FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

一夜明けて

2009年08月31日 | 雑感
毎週末は金曜日の夜当たりからサッカーモードになり、海外サッカーが始まると夜中も眠っていられない?状況だったりするが、昨夜はJリーグの試合が終わるとすぐにチャンネルを切り替え、衆院選の《選挙情報》に釘付け。

なんといっても今日の暮らし、明日の日本に直結する現実の選択が、選挙日に投票するということ。昨日の朝にはまず投票所へ行き、夜になるまでその結果を緊張しながら待っていた。

結果は前回の自民党圧勝劇を裏返すような、民主党大幅躍進で308議席を獲得。小選挙区で241という単独過半数を大幅に上回る議席を確保し、政権交代を実現させた。

その中でも小沢ガールズなんて言われ方をしているが、自民党ベテラン実力者大物議員にぶつけるようにして新人の女性たちが健闘し、次々に当選を果たした。自分の子供と同じような年齢の女性議員たちが喜ぶ姿には思わず胸が熱くなる。

長崎2区というところでは、なんとまだ28歳の福田衣里子さんが当選を果たした。薬害訴訟の原告団の一人として記者会見に臨んだ勇気ある女性として記憶にあったが、その戦いを政治の場へ移して生きていこうと決心されたのだった。

今までの政治の行き詰まりが生活に影響して、雇用、少子化、年金、医療とこのままではどうにもならなくなっている現状に対し、新しい風として送り出されるのには女性たちが一番ふさわしい。がんばって!!とエールを送りたい。

社民党も辻本清美さんが当選してよかった。演説に迫力があった土井たか子さんが表に出なくなってから影が薄くなってきた。いつか辻本さんを代表にすることでもう一度活力を取り戻してほしい。

日本の国も欧米のように二大政党制が当たり前に行われる議会制民主主義への道。昨日はその1歩を踏み出した歴史に残る日になった。













気が早いが

2009年08月28日 | ガーデニング
園芸会社のカタログを見ているうちに気に入って、通販で購入した「ストロベリートーチ(クリムゾンクローバー)」の種。赤いとがったような花がなんともかわいい。来年のことを考えるのは気が早いが・・・。

来春に花を咲かせるために、蒔き時は今、夏と指定されている。出窓のところへ持っていってみた。2,3日で発芽率100パーセントではないかというくらい、いっせいに葉っぱが出てきた。こんなに出てくるとはねえ・・・。

これだけのものを冬の間室内で養う?だけの場所がない。それならばとまだ霜が降りるまで間があるので、直接庭土に植えることにした。その作業が大変だった。空き地ったって、そんなに空いてないんだから。

ラムズイヤーの葉っぱやつるニチニチ草をスコップを使って整理した。薔薇の株元のところにも場所を作った。数時間も汗をかきかき悪戦苦闘して、小さな葉っぱをほとんど全部植えていった。数日経って元気に生育している。

写真はドンドン花数が増えているダリア。寒くなってきて一段と調子がいいらしい。





瑠璃玉アザミ

2009年08月28日 | ガーデニング
裏庭は手が回らず、伸び放題になっている。それでも大きくなりすぎて倒れ掛かっているルピナスをばっさり切ったり。宿根草はどれもこれも場所を広げて大変だ。

瑠璃玉アザミという名前の由来はわからないが、ブルーグレーのような色合いはよく見かける野性のアザミと一味違う、どこか洗練された雰囲気がある。偶然隣り合わせている薄ピンクの薔薇、ザフェアリーとはお互いに引き立てあうような色彩関係だ。

緑色でもなく銀葉でもなくなんとも形容しがたいような色は、おそらく自然が作り出した色合いに見えないからだろう。どこか人の手が人工的に作ったような色にもかかわらず強健で、毎年、裏庭に咲いている。

なんどみてもやっぱりナチュラルには見えないブルーグレーの色・・・。





クレマチス/キリ・テ・カナワ

2009年08月28日 | ガーデニング
国道沿いの野原にやたらススキの穂が目立ってきた。夕闇が早くなってきたこのごろ、右に左と風になびくその姿は頼りなげでなにやら寂しい風情も漂い、秋のすぐあとに来る長い冬を予感してしまう。

二番花が咲いている薔薇は朝晩の気温が低くなってきたせいなのか、すこしばかり色がくっきり鮮やかになった気がする。それでも早めに花柄摘みをしては、晩秋にもう一度咲いてくれたらなあという魂胆もある。

写真のクレマチスはキリ・テ・カナワ。四季咲き大輪系で花びらが何枚にも重なって華やかだ。ソプラノ歌手「キリ・テ・カナワ」さんの名前が付けられている。

モーツァルト作曲の歌劇「フィガロの結婚」では伯爵役、フィッシャー=ディースカウの重厚な歌声とともに、伯爵夫人役キリ・テ・カナワさんの透明な高音の歌声と気品溢れる姿が今でも強く印象に残っている。




第35節

2009年08月23日 | サッカー
8月22日土曜日、J2第35節、コンサドーレ札幌は札幌ドームにサガン鳥栖を迎えて対戦。札幌の街中はまだ暑く、夏の日差しがあった。ドームでは屋外テラスで出店やイベントがあり、このところの好調を受けて1万7千人以上の観客が駆けつけたが・・・。

前回対戦では鳥栖の長身FWハーフナー(中学生までは札幌で西選手と同じユースの一員だったそうだ)に勝ち越し点を決められ敗戦を喫しただけに、リベンジを果たしたいところ。

試合はホームの後押しを受けて前半2分、宮澤選手のスピードのあるスルーパスにキリノが飛び出し、早くも先制ゴールを決める。西、宮澤、藤田、ダニルソンが駆け寄り、女児誕生で喜びの中にいるキリノと一緒にゆりかごパフォーマンスでお祝い!!1-0.

そのあと次々に攻撃しながら追加点を奪えないうちに、19分、警戒していたハーフナーにダイビングヘッドの同点ゴールを決められてしまう。1-1.38分、今度は趙選手が相手選手を倒したとしてPKの判定。これを決められて1-2。せっかくいい立ち上がりだったというのに・・・。

後半は宮澤に代えてハファエルを投入。開始早々キリノがゴール前でシュートを打とうとするがDFに寄せられ、そのこぼれ球にハファエルが飛び込んでシュート。結果を出そうというハファエルの意気込みが伝わってきた。

それが実って60分、キリノからのボールを受けたハファエルがそこからいきなりシュート、エリアの外から狙ったシュートは正確にネットに入って同点ゴール。俄然スタンドの応援も熱気を取り戻す。2-2.

78分砂川に代えて中山選手投入。82分には鳥栖の選手イエロー2枚で退場。この日は再三いいパスを前線へ供給している右サイド藤田選手が古田選手に刺激を受けたのか、ドリブルで進みクロスを上げる。

87分、これに中山選手が頭で合わせ、ボールはいったんポストに当たってからネットへ。中山選手の今季初ゴール。ついに逆転したかとスタンドも大騒ぎ。これで勝利が見えてきたはずだが・・・。

ロスタイム、ゴール前のいい位置で鳥栖にファールを与えてしまう。絶好の位置からのFKは右隅高く吸い込まれ、GK荒谷選手も触れないぎりぎりのところに入っていった。4連勝目前、3-3の引き分けになり試合終了。

まあ、上位に対してこういう結果に終わるのが今の実力かなあと思うよ。決めるべきところで決め、勝ち越してからの残り時間をうまく使えるようだったら、今の順位にはいないはずだからね。

ただ同じ引き分けでもスタジアムまで行って、つまらない0-0のスコアを見せられたわけではなかった。双方で6点も入る打ち合いの試合。その点では石崎監督になってから明らかに動きのある面白い試合になっている。

若手が育ち、古田選手のようにドリブルで仕掛けられる選手も育った。ハファエルも中山選手もゴールしたのは前途に光明。次節は8月30日、日曜日アウェイの草津戦。残り試合も前を向いてがんばれ!!





大きな転換点

2009年08月21日 | 雑感
衆院選の公示18日からまだまだ日があると思っているうちに、どんどん投票日30日が近づいてきた。総選挙の決戦はそう遠くない。選挙民が国の行く末を決める政治に直接参加出来る、という投票権を決して無駄には出来ない。

地方新聞にも選挙に関係する記事が増えてきた。地元候補がいいことを言っている。「税金の使い方を変える。政官業の癒着構造による霞ヶ関の無駄遣いを排除し、生活者一人一人を支援したい」という、民主党の候補。

この間見た「報道ステーション」に出演した民主党幹事長の岡田さんの話も大変わかりやすかった。自民党は団体にお金を渡すが、民主党は国民に直接お金を渡す。(自民党は団体からその見返りに選挙では1票になる。そういう構造が政権を支えてきた。)税金の無駄遣いということについては、大阪府知事の橋下さんが思い切ったことをやっている。あれを全国的に行うということ。

経済政策については輸出産業によって牽引される今までの経済政策では古い。アジアは需要があるが、アメリカは消費抑制に向かい、これからは期待できない。国民一人一人の消費を活性化させるという内需拡大策を取るというものだった。

ソ連邦崩壊によって敵のいなくなった資本主義が、自由という名の下に行過ぎた市場主義が暴走した結果、金融危機で世界を巻き込み、格差拡大、地球温暖化などの環境汚染を引き起こし、今までのやり方では解決できない問題が次々に起こっている。

資本主義そのものが見直される時期にも来ているのではないだろうか。子供のころ、電化製品に囲まれた豊かな消費社会を描いたハリウッド映画がはじめてのエンターテインメントだった。戦後64年、社会の価値観も変わろうとする大きな転換点に来ている、そういう選択を迫られる1票でもあるのだと思う。




まだ紫陽花

2009年08月21日 | ガーデニング
車窓からまだ8月だというのにススキの穂が見える。もう夏の終わりなのか、秋のはじめなのか。朝晩の風の冷たさは物悲しさを誘う。我が家の庭にはまだ紫陽花が咲いている。

今日はこのところの強風で折れたダリアが気になり、支柱を1本から3本に補強した。ついでに高く伸びた薔薇のシュートの支柱もやはり1本から3本に増やした。

これなら倒れないだろうと見上げながら安心感がある。その代わり作業が終わった後には棘に指されて、あちこち傷だらけで痛い。ダリアはやっぱり風には弱いようだ。つる薔薇もクレマチスも枝が伸びすぎて絡まり、どうしたらよいのかと悩む。

このごろは日が暮れるのが早く感じられ、秋がすぐそこで待っている。それでも紫陽花が咲いているうちはまだ夏の季節と思いたい・・・。






どうやら勝った

2009年08月21日 | サッカー
海外サッカーの動向もイングランド、プレミアリーグが開幕してすでに試合がTV放送され出し、急ににぎやかになってきた。スペイン、リーガ・エスパ二ョーラの開幕は8月29日。その前に8月20日に行われたというヨーロッパリーグ予選第1戦のニュースが伝わってきた。

ビジャレアルはどうかなあと気にしていたが、NACブレダ(どうやらオランダのチームらしい)にはアウェイゲーム、1-3で先勝したそうだ。いやー、よかった。VillarrealC.F.Official Web Site の英語版を見ると、14分にロッシ、48分にはイバガサ、91分にはジョレンテが得点。

相手チームには16分に1点返されている。ロッシは昨季後半にはなかなか得点出来なかったが今季はいいスタート。スペイン勢は3チームともに先勝したそうだ。バレンシアがアウェイで0-3.アスレティック・ビルバオがホームで3-2。どこも好調だ。イングランド勢はアストンビラが敗戦で、フラムとエバートンが勝利。

エバートンといえば、アーセナルがアウェイで1-6と勝利した試合を思い出した。ホームの開幕戦で6点も取られる試合を見せられたサポーターの気持ちは如何に?勝負の世界だからなんでもありだけど、なんだか気の毒になってしまうよ。

それにしてもアーセナルがあんないい勝ち方をして開幕戦をスタートさせたのだから、少しはベンゲル監督への風当たりが弱まってくれればね。チャンピオンズリーグ予選も勝利したようだし、今季は幸先がいい。

リーガの開幕戦はバルセロナがホームでスポルティングヒホン、レアルマドリードがホームでデポルティボ。ビジャレアルはアウェイでオサスナと。エスパニョルの試合に1枠だから、これは放送されるかどうか心配。

ビジャレアルはその前に8月27日、NACブレダとの第2戦がホームである。第1戦も無失点では終わっていないというところがなんだけど、まあ、ホームだからなんとかなるでしょ。




第34節

2009年08月18日 | サッカー
8月16日日曜日J2第34節、コンサドーレ札幌はアウェイでFC岐阜と対戦。夕方からの試合ながら気温は30.2度という暑さ。会場の長良川競技場すぐそばの河川敷では花火大会が行われるということで、スタンドには華やかな浴衣姿も多く見られ、後半からは花火の音をバックにプレーするという珍しい試合光景になった。

FWキリノの下には若い西選手と宮澤選手、右サイドにはドリブルからの仕掛けを見せる18歳古田選手、左サイドにはいつも存在感を見せるベテラン砂川選手。その後ろで攻守の要、長い足が魅力的な好調ダニルソン。後方には今季途中加入してから守備に安定感を生んでいる石川選手がいる。

試合は開始早々からダニルソンが前への飛び出しを見せゴールへの意欲ありあり。これが実って、3分、古田選手からのボールを受け、ドリブルでDFを交わして斜めの角度からシュート。綺麗に決まって早くも先制ゴール!暑さで疲れが出てくる前にゴールしないとね。0-1.

その後にも7分、ふたたびダニルソンが前線までドリブルで進んでシュート、10分左サイドの連携からのクロスに古田選手が飛び込んでシュートと波状攻撃が続いた。しかし追加点を奪えないうちに一方の岐阜がボールをつなぎ始めると、29分には枠内に飛ぶ決定的シュートを打たれるが、GK荒谷選手は冷静なセーブを見せる。

後半はなかなかシュートまで行かない時間が過ぎたが、74分、ダニルソンが奪ったボールを西選手へ。西選手がそのボールをすばやく縦へと蹴ると、受けた砂川選手がフェイントでDFを交わしながら、落ち着いてネットへ流し込む。0-2.疲れの見える時間に待望の追加点。この試合の勝利が見えてきた。

砂川選手の経験から来た技ありのゴールだった。そしてダニルソン、西、砂川とわずか3本でゴールまで行くという縦への早い攻撃がなんとも素晴らしい。ボールキープに長けたクライトンがいるころとは一味違うゴールシーンを見せた。

石崎監督からの評価が高い古田選手は、この試合でも後半67分、こう着状態を打ち破ろうと右サイドからドリブルで中まで進みシュートまで持ち込むという積極的な攻撃姿勢を見せた。この後、U-18の代表に参加するそうで、次節は出られないというのが残念だなあ。

これでとうとう3連勝!!次節は8月22日土曜日、ホームに戻り札幌ドームで鳥栖を迎え撃つ。この試合のチケットが手に入ったからドームへ応援に行くよ。ここでもう一つ、4連勝目指してがんばれ!!





ダリア

2009年08月14日 | ガーデニング
秋になってくると薔薇も葉っぱを落とし庭がさびしくなるという昨年の反省から、今年は通販でダリアの球根を購入。しかし3個のうち、2個は発芽したが1個は駄目。なかなか難しいものだと実感した。

白い大輪の《つくしんぼ》という名前の付いているダリアのはず?だったが、実際には薄いピンク色が入り、真っ白ではない。先祖がえりがあったのだろうか。秋に咲くと思ったら、もう次々に花をつけている。

元気に咲いている花を見るのはうれしいが、案外早くに花が終わってしまうのかもしれないなあ。少々計算が違っていた。