22日、プレミアリーグ第5節、アーセナルはホーム、エミレーツスタジアムにストークシティを迎えて対戦。チャンピオンズリーグ、アウェイのマルセイユ戦でも1-2で勝利。グループステージ初の戦い、しかもアウェイで勝ち点3を獲得し、波に乗ってきた。この勢いでCL後の難しいリーグ戦を乗り切り、この日も3-1で勝利。なんと首位に浮上とは…
試合前にはウォルコットが体調不良ということで右サイドの先発には若いグナブリーという選手が入る。1トップ、ジルーの後ろにはエジルがトップ下。この日3得点すべてに絡み勝利へ貢献、後半選手交代でピッチを退く時にはスタンドの観客が総立ちで彼を見送ったほど。
開始早々の5分、FKからエジルの蹴ったボールは相手GKにはじかれたが、こぼれ球がバウンドしてラムジーの足元へ転がり、好調なラムジーの得点感覚が冴えわたり、見事に先制。しかし26分には同点に追いつかれ1-1。
ところが連勝してきたことで全員が自信漲るアーセナルは36分、CK、エジルのボールにセンターバックのメルテザッカーがヘディングシュート。これが決まって、再び突き放し、2-1で折り返す。
後半はGKシュチェスニーもチームを助けていたが、1点差では危ないとハラハラしていたら、72分、またもエジルのFKから、今度はサイドバックのサニャが頭で合わせ、3点目を決めた。
これで勝利を確信したヴェンゲル監督は選手交代、グナブリーを下げて宮市亮選手をピッチへ送り出す。宮市選手は残り時間を失点を防ぐことに力を注ぎ、それほど目立たなかったがドリブルで上がる場面もあって、このときは観客から拍手。
ストークシティの屈強な選手に交じるといかにも小柄で華奢、これ以上怪我がないようにと祈りたい気持ちになるが、チャンピオンズリーグで90分からわずかに出場した後、この試合でリーグ戦出場を果たし、アーセナルの一員として、今季は少しずつ経験を積んでいる。
この日はセットプレーからDFが2得点と珍しい得点パターンを見せた。エジルの蹴ったボールが正確だったんだろうけど、前線の選手以外でもこんなに得点出来るなんてねえ、びっくりだよ。
これで公式戦7連勝ということで、ヴェンゲル監督は自信を持ってきているらしいよ。なんせリーグ戦で首位だなんて、アーセナルはあんまり慣れてない!?から、どうも落ち着かないというかなんというか。
それぞれ監督が代わったマンチェスターユナイテッドとマンチェスターシテイは4-1のスコアでユナイテッドがシティに敗れた。この乱戦模様はアーセナルに絶好のチャンス、そのうち首位に慣れて!?くるかも…