシーはモウリーニョ監督と上位は軒並み監督交代。これで勢力均衡になれば、優勝争いが混とんとして、結局はリーグ全体が面白くなるよ。こういう時こそアーセナルにもチャンス…

 


日本上陸

2013年07月24日 | サッカー

 22日月曜日、いよいよアーセナルが、アジアツアーの最後の地、日本で試合をした。実に45年ぶりの日本上陸だそうだ。そんな昔に日本へ来たことがあるんだねえと驚き。仕事のある日の夜にスタジアムを満員にする4万2千人以上の観客が集まって、名古屋グランパスとアーセナルの試合を観戦。

今はこうした試合をTVで見られるんだから、なんて幸せなことだろう。子どもにはアーセナルのチケット取らなくていいの?ヴェンゲル監督を見られるんだよ、と何度も聞かれたんだけど…

試合そのものはガツガツぶつかり合うというよりはアーセナルの顔見世興行に名古屋グランパスがおつきあいするといった程度の試合で、それほど新しいワクワクがあったわけではないが、まあ、アジアファンに”現物”を見せるためのものだから、遠くから見れば、こんなもんなんだろう。

開始早々の3分、名古屋グランパスの選手たちがまだ夢のような気持ちでいる時間帯に、ロシツキーが右サイドから大きく浮かしたクロスを送るとそれを1トップのジルーが頭で押し込んで早くも先制点を奪取。アーセナルはこの後、チャンピオンズリーグの予備選が控えているんだから、ジルーにはこの調子でしっかりチャンスに決めてもらわなくてはね。

この日唯一の日本人選手20歳の宮市亮選手が先発を果たしたことが注目された。ヴェンゲル監督の会見では怪我から復帰してもまだ完全には元に戻ってはいないということらしいが、7分にはゴール前のこぼれ球を素早くシュート、残念ながら枠には飛ばなかったが、日本のファンの前で見せ場を作った。

さらに25分、ジルーが奪ったPKをキャプテン・アルテタの粋な計らいで宮市が蹴らせてもらい、これは落ち着いて見事成功。2点目を決めてチームに貢献、アルテタやチームメートも祝福。大きな目が涼やかな宮市選手はいまだに高校生くらいにしか見えないけど、しっかり責任を果たした。

後半は宮市選手も交代、攻撃の軸となるポドルスキーやウィルシャーが入ってきたが、その中でもゼラレムというまだ高校生くらいの選手のプレーが印象的。スピードのある縦パスを前線へ送ると、56分、ウォルコットがフワリと浮かしたループシュートを決めて3点目を追加。3-0とする。

意表を突く素晴らしい前線へのパス、しかもスピードがあって、センターフォワードで活躍したいというウォルコットとはいいコンビになりそうだけどなあ。若いからどっかへレンタルされちゃうんだろうか。

その後名古屋グランパスも交代出場したFW矢野貴章が71分、身体をしならせるように高く飛んで頭で押し込み1点を返し、グランパスの意地を見せた。

名古屋のストイコビッチ監督はヴェンゲル監督が日本にいたころには名古屋で中心選手としてプレーし、現在は名古屋の監督にもなっているのだから、どうしても一矢報いたいだろうし、これでホッとしたかも。

アーセナルは日本へやってくる前にはインドネシアドリームチームと対戦して7-0、次にはベトナム代表との試合で7-1。どちらの国でも大歓迎されて選手たちにとってもさぞうれしいことだろう。

ベトナムのサッカー事情はどうだったのか気になったが、「現時点での彼らには1995年~1996年当時にわたしが日本で見たものと同じ基礎があると思う」とヴェンゲル監督の温かい言葉。

ヨーロッパの試合ではいつもキチンとしたスーツ姿のヴェンゲル監督も、さすがに日本の蒸し暑さには耐えられなかったようで、ポロシャツスタイルで登場した。

ベトナムと聞くと特別な思いがあり、アメリカが始めたベトナム戦争に反対した時代のことを思い起こす、田園地帯に米軍の飛行機からまかれた枯葉剤は本当に残酷なものだった。あれから数十年、今や復興してサッカーの向上に力を注ぐまでになったというのは、うれしいことだ。この先も平和であればこそ…

 


第25節

2013年07月22日 | サッカー

 J2第25節、コンサドーレ札幌は松本山雅FCとアウェイで対戦。気温が25度くらいだったのが幸いしたのか、この日はセットプレーから3得点、さらに三上選手が今季初ゴールで4点目を決めたが、松本も2点を返すという打ち合いの展開。これを制し、試合は4-2のスコアで勝利。アウェイではなかなか勝てなかったけどついに勝利!!これで勝ち点35、順位も9位に浮上。

松本との前回対決の時にはとにかく運動量豊富なチームという印象が強かったが、この試合ではコンサが開始早々から攻め上がってスタミナが大丈夫だろうかと心配になるほど。パスワークが冴え、ボールがよく回るようになっていたのには驚き。財前監督の意図が浸透してきたということだろうか。それでももう1歩のところで牙城を崩せない。

31分にはようやく攻撃し続けたことが実り、砂川選手のCKに高さのあるDF上原選手が得意のヘディングシュートで先制ゴール!!しかし前半終了間際には結構ゴール前への侵入を許し、危ない展開。何とか防ぎ1-0で折り返し。

後半追加点が望まれる時間帯、7分にはなんと…オウンゴールから松本に追いつかれてしまうが、15分にはまたもセットプレーから上里のCKにチェ・ソンジンがうまくヘッドで押し込み突き放す。時間をそれほどおかずゴール出来たのが良かった。

なんでまあ、この試合はセットプレーが大当たりだ。28分には上原に代わって入ったDF松本選手のクロスにFW内村選手が頭で合わせて貫録の3点目、これで勝利がぐっと近づいたと喜んだら、30分には三上選手がGKの動きを交わして4点目。三上選手は今季初ゴールで喜びもひとしお。これで自信が付いて、どんどんゴールしてくれるといいねえ。

しかしホームの松本もあきらめず44分には2点目を決め4-2とするが、コンサも落ち着いて、残りの時間をうまく使っていたのには感心した。 これを継続してほしいなあ。

助っ人もブラジル人197センチと長身のFWフェホに加えて、あらたにベトナム代表のFWレ・コン・ビン(27歳)も獲得したそうだ。ベトナムリーグって、よくわからないけど、なにがしかの経済効果も期待しているようだ。次節は27日、ガイナーレ鳥取戦、ホームに戻って2連勝といこう!!がんばれ!!


巧妙

2013年07月17日 | 雑感

 「日刊ゲンダイ」7月17日号にスタジオジブリが無料で発行する冊子【熱風】(7月号)が話題となり、都内の書店では在庫切れが続出しているという記事が載っていた。…宮崎駿監督が「憲法を変えるなどもってのほか」というタイトルで、戦争の愚かさと憲法改正反対の意思をつづっている…

 …〈憲法を変えることについては、反対に決まっています。選挙をやれば得票率も投票率も低い、そういう政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほかです〉〈もちろん、憲法9条と照らし合わせると、自衛隊はいかにもおかしい。おかしいけれど、そのほうがいい。国防軍にしない方がいい。職業軍人なんて役人の大軍で本当に下らなくなるんだから〉

〈…徴兵制をやればいいんだというようなことをいう馬鹿が出てくるんです。(中略)そういう人たちには、50歳でも60歳でも「自分がまず行け」と言いたいです。行きたくないなら、自分の息子を、息子がいなかったら孫を送れ。そうすれば徴兵制というものが何だかわかるから〉…などと持論を展開しているそうだ。

冊子が無料というのもいいことだね。自民党の安倍首相は参院選自民圧勝という大手メディアの選挙予想に気がゆるんだのか、この頃は本心剥き出し、本丸の9条改正にまで踏み込んだ発言をしているようだ。どこかで歯止めをかけないと、このまま右翼ナショナリズムで突っ走ったら、大変な恐怖政治になってしまう、まるで危険思想を取り締まる太平洋戦争前夜のような社会。若い人たちにとってもホントにそれでいいのだろうか。

安倍首相は経済と衆参のねじれ解消を前面に押し出して選挙演説をしているようだけど、国民にとってはその後ろに控えている憲法改正、TPP参加、原発再稼働の動きこそ怖いのだ。しかも自民党は選挙前から平気で地方組織と党本部とが違う選挙公約をして戦っている。北海道ではTPP、福島では原発、沖縄では米軍基地…、二重公約などと言われているけど、こういう狡さは戦後自民党独裁のような形で長く権力維持してきた”経験”のなせる技。国民を騙す、巧妙なテクニック。

もっとも自民党に騙されるとはいっても、国民だって子どもじゃないんだから騙されっぱなしじゃあ、あまりにも情けない。自民党のいってることやそれをただ垂れ流して批判しないようなTV,新聞を少しは疑ってかからないことには、なんの進歩もないことになる。

 


第24節

2013年07月14日 | サッカー

 14日、J2,第24節、コンサドーレ札幌はアウェイで東京ヴェルディと対戦。天候曇り、気温28.6度、湿度72%と蒸し暑い。1000人ほどのサポーターが駆けつけてスタンドから熱い声援を送ったが、残念ながら連勝ならず。2-1で敗戦。ここ6戦勝利がないという相手は必勝態勢で守りに集中。チャンスは何度もあったんだけどねえ。

先発は1トップに内村、右サイド砂川、左は岡本、トップ下に荒野、ボランチは堀米と宮澤、バックラインは上原、チョ・ソンジン、奈良、日高、GK杉山。

首都圏在住の方たちも大勢駆けつけたであろう大応援団の後押しを受け、アウェイながら最初から攻める姿勢を見せたが、相手は蒸し暑さに慣れないコンサの選手たちはいずれ疲弊してくるだろうと様子見のかっこう。

前半7分、右サイドからの浮かしたクロスにGK杉山が飛び出したものの、ボールをこぼしてしまい、これをヴェルディに決められてしまう。思わぬミスからの失点。

後半9分には日高選手がゴール前まで駆け上がり、飛び込んで頭で押し込もうとしたボールを相手GKが腕を広げてセーブ。ここで同点になっていたら…という決定的チャンスだったが。15分には逆にドリブルから突破され、GKを交わして1チャンスを確実に決められてしまう。

22分には内村選手がエリア内で相手選手に倒されたが審判は見ていないのか!?PKにならない。よくあることだけどね…。28分、ようやくゴールに結実、途中から入った前田選手がシュートを打ったこぼれ球を内村選手が押し込んでここで1点を返し、2-1にする。

34分にはFKで砂川選手のボールをDFチョソンジンがヘディングシュート。ところがバーに当たっちゃうんだよねえ。惜しかったなあ。その後も果敢に波状攻撃を仕掛けたが相手を崩せず試合終了。よく戦ったんだけどねえ。

相手GKの佐藤選手は元コンサGK。在籍していた時これだけ活躍してくれれば!?というほど、この試合ではことごとくシュートを阻み、勝利に大きく貢献。GKの差が勝敗に影響したなあという今日の試合。次節はまたアウェイで20日、松本戦。一番の敵は蒸し暑さ!!負けるな!!がんばれ!!


カエルが

2013年07月13日 | ガーデニング

 今日は朝から晴れて、布団干し日和。夕方、出先から帰って、庭の花を見ながら家に入ろうとしたらおやっ?なんだろう?という光景が目に入った。なんと…緑のアマガエルが薔薇の花に乗っかっているではないか。

ふわふわした大きな薔薇の花を座布団代わりに、お昼寝タイムだろうか。よく見るとうまい場所を見つけたもんだ。ちょっと隠れたようなところで咲いているので、周りの葉っぱが日差しを遮るような形になっている。絶妙な場所取り!!ゆっくりしていってねえ…

写真の花はつる薔薇のピエール・ドゥ・ロンサール。昨年植えたのでまだそれほど大きくない。


手入れ

2013年07月12日 | ガーデニング

 この頃の庭仕事は薔薇の花びらを拾ったり、伸びた枝を剪定したり。裏庭はこの前、ハーブやらなんやら随分整理したのに、雨が降ったりするとすぐにまた荒れてしまう。

裏庭を囲うように植えてあるつる薔薇のニュードーンは薄いピンクの色がいい、葉っぱもつやつや、生育旺盛で耐寒性十分、どこに植えて枯れない。必ず生き残って見せるというその根性!?は見上げたもの。薔薇苗販売の大野農園も太鼓判を押すほどの優良品種なんだけど、なんせトゲが頑丈。気をつけないと引っ掻かれて危ない。すぐにはらはらと花弁が散ってしまう。

裏庭とは別に、挿し木にして増やした株はアーチを覆うほどに大きくなった。今では頭上高く咲いた花柄は手が届かない。その隣のつる薔薇、ピンクプロスペリティは小さな花が房のように咲き、花束のようになっても、花びらが落ちないのでエライ!!

このごろは庭に入っていく細い道までニュードーンの花びらに埋め尽くされ、これが風に吹かれて家の前の通りにまで飛び散ったら…と、近所迷惑が心配になってきた。そういうことを気にしない人にはどうってことないだろうけど、気になるんだから仕様がない。そんなわけで、咲き終わったら秋には裏庭へ移植しようと考えるようになった。そこでノビノビ咲いてもらおう…

写真は裏庭で咲いていたニュードーン。今は新しい枝がどんどん伸びている。丈夫な薔薇だ。


迷っている

2013年07月10日 | 雑感

 参院選の投票日がどんどん迫ってくる。夕方の地方ニュースでも途中から選挙区の政見放送が入るようになってきた。衆院選では比例代表しか記入しなかったが、さすがに、今度は自民党圧勝を許し、憲法改正にとりかかることになればという危機感があり、無理やりでも誰かの名前を書かなくてはと考えてはいるが…どうも決められない、まだ迷っている。

どうせ書いても死に票になるのではないかという恐れが十分、でもまあ、書かないよりはましかなどと自問自答。今度新たに「緑の党」なるものが出来たらしい。10人にも満たない候補者。これがヨーロッパの「緑の党」と何らかのつながりがあるのか、日本独自のものなのか、その辺がよく分からない。

とにかく覚えようもないくらい野党が多い。考えが違うのはいいとして、連係がなければ、お互いにつぶしあい、与党を利することになるというのに。「生活の党」の小沢さんは必死に選挙協力を呼び掛けていたらしいが、自公の過半数議席獲得阻止を考えれば、これしかなかっただろうにね。

 今日の新聞の道内版には泊原発の再稼働を原子力規制委員会に申請した北海道電力が九日、泊原発がある後志地方の市町村らに申請内容を説明したという記事が載っていた。首長らは「安価な電力供給のため」という経済面には理解を示しながら、安全対策には不安の声が相次いだ…という内容。

しかしまあ、福島原発事故後、地元住民への補償、廃炉へ向けた費用、などなど、事故後の経過を無視しないことには「安価な電力」などという表現は出てこないだろうと思うけど、相変わらずこういう認識なんだとあきれてしまう。

北電の酒井修副社長が「福島の事故は、津波一つで全電源が失われたことが大きな反省点。」などとケロッとしていっている。「津波」じゃなくてその前の「地震」だろうっていうことは広く知れ渡っているというのに、まだこういう誤魔化しを平然と言うんだからね。

おまけに「泊原発には現在約400トンの使用済み燃料が保管されている」といい、「最終処分地がまだ確定しておらず、国と協力して選定を進めたい」だって。幌延になんて運べないよ。地層処分などせず、泊原発に留め置くことしかないのでは?どこへもっていけるの?

北電はプルサーマルを計画している。安全だからなんていうお墨付きはなんの補償にもならない。福島ではあれだけの事故を起こしてだれも責任を取っていないのだから。再稼働は許されない、この1点に尽きるというものだ。


緑のカーテン

2013年07月10日 | ガーデニング

 今日は朝から雨ふりで暑さもちょっと一休み。本州のほうは相変わらず猛暑が続き、熱中症で病院へ搬送された人たちが数百人にも及んでいるそうだ。逆にこれをチャンスととらえる業界もあり、ビールの売り上げが伸びて、急上昇とはね。

我が家では節電のために始めた緑のカーテンが、2年経って、ホップのつるが元気に伸び、窓も壁も覆い尽くす勢いになってきた。福島原発以後の生活の見直し、そこからなにか節電出来ることはないか、と始めたささやかな試み。窓から入る直射日光を防いでいるので、日陰のような雰囲気になり、その分涼感があって、予想以上の働き。

ウィキペディアで調べてみたら、ホップの実と言われているのは…雌株に「毬花」と呼ばれる松かさに似た花のようなもの(本当の花ではない)を付け、この毬花がビールの原料となる。…日本での栽培は1877年(明治10年)北海道開拓史が外国から苗を持ち込み栽培したのが始まり。…2006年6月にはサッポロビールによって、ホップ抽出物に含まれるポリフェノールの一種であるホップフラボノールに花粉症症状を軽減する効果があることが突き止められた…そうだ。

古くても随分身近な話なので興味深い。ビールを飲むだけで!?花粉症にも効くのかなあ。