FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

薔薇の葉っぱ対策

2010年07月31日 | ガーデニング
今年は木酢液散布の回数が少なかったせいか、随分毛虫に葉っぱを食べられ、穴あきだらけ。やっとこさ飛び立ってくれてやれやれ!と思いきや、今度はうどん粉病や黒点病!!

「無農薬でバラ庭を~米ぬかオーガニック12ヵ月~」(築地書館)という本を読んでからというもの、米ぬかをうすくまいてみたり、うどん粉病の葉っぱに米ぬかを指先ですりこんだり。

ただし実際は米ぬかというのも葉やけのような症状が出てきて、どうも慣れないと加減が難しい。それで同じページに出ている”米ぬかシュガー作戦”のほうを”採用”することにした。

●うどん粉病には米ぬかシュガー作戦
米のとぎ汁1カップ(200ml)に小さじ1強(6グラムくらい)の黒砂糖を溶かした液をうどん粉病になった葉にスプレーするというもの。

これは砂糖の作用のせいか、葉っぱがつやつやしてきて、目に見えて効果的。いまのところうまくいっている。大量には作れないのでもっと多量に必要な場合は木酢液のほうがいいようだ。

黒点病のほうは半ばあきらめの状態だが、見た目がよくないので何とかできるものなら何とかしたい。そこで梶みゆきさんの「バラの園を夢見てⅠ~オールドローズとつるバラの庭づくり~入門編」(ベネッセコーポレーション)から。

梶みゆきさんといえば、すぐ木酢液が連想されるが、実は!!この本の中で紹介されているアメリカの有機栽培家・マーサ・スチュアートさんが行っている方法。

●黒点病には重曹作戦
重曹を約1000倍の水に溶かし、定着液として石鹸液数滴落とす、というもの。

粉末状の重曹を実験室ではない?家庭でどうやって作るのか。小さじ5ccの重曹をはがきか、買い物のスーパーチラシのようなものにいったん移して、それをおおよそ5等分する。はがきやチラシなどを半分に折り、粉末が流れる道を作ってスプレーに入れ、水1リットルに食器洗い洗剤を一滴か2滴たらせば、出来上がり。

梶さんも「・・・さっそくやってみました。効果はバッチリでした」と書いているくらいだから、バッチリ!!間違いない。

写真の薔薇は粉粧楼(ふんしょうろう)。






トマトも色付く

2010年07月31日 | ガーデニング
裏庭に植えていたトマトが最初は青い実が徐々に色付いて、トマトらしい赤い色になってきた。ホーマックで買った小さな苗にびっしり実が付き、一丁前に”トマトらしく”から”本物のトマト”になっていくなんて・・・。

このトマトは球形ではなく、ラグビーボールのような形。たしかラベルにはアイコだったか、そんな名前が付いていたなあ。酸味も増して味もそれらしくなってきた。野菜は大好きなので、赤くなったものはドンドン、サラダになって登場している。





つるにならないクレマチス

2010年07月29日 | ガーデニング
窓の外から風と雨の音が聞こえる。これからホタル祭りが予定されていて、あちこちにのぼりがたててあった。こんなお天気ではどうなるんだろう。開催が危ぶまれるかもしれないなあ。

この間、2割引につられて園芸店に行ったら、クレマチスがびっくりするほど安かった。珍しく青い花のクレマチスに惹きつけられる。お店の人に聞いたら木立性でつるにはならないという話。なるほど・・・、それなら場所をとらなくていいかもねえと。

ラベルを見ると、インテグリフォリア系の「ヘンダーソニー」という名前。性質は強健で、四季咲き性のため、地際2~3節残してきり戻すとまた新芽が出て秋まで楽しめますと書いてあった。




 

総括が出来ない

2010年07月29日 | 雑感
今日のTVニュースでは民主党両院議員総会で執行部批判が相次いでいる映像が流れていた。参院選で惨敗したんだから、少なくとも幹事長と選対委員長くらいは、責任を取らないとおかしいんじゃない?

総括出来ないということについては、7月22日朝日新聞夕刊、”先の戦争から”という結論で締めくくっている元国際学連(IUS)副委員長、石井保男さん(76歳)のインタビュー記事が興味深い。

石井さんは「随分遅くなりましたが、わたしを送り出した人と組織への報告書のつもり」と異色の回想録、『わが青春の国際学連』(社会評論社)を出版された。・・・全学連を代表してプラハの事務局に派遣されたが、安保闘争の総括を巡り母体は分裂。後継者が来ないため9年にわたり職にとどまった。稀有な体験を通して見た冷戦下、60年代の世界と日本が描かれている。・・・

プラハに向けて飛び立ったのは1959年2月・・・、卒業すると学生ではなくなってしまうので、卒業試験を半分残しての出発だった。運動に入るきっかけは医学部に進んだ55年の学園祭。

米国の水爆実験の死の灰を浴び犠牲者が出た第5福竜丸事件があった翌年で、放射能の害毒を紹介する展示を企画。・・・到着した国際学連には東側からの代表しかいなかった。反ナチ運動を引き継ぎ、英国などの主導で46年に設立されたが、56年のハンガリー蜂起の評価をめぐり対立し、日本を除く西側は脱退し別の組織を立ち上げていたのだ。

「わたしの立場はとても強かった。西側からはたった一人ですし、ゼンガクレンの活動は世界中に知られていた。」・・・キューバは3回も訪問し、ゲバラとも会った。パレスチナのガザ地区やキプロスなど紛争の現地にも足を運んだ。

プラハで感じたのは国際情勢への敏感さ。62年のキューバ危機では「戦争は近い」と食糧確保に走った。「日本では60年代は高度成長期とされますが、本来は朝鮮とベトナムという二つの戦争の恩恵を受けた発展だった。意識が島国の中に閉じこもっていないでしょうか。」

・・・68年、ソ連軍がチェコスロバキア(当時・・・いまはチェコとスロバキアに分離独立)に侵攻し制圧。国際学連は幹部が逮捕され機能を停止した。ベルリンへ逃れた石井さんは69年に帰国。・・・

いま痛感するのは「きちんと総括しない日本」だ。60年安保についても総括できていないが、一番できていないのは先の戦争だという。「ドイツはヒトラーのしたことをきちんと反省しないと、欧州で歩いていけなかった。口先だけではだめで、心からの反省をしないと欧州人として仲間はずれになった。それに対して日本は中途半端ですね」(引用終わり)

世界同時革命といわれた1968年、プラハへのソ連軍侵攻は映画の中でも取り上げられ、今でも印象に残っているが、現地でそれをじかに体験した日本人がいたということには驚き。しかも9年間も紛争の中で体験した日々は、青春時代のかけがえのない回り道。どんなに輝いていたことだろう。

石井さんが仰っているように、ドイツと違って国境のない日本はいまだに、侵略した中国にきちんと謝罪していないし、北朝鮮に至っては国交がない。だからこの二つの国に対してはいつもおびえていなければならない。いつか仕返しをされるんじゃないかと、いわば”犯罪者の心理”。

自ら作った恐怖におののきながら、それゆえアメリカにすがり、日米同盟では無理難題を吹っかけるアメリカの言いなりにならざるを得ない。アメリカの占領政策があったとはいえ、約300万人の日本人犠牲者が出た”先の戦争”の最高責任者にして、アジアに多くの被害をもたらした戦争犯罪者である天皇を裁いていない国民性。ただ情緒的に流されてきた戦後が今の混迷につながっているのではとつくづく・・・。







ダブルフラワーカモミール

2010年07月26日 | ガーデニング
薔薇の株元にはカモミールが好きでずっと植えてきたけど、通る道が増え続ける宿根草に次第に狭められ、カモミールも大きすぎるかなあと間引いたりしていたときに、「上野ファーム」で草丈10センチというダブルフラワーカモミールを見つけた。

種袋のほうが安いので、草丈が小さいと書いてあったカモミールをタネから植えてみたけど、やっぱり30センチほどになる。これじゃあおんなじだなあと、何年もかかってようやく気が付いた。これからは芝のように生えるダブルフラワーカモミールだけにしようと”決心”。

白い花はりんごのような甘い香りがする。踏んづけても!大丈夫そうだ。今のところ「上野ファーム」でしかこの手のカモミールは見たことがないので、そこまで買いに行くしかない。まあ、楽しみなんだからそれもいいか・・・。










暑い時には

2010年07月26日 | 雑感
梅雨前線の北上に伴って本州各地は梅雨明け。35度だの、37度だの、38度だの、聞くだけで具合悪くなりそう。こういうときのためにスーパーのお惣菜売り場や弁当売り場があるんだから、大いに活用すべし。

ただ麺料理が一番食べやすいけど、炭水化物だけでは免疫力が落ちるので、肉や魚、乳製品、それに野菜、果物などビタミンも必要。乾物のワカメを戻して食べているという話なので、その点は上出来!!ミネラルやカルシウムもあり、ポン酢をかけて食べれば、疲れを取る酢を摂取することが出来るからね。

野菜もゆでたりしたくないときには、トマトを切ったり、大根おろしや長いもをおろして、一週間分なりまとめてタッパーにでも入れておけば。なんにでもまぶすように、絡めるようにして食べればのど越しもいいしね。

おろし金は、このごろはスーパーでふた付きで、底に滑り止めが付いた使いやすいプラスチック製が安く売られているから、探してみて!!大根おろしは円柱形を十文字に切り分けて、小さく四等分にしておろせば簡単。ただし残り3センチほどで止めておいたほうが、指を怪我しないためにもね。

消化を良くするので胃腸が弱っている夏には効果抜群。長いものほうは大根と違って、スイスイおろせるけど、手がかゆくなる場合は台所用、使い捨ての薄い手袋でもすればいいかも。スーパーでも薬局でも売ってるよ。長いもは腸に良いから、ご飯や麺にかけて出来るだけ食べてみて。

あとはやっぱり毎日一つの梅干かなあ。塩分も夏には必要だし。梅酢は殺菌力があり、昔からお腹を下した時に即効性があって、そういうお薬もあるくらいだから。そうだ・・・それにプレーンヨーグルトとブルーベリーも忘れずにね。夏場は血圧が下がる傾向があり、それに冷房の影響が重なれば血流が滞り、立ちくらみやめまいが心配。くれぐれも食事には気をつけてねえ・・・。





野菜の花

2010年07月18日 | ガーデニング
今日は朝から雨が降りそうで降らないというぐずついた曇天模様。気温も少し落ち着いたので朝から庭仕事をする。動き回ると滴り落ちる汗!!本州では梅雨が明け、かんかん照りの街角ニュース。本格的な暑さ到来、子どもたちもそこで懸命に生きているのかと・・・。

裏庭に植えられているナスやピーマン、ミニトマト、そのほかサラダ用の葉物は順調な生育。良く見ると野菜の花もなかなか良いなあとナスの花を写真に取って置いた。

何本かすでに”収穫”し、甘辛く炒めたり、皮を剥いて焼きナスにしたり、鉄板焼きの材料になったり。新鮮な夏野菜として食卓を彩っている。


















花菖蒲

2010年07月14日 | ガーデニング
裏庭では春の始めに咲いたオダマキ、シャクヤク、つつじ、ライラックと続き、ブルーベリーもひっそりと?少しばかり!実になり、今はナスやトマト、ピーマンといった野菜と共に、花菖蒲、アジサイが咲きだした。

札幌のほうでも八紘学園(北海道農業専門学校)の「花菖蒲園」で、毎年学生さんたちが丹精して立派に花菖蒲を育て、この時期公開している。一度見に行ったことがあるが、珍しい品種もあって、それは見事なものだった。

我が家の花菖蒲はどういった品種か忘れてしまって、名無しの権兵衛ではあるが、それでも寒い冬を越冬し、毎年元気に咲いている。日本の美は潔い。三日間だけのはかない命!!






ラズベリー

2010年07月14日 | ガーデニング
薔薇の一番花が終わり、今は遅咲きの薔薇が咲いているだけになった。一度しか咲かないオールドローズは一面に咲き誇って今年の役目を終え、四季咲きは次の出番を待っている。その間に花菖蒲が咲いたり、ラベンダーが咲き始めたり。

裏庭には挿し木をして増やしたつる薔薇が囲うように咲いているが、並んでラズベリーも植えられている。耐寒性のあるインディアンサマーという品種で、いつのまにか赤い実になって、風に揺れているのが可愛い。食べてみるとちょっとすっぱい味がする。











明日は投票日

2010年07月10日 | 雑感
いよいよ明日は参院選投票日かと思う反面、政権交代後の第一次内閣、小鳩体制下で進められようとした”国民生活が第一”という理念も理想もかなぐり捨てたように見える菅内閣には、増税路線をはじめ、大きな失望と落胆。候補者を選ぶにもためらいがある。

鳩山政権では出産から大学の教育までほとんどお金がかからないという、収入の格差があっても、それが子どもの将来にマイナスにならないように社会が手助けするという理念があったはず。

それが子ども手当ての見直しどころか、4年間はないといっていた消費税率引き上げが突然、菅総理の口から言われだした。昨年の政権交代で官僚主導から政治主導へ、政官業癒着阻止、普天間問題見直しと、日本は民主党が掲げた改革にむかって、きっと良くなるだろうという期待で見守ってきたものがわずか9ヶ月で頓挫。

鳩山さんが掲げた壮大な理想、東アジア共同体などどっかに吹っ飛び、小泉亜流内閣と揶揄されるほどの現実路線へ走り出した。小鳩体制が改革されたくない検察とメディア、アメリカとつながっている旧勢力からの総攻撃で終わりを遂げた、あの二の舞はごめんということなのだろうが。国民生活を直撃する増税路線とは何を舞い上がったのだろうか。

おまけに参院選後には野党となった自民党との連立もあり?まさかそんな!菅内閣になってからおかしくなってきた。財源の問題は事業仕分けで特別会計にメスを入れたら、20兆円くらいは出てくるという話だったのではないか。それを防ぎたい財務省の悪知恵に乗せられて、今にも日本はギリシャのようになると国民を脅かす始末。

・・・だからと言って、ここでまた民主党政権の法案が通らず、国会が空転することになっても困る。難しいことだが注意深く候補者の主張を聞いて、増税に賛成していない候補を選ぶことがこの際、国民の側からの抵抗になるのではと思う。

アメリカのイラク侵攻を支持した日本政府の方針に反対したことで、外交官を失職した天木直人さんの「さらば日米同盟」(講談社)、評論家・副島隆彦さんと元外交官・佐藤優さんの対談集「小沢革命政権で日本を救え」(日本文芸社)は大変参考になったので、是非一読をお勧めしたい。