朝はかなり気温が下がったということが、窓につく結露でわかる。午前中にもどんどん気温が上がり、お昼ごろになると暖房が必要でなくなるほどあたたかい。早く雪が融けないかなあーと植木鉢が満開の花を咲かせている。
今朝の新聞にはうれしいニュースが載っていた。
【10年がかりの日韓共作】
日韓の歴史学者や教師たちが、両国の高校生のための「歴史教材」を10年がかりで編んだ。3月1日に日本語版と韓国語版が同時出版される。先史時代からサッカーワールドカップを共催した現代まで、すべての時代の「交流史」を扱うはじめての本だそうだ。
日韓を往復して開いたシンポジウムは15回をかぞえる。編集委員の一人である東京学芸大学の木村教授は「日韓双方の自国史を集めるだけではいけないと考えた。共通の文章になったことに意義がある。」
読本では、吉野作造や石橋湛山が日本の朝鮮支配を批判していたことを取り上げた。こうした事実は韓国ではあまり知られていないという。反対に日本ではなじみのうすい朝鮮の民族独立運動について、主要人物をあげて書いている。
読本が出版される3月1日は、植民地時代の朝鮮で「3・1独立運動」が始まった日にあたる。「韓国と日本は長い時間をかけても共同で成果を出せる。そのことを示すには素晴らしいタイミングだ。」日本では「日韓交流の歴史 先史から現代まで」と題して、明石書店から出版される。
もう一つのうれしいニュース。
【中国で日本語専攻】
北京で開かれた第2回「中国人の日本語作文コンクール」で吉林大学4年の付暁さん(22歳)が「壁を取り除きたい」という作文で、応募1616作の中から最優秀賞に選ばれた。
「そんなに日本に行きたいなら、さっさと行けよ」と長春市内のタクシー運転手に投げつけられたこんな言葉から始まっている。日本語専攻だと知った運転手に「愛国心を持ってないの?」と問い詰められた。いったんは落ち込んだが、日本人留学生との交流の中で「中国人にありのままの日本を伝えたい」と、ふたたび日本語を学ぶ意味を見出すまでを書いている。
受賞の副賞として今月末、1週間の日本旅行に行くはずだったが、卒業論文や実習で忙しくて時間が取れず、辞退せざるを得なかった。将来の夢は、テレビ局か新聞社で人に何かを伝える仕事をすること。「今は我慢して夢に向って頑張る。将来、取材で訪日したい。」
今朝の新聞にはうれしいニュースが載っていた。
【10年がかりの日韓共作】
日韓の歴史学者や教師たちが、両国の高校生のための「歴史教材」を10年がかりで編んだ。3月1日に日本語版と韓国語版が同時出版される。先史時代からサッカーワールドカップを共催した現代まで、すべての時代の「交流史」を扱うはじめての本だそうだ。
日韓を往復して開いたシンポジウムは15回をかぞえる。編集委員の一人である東京学芸大学の木村教授は「日韓双方の自国史を集めるだけではいけないと考えた。共通の文章になったことに意義がある。」
読本では、吉野作造や石橋湛山が日本の朝鮮支配を批判していたことを取り上げた。こうした事実は韓国ではあまり知られていないという。反対に日本ではなじみのうすい朝鮮の民族独立運動について、主要人物をあげて書いている。
読本が出版される3月1日は、植民地時代の朝鮮で「3・1独立運動」が始まった日にあたる。「韓国と日本は長い時間をかけても共同で成果を出せる。そのことを示すには素晴らしいタイミングだ。」日本では「日韓交流の歴史 先史から現代まで」と題して、明石書店から出版される。
もう一つのうれしいニュース。
【中国で日本語専攻】
北京で開かれた第2回「中国人の日本語作文コンクール」で吉林大学4年の付暁さん(22歳)が「壁を取り除きたい」という作文で、応募1616作の中から最優秀賞に選ばれた。
「そんなに日本に行きたいなら、さっさと行けよ」と長春市内のタクシー運転手に投げつけられたこんな言葉から始まっている。日本語専攻だと知った運転手に「愛国心を持ってないの?」と問い詰められた。いったんは落ち込んだが、日本人留学生との交流の中で「中国人にありのままの日本を伝えたい」と、ふたたび日本語を学ぶ意味を見出すまでを書いている。
受賞の副賞として今月末、1週間の日本旅行に行くはずだったが、卒業論文や実習で忙しくて時間が取れず、辞退せざるを得なかった。将来の夢は、テレビ局か新聞社で人に何かを伝える仕事をすること。「今は我慢して夢に向って頑張る。将来、取材で訪日したい。」