FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

監督交代

2014年08月29日 | サッカー

 昨日、コンサドーレ札幌の財前監督が解任されたそうだ。海外サッカーの試合が面白くて、それを見るのに追われていたので、気付かなかった。今朝の新聞の道内欄を読んで初めて知った、うかつにも…

このところ勝てなくなって順位も上がらず、一時は6位まで浮上していたのに、こういう事態になっていたとはねえ。クラブの資金難からすれば監督交代なんて考えられなかったので、驚きの解任劇だ。

新しい監督さんはクロアチア出身、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表コーチなどを務めた後、09~12年に愛媛を率いたというイビッツァ・バルバリッチ監督(52歳)が就任するそうだ。これは期待できそうだねえ。イビッツァって名前はオシム監督とおんなじじゃないの?オシム監督ファンとしては、なんだかうれしくなるなあ。

クラブの公式サイトには野々村社長のメッセージ…財前監督はよくやってくれた、スタッフとして残ってほしいとお願いしたというだから、若い人を育てるというところでは十分能力を評価しているのだろうが、「ボールを相手より長く持ちながら、行けるところはゴールに素早く向かっていくというサッカーを伝えてもらうには一番適した監督、ということでバルバリッチ監督にお願いしました」。

ポゼッションやパスをつなぐという点では確かにデータを見ても昨季より向上しているが、ペナルティエリアの中にどれだけ入ってプレーできるかという点では、昨季22クラブ中11番目今季も11番目というのだから、この点では進化が見られなかったことからの監督交代になったようだ。

小野伸二選手を加入させた後には、ポジションが被ることで、チーム内で一番得点していた絶好調の砂川誠選手を外すことが多くなり、それがチームの勢いをそぐ結果になったように見えるけど、その点はどうなんだろうか。営業面を考慮して、小野選手をより多く使ってくれとクラブから言われていたんだとすれば、財前監督一人の責任ではないよねえ。

なかなかゴールを決められない状況では、得点出来るストライカーが必要なのであって、そういう意味では小野選手の補強が果たしてどうだったのかという疑問も出てくるし、野々村社長の責任もあるんじゃないかという気がするけど…

 


プレーオフ

2014年08月28日 | サッカー

 27日に行われたチャンピオンズリーグプレーオフの第2戦目、アーセナルはトルコのベシクタシュをホーム、エミレーツスタジアムに迎えて対戦。スタンドにはおよそ1500人のアウェイサポーターが駆けつけ一角を陣取り大声援、ロンドンには総勢5000人くらいが駆けつけていたんだとか。

前回は0-0で終わったので、どちらにもチャンスがあり、アーセナルは17回目も本選出場なるかという大事な1戦。この審判はカード連発、イエローカードは双方10枚以上かも、アーセナルはレッドも一枚くらい、なんとしても勝たなくてはと最後まで走りきる緊迫感溢れる試合になった。

バルセロナから移籍してきたアレクシス・サンチェスはこの日も1トップで先発、試合ではまだゴールがないがフィットするのを待ってはいられない。なんせフランス人FWジルーが骨折で復帰まで4か月もかかるそうだし、左サイドバックのギブス、中盤でキャプテンのアルテタと三人目の怪我人。開幕早々大変な事態だ。

試合は前半アーセナルが積極的に攻め上がって、ゴールを狙うが得点できない。30分過ぎ、エリア内でウィルシャーが止めようとした相手選手の後ろで滑って転び、その前にいたベシクタシュの選手も倒れたように見え、PKにとられてもおかしくないと言われていたが、そうはならなかったのでやれやれ。

前半追加タイム、ウィルシャーやエジルがパスをつなぎながらゴール前に上ってきたが、後ろから来たサンチェスがボールを受けて素早くシュート。これが上手く行ってとうとう初ゴールを披露!!ボールをウィルシャーに返さず、自らシュートしたのはホームサポーターの前でどうしてもゴールを見せたかったのだろう。

後半立ち上がり、何回も決定的チャンスがありながらどうしても追加点を奪えず。ここでベシクタシュにアウェイゴールを許したら、アウェイゴールの差でベシクタシュが本選出場となるので、ずっとハラハラ。

75分には新加入右サイドバック、ドゥビュシーがイエロー2枚目でレッド退場、ここで10人で戦う羽目に。そこで急きょ、守備の補強にエジルを下げてまだ19歳という新加入チャンバースを投入。

ところが審判の許可なく入ったということなのか、イエローを出されてしまう。その後はGKシュチェスニーまで遅延行為を取られてイエローカード。審判も混乱!していたのかも?ベシクタシュも相当イエロー出されていたからね。

それでも何とか乗り切って1-0で勝利。ヴェンゲル監督も余裕をなくしたのか、交代カードを残したまま、試合終了。アレクシス・サンチェスは終了と同時にピッチにへたり込んで立ち上がれないほど疲労困憊。

中盤の後ろで守備に奔走したフラミニは双方で最も走行距離が長い選手として記録され、チームのために献身的にプレーする選手の気迫が一つになって、ようやく勝ち残れた試合だった。朝から疲れたなあ~

もう一つ試合放送のあったスペインのアスレティック・ビルバオとイタリアのナポリの試合はナポリが先制しながら、GKが飛び出して無人のネットにゴールされるなど、大逆転で追加され、こっちはゴール数が多いだけに面白い試合だった。

バスク人だけで構成されているスペイン北部のアスレティック・ビルバオはイングランドのようなサッカーをするチームだなあという印象が強かったけど、チャンピオンズリーグ本選出場は確か16シーズンぶり?というぐらいだから、サポーターの熱狂もすごい。

スタジアムも超満員という感じだった。バルベルデ監督はほんの少しビジャレアルの監督をしていた時期があって、今でも覚えているよ。これで相当株が上がりそうだね。

アーセナルは強行日程で30日にはレスターシティとリーグ戦だそうだ。サンチェスを90分使ってしまったし、どういう先発でくるのか。疲労から怪我人がという事態は避けてほしいなあ。

マンチェスターユナイテッドのファンハール新監督はカーリングカップでイングランド3部のチームに4失点で敗戦。開幕以来、公式戦で勝ち星なし。ビッグクラブだけに言い訳が効かないから非難轟轟、大変なプレッシャーだ。

 

 


リーガ開幕戦

2014年08月25日 | サッカー

 日本時間で今朝の6時から試合が始まったリーガ開幕戦、レバンテのホーム、シウタ・デ・バレンシアではビジャレアルとの試合が行われた。共にバレンシアをホームとするダービー戦だそうだ。テレビ局の要請なのか、キックオフが夜の11時なんだとか。深夜営業だねえとびっくり。家族連れは無理だろうし、月曜日から仕事があるというのにどうなってんだか…

昨季6位で終了したビジャレアルは一応残留が目標だろうけど、今季こそはヨーロツパリーグではなく、チャンピオンズリーグに行きたいだろうなあ。とはいえ、降格しないことが大事だからね。

先発のメンバーはジオバニ・ドス・サントスとウチェが昨季同様に2トップのコンビを組む。連携もばっちりだ。攻守切り替えの核になる真ん中にはキャプテン・ブルーノと若いトリゲロス。右サイドはベテラン、カニ、左にはチェリシエフ(ロシア代表でレアルからレンタルで来ている期限付き移籍)、最終ラインには右からルカヴィナ、ガブリエウ。ビクトル・ルイス、ジャウメ・コスタ。GKは完全移籍をしたアセンホ。

開始早々からアウェイのビジァレアルのほうが積極的に攻撃、ジオバニがチェリシェフのクロスもあって、何回かシュートまで持ち込むなどチャンスを作ったがゴールならず。レバンテは15分ごろ得意の速いカウンターが出てきたがほとんどそきり。0-0で折り返す。

後半にはホームのレバンテが開始早々から攻め上がったが、逆にビジャレアルにカウンターのチャンス。11分、イケチュク・ウチェが相手選手にシューズを踏まれて、片足脱いだ状態で倒れながらも渾身のシュート。これが決まって待望の先制ゴール!!

その後は新戦力が続々登場。カニに代わってFWエスピノザ、ウチェに代わってモイ・ゴメス、ジオバニに代わって20歳のFWビエット登場。40分にはチェリシェフが連携からついに2点目を奪う。2-0.そのまま試合終了。開幕戦勝ち点3獲得。ジオバニがどんドンゴール前へ上がってシュートを打ったり、サイドを使って前へ向かう小気味いい戦いだった。

昨季のDF主力、マリオ・ガスパールやムサッキオがサブなので、どうしたのだろうと思ったら、何日か前にヨーロッパリーグのカップ戦があったらしい。そこで使われたのかもしれない。この試合では新加入のチェリシエフが何度もサイドを上がってはチャンスを作り、最後にはゴールを決め、とてもいい働きをした。これでチームメートとサポーターに認められるね。

開幕前の親善試合やアウェイのヨーロッパリーグの試合も一つも負けてなかったよ。今季は万全の体制で臨んでいるようだ。それだけに31日、次節のバルセロナ戦はどういう戦いになるのか。その前にヨーロッパリーグがあるんだろうか。イエロー・サブマリンズがんばれ!!


気が抜けた

2014年08月25日 | 雑感

 今日は2回目の皮膚科受診。塗り薬はまだ残っているけど、帯状疱疹の可能性があると言われただけに気になって、早めに病院へ行ってきた。最初は北斗七星!?のようだった発疹が胸のあたりから脇の方へ、だんだん広がってきた。お腹のあたりにもある。相変わらず汗をかくと痒くて仕様がない。

 そんなわけで、一番気になっている問題、後に痛みが残ったりはないんでしょうか…とお伺いを立てるとなんと…帯状疱疹ではないというではないか。帯状疱疹ではお腹のあたりにまで発疹は出てこないという診断結果。なんだあ、あせもか…と一遍に気が抜けてしまった。

  さあ、ちょっとばかり、外へ行って庭仕事をしてくるかなあ…


第2節

2014年08月25日 | サッカー

 23日行われたイングランドプレミアリーグ第2節、アーセナルはリバプールにあるグディソン・パークでエバートンと対戦。昨季の最終成績はアーセナルが4位、エバートンが5位と実力伯仲。相性が良くないチームだけに苦戦が予想されたが、案の定!?前半のうちに2点先行され、こう着状態で時間が進む。このまま負けパターンかという後半83分ラムジー、90分ジルーのゴールにより同点に追い付き、勝ち点1を獲得した。

新加入の元バルセロナ、アレクシス・サンチェスをトップに据え、ドイツ組のメルテザッカーとエジルが先発。ところがサンチェスのところになかなかいいボールが届かない。仕様がないとサンチェスは下がってボールをもらいに行ったり、自陣ゴール近くで守備に奔走したり。

後ろの方からパスをつないでようやく相手エリア近くまでボールを運んでも、ショートパスを回しているうちに奪われたり、跳ね返されたり。カウンターになってもボールを触る選手が多すぎて、まるでスピードが出ない。相手守備陣はすっかり陣形を整えて待っている。それにミスが多かったような気がしたよ。相手にパスするなんてねえ。

1点ならともかく、2点もでは難しいなあと見ていたら、後半サンチェスに代わって、ジルーが投入され、カソルラも途中から入ってくるというあたりから、83分カソルラのクロスに詰めていたラムジーが至近距離から押し込んでまず1点返し、90分にはサイドバック、モンレアルのクロスにジルーが頭で合わせて同点ゴール!!なんとか敗戦を免れた。

手数をかけない速いカウンターから得点を奪うという効率のいいゴール奪取から見れば、エリアの中まで細かくパスをつないで、なんてサッカーを難しくしてるんだろうと嘆きたくもなるが、それが上手く行けばファンタスティックなんだろうけど、どうもうまくいっていないというところ。

我慢強くこのままで行くのか、手直しするのか、ヴェンゲル監督にとっても悩ましいが、水曜日にはホームでのベシクタシュ戦をどうしても勝たなきゃあならないし。ジルーの怪我も心配の種。相変わらずのジルー頼みでは、昨季と変わらないよ。すっきりしない試合が続く。どうするのかなあ。


曇天

2014年08月22日 | ガーデニング

 今日は曇天で外に干した洗濯物が乾ききらないうちに取り込む時間になった。家の前の道路一帯はただ今工事中、通行止めの札があちこちに置いてある。大きな機械の運転席には作業員が座り、すぐの場所で砂利をすくったり、それを固めたりガーガーゴトゴトと…

昨日は天気がいいとなんだか勤労意欲も出てきて、物置の中の整理や、折り畳み式テーブルセットを動かして、物置の隅へ戻したり、子どもと一緒にやってきたワンコ用の柵をいくつもシートで包んでビニールの紐で巻いたり。ちょっと働き過ぎだったかも。

アーチに絡ませてあるアンジェラというつる薔薇は、もう横に倒すのは無理というほど大株になった。こどもの友達のご両親も薔薇栽培をしているということで、先日見にいらした時には後段の薔薇がどれも大きくなって驚いたようだった。

冬越しは立ったまましているとのこと。ここは落雪があるので、横倒しにしているとか、しばし薔薇談義。ゲラニウムを何十株も植えているそうで、それを整理するつもりなどという話も。

去年まではなんとか横倒しにしたんだけどねえ。アンジェラの株元は木質化され5センチほどの直径になり、薔薇は低木なんだと実感する。この冬はどうしたらいいかと高くなった枝を見ながら、思案中…


シリーズ

2014年08月22日 | ドラマ

 シャーロック・ホームズの探偵ものは大好きで、「シャーロック・ホームズの冒険」という古いほうのシリーズがまだ毎週土曜日深夜NHKBSで放送が続いているけど、こちらはいつ打ち切りになるかとハラハラしながら見ている。最近になって、もう一つ面白いシリーズものを見つけた。

WOWOWで放送されている「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」という刑事もので、かつて放送されていたという「主任警部モース」の若き頃、新米刑事時代を取り上げてドラマ化しているそうだ。

オックスフォード大学を中退!?したという、モースという若い刑事巡査とその上司のベテラン警部補だったかな、このコンビ、それに職場のなにやかやの人間関係がからみあって、複雑なものにしている。ホームズ探偵&ワトソン君よりもう少し現実感が漂っているというのか。

なにより光と影のコントラストをうまくとらえた映像がいいんだよねえ。これで見てみようという気になった。画面は常に落ち着いた色調で、あまりグロテスクな場面が出てこないのもいい。モース刑事は脇が甘くて、犯人に撃たれたり、刺されたり、寿命を縮めるような捜査をしているので、いつまで刑事生活を全うできるのかと心配になるほど。

モース刑事役のショーン・エヴァンスという俳優は長身細身、もしかしたら、毎日カロリー計算をして日本食を食べているんじゃないの?と思えるほど、凡そ筋肉隆々とは対極の体形。

そういえばレオナルド・デカプリオが体を鍛えたのか、大人になるにつれて、すっかりアクション俳優体形で普通のアメリカ人!?になってしまって、これにはかなりがっかりしているので、ショーン・エヴァンスさんはそのままの体形を維持していただきたいもんだよねえ。

「シャーロック・ホームズの冒険」の次回放送は8月24日(日)AM0:30~1:23 BS103「這(は)う人」

番組冒頭からクラシック風の弦楽器が奏でるテーマ曲、野外や背景の館も厳選されていて、当時の時代を映し出すような工夫が随所に見られ、ホームズ探偵とワトソン君の役者もぴったりはまり、まさに究極のホームズドラマという感じがしている。出来るだけ長く放送してほしいけど、地味な番組だから、どうなるかなあ。

「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」の次回放送はWOWOW8月24日(日)午後1:00~「Case 6 消えた事件簿」 午後2:35~「Case 7 亡霊の夜想曲」

ドラマとしては一つ一つが長いので、かなり丁寧に作られている。頭脳的なモース刑事となんていったかベテラン警部補がとてもいいコンビ。こちらの方はまだ制作が続きそうだけど…


割引

2014年08月20日 | ガーデニング

 病院からの帰り道によく行く造園屋があり、そこでは割引の看板を立てて、お客を誘っている。ふ~ん、半額もあるのか~となんとなく寄り道をしてみたくなり、足を踏み入れると…、あちこち回っているうちに、案の定、割引セールに引っ掛かってしまった。

今時売っているのは残り物には違いないけど、2メートルはあるかなあというつる薔薇が2000円とは安すぎる。その後ろには何倍もする小さな値札が下がっていた。たしかに、これだけ大きくするのは大変だからねえ。

そんなわけで、買うことにしたのはロココというつる薔薇。オールドローズの良さを残した四季咲きの薔薇だそうだ。鉢も相当大きいし、横倒しにしても車に入れるのは難しいなあと、運んでもらうことにした。

夕方になるとトラックに積まれたロココを、力のありそうなお兄さんが穴を開けて待っている所定の場所!?へ運んでくれた。きっと元気に育ってね…

写真の薔薇はオーギュスト・ルノワール。ちょっと雨に弱いので、鉢植えにしている。


夏の疲れ

2014年08月20日 | 雑感

 本州はまだ残暑真っ盛りのようだけど、このあたりは朝晩ひんやりして肌寒い、雨が降ると風が冷たく感じられる。もう気温も上がらず、このまま秋になって行くのではなんていう言葉まで聞かれるこのごろ。

お盆休みも終わり、子どもがまた生活の本拠地へ帰って行った。涼しいところから、気温が高いところへ戻って行く。これからは夏の疲れが心配だ。

そういえば…あせもが出て痒いし、なかなか治らないというと、子どもが病院へ行った方がいいよ、それ、帯状疱疹ではないかと疑っている…なんてことを言っていた。それでも皮膚科に行こうとしなかったが、たしかにもう何週間も発疹が続いているし…と子供がいなくなったのを機に病院へ行ってみることにした。

診断の結果は帯状疱疹の可能性が高いというもの。右側がなんともないのに、左側ばかり発疹が出ているとか、たしかに不自然なところがあったなあと今、改めて。塗り薬を処方してもらって、朝晩ぬり、5日から1週間後くらいにまた来てくださいとのこと。発疹のところはまだ猛烈痒い。

もう他界した父はかなり高齢になってから帯状疱疹にかかり、その後には痛みが残って、ずっとその痛みに耐えていた。子どもの頃、水ぼうそうにかかって、その時は治って納まっても、その後も菌が体内に残り、体力が落ちた時にこの病気になって、表れるのだそうだ。夏の疲れにご用心…


なんとか

2014年08月20日 | サッカー

 UEFAチャンピオンズリーグ予選プレーオフの第1試合、アーセナルはアウェイでトルコのベジクタシュと対戦。開幕戦を戦ってから3日という強行日程。もうこういう試合を戦う選手たちも大変だ。最後は10人になりながらも無失点で乗り切り、0-0で終了。ホームの第2試合に望みをつなげた。

前半立ち上がりから、積極的にシュートを打ってくるベジクタシュの攻撃をGKシュチェスニーが防いでいたが、最前線のジルーが孤立気味、なかなかシュートまで行かない。後半50分にはアルテタが怪我、代わってフラミニが途中から。

これで少しは安心と思ったら、すぐにイエローを出されてしまった。ヴェンゲル監督はアウェイだから、引き分けでもいいという考えなのか、アーセナルは慎重な戦いぶり。チャンスといってもジルーも決められないしねえ。後半80分にはラムジーが2枚目のイエローを出され、とうとう10人で戦う羽目になった。

その後途中出場のオックスレイド=チェンバレンがドリブルから果敢に攻め上がってのシュートはポストに当たって枠を外れたものの、一番の見せ場になった。追加タイムのころにようやく、ロシツキー登場。リーグ戦にも出ていなかったのに、遅すぎる交代。

アレクシス・サンチェスは何度もサイドからドリブルで上がっていったんだけど、誰も来ないので、結局、囲まれて頓挫という繰り返し。サンチェスのがんばりを、もう少しチームプレーにつなげられないかなあ。

ワールドカップに優勝したエジルやメルテザッカー。ポドルスキーのドイツトリオはいつ合流するのやら。ドイツはレーブ監督が8年間指揮を執り、ユースからの長期育成が実り、FIFAランキング1位に返り咲いた。やるとなったら徹底する、息の長い10年計画。その前にちゃんと反省しているから出来ることだ。

エジルが登場すれば、ゴール前の単調さを何とか解消できるかもしれないしね。プレミアリーグではこの試合のように、枠外シュートに助けられるというのはそうそう期待できないからねえ。