FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

運動会の季節

2009年05月31日 | 雑感
毎年このあたりでは5月の末ごろに小学校の運動会が催される。スーパーでは売り上げが40パーセントも上がるとか、前日には親たちが学校側の合図と共にビニールシートやテープを張って家族の席取りを競い合う?など。その様子がTVの地方ニュースになっていた。

近くの小学校の開催合図の花火や競技開始のピストルの音が聞こえてくると、なつかしい気持ちになる。前日は夜遅く当日も持って行くぎりぎりまで、いなりずし、巻きずし、鳥のから揚げやオードブルのようなものを作ったり。

色取りよくお重箱に入れると見た目にも豪華なものになる。日曜日、家族がそれを囲んで子どもたちを応援するというのがこの季節の年中行事だった。このごろはスーパーのチラシに“運動会のお弁当、オードブルご予約承ります”なんて書いてあったりもするが・・・。






最終節

2009年05月31日 | サッカー
スペインサッカー、リーガ・エスパニョーラもいよいよ最終節。1位バルセロナ、2位、レアル・マドリー、3位セビージャは決まり。CL出場権を争う残りの4位争い、それに降格争いの激闘は終わっていない。

5位のビジャレアルの試合放送はないので、どうなのかとなおさら気がもめた。4位アトレティコ・マドリーはホームにアルメリアを迎えての試合。ペジェグリーニ監督はアウェイでもマジョルカ戦の勝利とアルメリアの勝利に望みを託したが・・・。

結果は無情にもアルメリアはアトレティコに3-0で惨敗。前節のハットトリックで一躍得点王の躍り出たフォルランの活躍でチームは勢いに乗っていた。こうなるとこのチームは攻撃力が爆発する。

ビジャレアルはどうかと試合経過を見ると、9位マジョルカに対してカニとジョレンテで3得点。相変わらず?失点も多く2点返されてはいたが、何とか終了まで持ちこたえて勝利した。しかし時の運すでに遅しでがっかり。他力本願なんだから、どうしようもないなあ。

ビジャレアルの選手たちは最後の最後まで力の限り戦ったのだからよく頑張った。来季はUEFAカップではなく、ヨーロッパリーグと名称も変わるらしいが、カップ戦には変わりない。ピレスもいることだし、来季もそこで活躍を見せて欲しい。

この結果により順位は4位アトレティコ・マドリーまでがチャンピオンズリーグ出場、5位ビジャレアル、やはり勝利した6位バレンシアが、来季ヨーロッパリーグで各国クラブと戦うことになった。

ビジャレアルのペジェグリーニ監督がレアル・マドリーへ行くとかなんとか報道されている。真偽のほどはわからないが、レアルはここ数年どの監督を連れてきてもチャンピオンズリーグでは負けてしまう。しかも惨敗。ビッグクラブの名に懸けて失地回復が急務。長期政権になるにはCLで勝てる監督じゃないと駄目だろうねえ。

バルサの試合は終わったが放送はこれから。デポルティボにアウェイで1-1と引き分け。前半先制されて、後半44分にエトーのゴールで追いついたらしい。3冠のお祭り騒ぎではしゃいだ疲れが確実に影響しているよ。

降格争いでは北の地域の昇格組スポルティング・ヒホンがぎりぎりの17位で残留したらしい。ロスタイムになっても攻撃していくというチームで得点もするが、失点が33点とダントツに多いチーム。

こんなに失点が多いんだからこれは駄目だとあきらめていたが、最後の2試合で勝利し踏みとどまった。いやー、これもうれしい。来季もがんばって!!








一つ一つ

2009年05月31日 | サッカー
30日、J2第18節、コンサドーレ札幌は前節と同じく厚別公園競技場においてヴァンフォーレ甲府を迎えて対戦。2回戦の1試合目という節目の試合。強い風が吹く風上の前半からセットプレーが多かったが、チャンスを生かせず。エース、キリノも決められない。0-0で終了。無失点で負けはしなかったがまたしても勝点1.このところ勝利が遠い。

石崎監督は終了前の5分間が大事といかに失点を防ぐかの練習をさせていたようだ。その点については守備の意識が増して、ロスタイム病は克服。上位の甲府を相手に無失点で試合を終えた。しかし無失点だけでは勝てない。

後方から前線の選手たちを追い越す選手がいないとチャンスは少なくなるし、クロスはゴール前の選手にピンポイントで合わせられるかとか、シュートも枠内に飛ぶかとか。

しかしそういった技術は練習したからといって、そう簡単にレベルアップできるものでもないだろうし。守備のほうに意識が向いたら、今度は攻撃力がなくなってきたという具合に、なかなかうまくいかない。

3位の仙台とは勝点10差あるらしい。昇格と考えればたしかに“遠のいた”ことになるが、まあ、負けたわけではないんだから。階段を一つ一つ登るようにして課題を克服していけば、必ず結果はついてくるよ。焦っても近道はなし・・・。

次ぎは3日にアウェイの栃木戦。
今度こそチャンスに決めて勝点3を奪えるかなあ。






長い道のり

2009年05月29日 | サッカー
27日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦は、マンチェスターユナイテッド有利という試合前の大方の予想をくつがえし、バルセロナがエトーとメッシのゴールにより2-0で勝利。どこまでも攻撃的サッカーを追求し、どんな試合でもそれを貫いてきたことへの“ご褒美”とも言えるような結果で終わった。

バルサはリーグ戦でも圧倒的な攻撃力で驚異的な得点力を披露して来たが、この試合では先制ゴールを奪った後にはむしろ全員が献身的に守備に奔走する姿が目に付いた。どんなに攻撃力があっても、それを支える堅固な守備なしに勝利はおぼつかないよと証明されたような試合。

一方の昨季の覇者、マンチェスターユナイテッドは攻撃力というよりはむしろ守備的なチームというイメージがあったが、この決勝戦に限っては先取点を奪われた焦りなのか、終始バルサのペースだったような印象。バルサはチャンピオンズリーグでずっと負けなしの相手に、それほど素晴らしい戦いをしたということなのだろう。

しばらく怪我で戦列から離れていたアンリがイニエスタとともに練習に合流したというサッカー情報を見ても、果たして試合に復帰していないアンリをグアルディオラ監督はいきなりピッチに送り出すだろうかと不安をぬぐいきれなかったが・・・。

ライブ放送の試合を見たら(そのときにはすでにエトーのゴールで1-0というスコアになっていたが)アンリの姿があるではないか。アンリのチャンピオンズリーグに懸ける思いの深さが頭に浮かび、なんともいえないような感動がこみ上げてきた。

このために移籍してきたのではと思われるほど、チャンピオンズリーグでの優勝を願っていたのだから、(膝が痛かろうがなんだろうが)本望だったろう。試合後半数分にはチャビのパスを受けて一人前線へ抜け出してシュートというチャンスがあった。

これは相手GKファンデルサルに防がれて、記念すべきゴールにならなかったのは残念だったけど。本来の調子ではなかったことを考えれば、まあ、仕様がないか。なによりトロフィーのビッグイヤーを掲げることが出来たんだから。

優勝後、ビッグイヤーを手にとってしみじみと見ていたのが印象的。ここまで来るのは長い道のりだった。ようやくたどり着いたチャンピオンズリーグ優勝。おまけにスペインでは他に例がないという国王杯、リーグ戦、この欧州チャンピオンズリーグという三つの戦いで優勝と“三冠”を成し遂げたチームになった。

おそらく100年後にも語り継がれるような歴史に名を残すチーム。その1員になれたことはなんとしあわせなことだろう。昨季はチームにフィットせずに苦労して、実際シーズン終了後の移籍まで考えたらしい。びっくりしたが(いったいどこのクラブに?)グアルディオラ監督に説得されて思いとどまったということだ。

そういう意味ではいい監督にめぐり合って幸運だった。アーセナルでは精神的な父というベンゲル監督。そしてバルサではグアルディオラ監督。この二人は人間的にも立派で文字通り恩人だね。

決勝戦には間に合ったといっても、膝の十字じん帯損傷という怪我は実際は!?もっと回復に時間がかかるものだったのでは?この後じっくりと治してまた元気な姿を見せて欲しい。ただし、これほど達成感のあるシーズンの後には“燃え尽き症候群”にならないかと心配。大丈夫かなあ。





残り1試合

2009年05月25日 | サッカー
リーガ・エスパニョーラ第37節、残るのはあと1試合という状況で、降格争いも死に物狂いの戦いだが、CL出場権を争うチームの試合も「失敗の出来ない重要な試合」。共に勝点59で並ぶ5位バレンシアと6位ビジャレアルの熾烈な火花散る戦い。

ビジャレアルはこれが最後のホームゲームになるだけに超満員の観客を前にして”負けられない戦い”。ドリブルよりパスワークで崩すのを好むらしいペジェグリーニ監督のこのチームにはどこか洗練された雰囲気がある。選手たちもその分、勝負の世界にありがちな荒々しさにちょっと欠けるのかもしれないが、またそれも良しとファンになっているのだからすきずきというものだ。(この辺りにはアーセナルとかなり似たところがある。)

試合は開始5分にはピレスが激しく当たられて倒れるなど、はじめからこの試合がどれほど大変なものかという張り詰めた空気が漂う。ピレスは2トップのすぐ後ろ、トップ下という位置にいた。

前半15分、ビジャレアルに先制点!!右サイドのイバガサから駆け上がってきた右サイドバック、キャプテンの腕章をつけたベテランDFハビ・ベンタへパスがつながると、ゴール前のFWジョセバ・ジョレンテヘ。

ジョレンテは受けたボールを少し浮かしてからすかさず右足でシュート。それが見事に決まり1-0.その3分後にはバレンシアのビジャのシュートをビジャレアルGKロペスが右手で防いでいる。

しかし22分ごろ、このところ好調でチャンスを作り出していたイバガサが足を抑えて、どうやら怪我らしい。担架に運ばれて無念の退場。悔しそうだ。代わってブルーノが真ん中に入るとピレスはポジションが右サイドに移ったようだった。

さらに追加点!!31分、カニからハビ・ベンタへとつながると、ゴール前につめていたFWジョレンテヘクロス。これを動きながらヘッドで押し込んでゴールを決め、この日2得点と大活躍のジョレンテ。2-0.

ところが何とか追いつきたいバレンシアは41分、左サイドからのクロスにFWビジャがシュートするとポストに当たって跳ね返り、ボールは運よく足元へ。それをGKを交わして至近距離から押し込んで2-1のスコアにする。

後半になるとバレンシアは攻勢をかけてくるが、ビジャレアルは前節のように追いつかれるのではないかという不安が頭をよぎる。ところが・・・、この日は違っていた。67分、ブルーノが前線へ縦パスを出すと、それに反応したピレスが右サイドからエリア近くまで上がり、ゴール前のカニへ折り返すと。

カニは相手DFが何人もいるというわずかのシュートコースを見極め浮き球を蹴ると待ち構えるDFとGKの意表をつくようにネットの中へ入っていった。同点にしたいバレンシアを突き放す3点目が決まり、選手たちもスタンドも大騒ぎ。雨が降る中、スタンドには傘やカッパを着て観戦している姿。

ピレスも残り時間を意識して自陣ゴール前まで戻って守備にも奮闘する。この日は交代もなく最後までピッチで戦った。70分過ぎ、ジョレンテの代わりにFWフランコが入ると、熱くなる性格なのか選手同士が近寄ってきて険悪な空気。

87分ごろだったろうか、バレンシアFWモリエンテスのシュート。混戦からビジャレアルのDFの手にボールが当たったのではないかという抗議。しかし主審はこれを取らなかった。その後追加タイムは5分間。この日のビジャレアルは最後まで集中を切らさず、いい戦いのまま終了。

この試合結果によりビジャレアルは5位に上がり、最終節に望みを託すことになった。3位はセビージャで確定、4位アトレティコ・マドリーはビルバオだったか、FWフォルランがハットトリックと絶好調の試合をした。

フォルランはついに1位のバルセロナ、エトーを追い抜いて得点王になったというのだから恐ろしい。おまけに最終節はホームだからねえ。アトレティコは引き分け以上で4位が確定する。

ビジャレアルは勝った上で相手の結果次第という状況。しかしサッカーはなにが起こるかわからない。最後まであきらめずに戦って欲しいよ。ピレスにとってはチャンピオンズリーグの舞台で戦う、ラストチャンスかもしれないからね。


第17節

2009年05月25日 | サッカー
24日、J2第17節、コンサドーレ札幌は今季はじめてという厚別公園競技場でのホームゲーム。東京ヴェルディを迎えての対戦。旗が真横になびくという特有の強い風の中、1万人を越える観客の勝利を願う期待を背に戦ったが・・・。

前半から押し気味に試合を進めながら相手の守備も堅く、なかなかシュートまで持ち込めずに0-0で折り返す。後半も攻め続けて18分、キリノ、クライトンの連携から岡本選手がシュートを決め、ようやく待望の先制点。1-0.

まだたっぷり時間があり、この後追加点を奪えればというところが、24分、キリノが抜け出したが決められず。その後、岡本選手に代わって投入された砂川選手へのファールで相手選手に一人退場者が出たが、時間が経つほどにシュートかという場面でもパスにしたり、守ろう守ろうと気持ちが引きすぎたのかもしれないねえ。

しかしそれでも乗り切れるなら・・・と時間が過ぎていったが。終了間際、一瞬の間隙を狙っていたヴェルディの選手に同点ゴールを決められてしまう。1-1.勝利が目前だっただけに勝点2を逃がしたという印象が否めないなあ、どうしても。

これで総当りの第1回戦は終わり、次節から2回目の対戦になるのだそうだ。次ぎもまた厚別で30日、迎える相手は上位の甲府。一週間気持ちをリフレッシュして今度こそ勝利を!!







風の通り道

2009年05月22日 | ガーデニング
昨日は夏のように暑い日だったが、今日は曇天。さっきからとうとう雨模様になってきた。雨が降ると一日といえないほど薔薇も宿根草も葉っぱが伸びて驚く。雨に洗われた若々しい緑が目にまぶしい。

薔薇の葉っぱの先端には小さなつぼみが出来てきた。これがあと何日かするともっとも大きな花をつける一番花になる。毎朝庭を見回って日一日と成長する草花の姿を見るのが目下の楽しみだ。

といっても見回り中には気が付くこともあって、春先には可憐な存在だった宿根草もとなりの領域を侵害するほど大きくなっていたりする。薔薇の株元まで広がっているのもある。

薔薇には日光と同じくらい風の通り道が大事。風が通らないようだと病気にもかかりやすくなるらしい。そこで宿根草の引越しとなった。作業はまずは水を入れたバケツを用意。そこへハサミを使って二つに分けた株を漬けておく。

次は長靴に体重をかけ、スコップをぐっと押すように突き刺して土を掘る。分けた株を穴にいれ、周りには堀りあげた土を戻す。ジョーロでたっぷり水をかければ完了だ。こういうときの雨は天の恵み。キャットミントともう一つはマーガレット(のように見える)。ヤレヤレ・・・。これで一安心。





10試合負けなし

2009年05月22日 | サッカー
20日の水曜日、J2第16節、コンサドーレ札幌はアウェイで水戸ホーリーホックと対戦。最後のほうにクライマックスがあった。後半試合終了近く速いカウンター攻撃、クライトン、キリノ、藤田がゴール前目指して走る走る!!うまく行けば決勝点かという決定的チャンス!!しかし藤田選手からのクロスにクライトンが蹴ったボールは惜しくも枠を外れて流れていった。あーあ・・・無情。

試合は前後半ほとんど押され気味でリズムに乗れない展開だったが、守備陣の踏ん張りもあって0-0の引き分け。簡単に負けないようになったチームは10試合不敗なのだそうだ。若い選手たちが成長したもんだねえ。

昨季のことを考えるとそれだけで泣けてきそうだが、次の今季初となる厚別公園競技場での東京ヴェルディ戦で第1クールが終了。サッカー情報に寄れば、勝てば589日ぶり(この計算には努力賞?)の厚別勝利になるらしい。

それほど勝ってなかったというんだから“不敗神話”どころじゃないという深刻な状況だった。なんせ“ザル”のように失点していたんだから。それがここ2試合なんとか無失点に抑えている。

それを支える一人、今季から加入したDFのセンターバック趙選手が次節は累積4枚になり出場停止。せっかく守備の危機意識が浸透してきたことでもあり、誰が入ってもこの流れを続けてほしいものだ。

24日、厚別公園競技場でひさしぶりの不敗神話復活!!
・・・そうなったらうれしいなあ。





楽しみを待ちながら

2009年05月20日 | ガーデニング
昨日は強い風が吹いていた。お天気ニュースを見たら風速が25m以上もあったということで、これは台風並みの強風らしい。家の中にいても風の音が聞こえるほど。心配になって玄関前に出している植木鉢を見に行ったくらいだ。

今日は一転朝からカラッと晴れたいい天気。庭を見回ると春先にかなり薔薇の剪定をしたのに、葉っぱがドンドン伸びて密集してきた。枝と枝の間をスカスカにしたつもりがこれだからねえ。もう一度込み合っている枝を整理しないと大変なことになりそうだ。

それでも日に日に葉っぱが大きく成長してくるのを見るとうれしくなる。長い冬を乗り越えてまた新しい薔薇の花に出会えるのだから、あと何週間か待つというのは大したことではない。

楽しみを待っているというのも生きる希望の一つ。家の前の花壇は通りに面していることでもあり、ここを通る人々に「薔薇が綺麗に咲いていますねえ」とか「毎年楽しみにしています」などとよく声をかけられる。当然!気合の入り方が違う。

それに比べるとただの?雪捨て場だった裏庭は、通りからよく見えないせいも合ってどうしても植えっぱなし。手抜きというかなんというか。それでもまた春が来たと、つつじが枝いっぱいに花を咲かせていた。







ピレスの頑張り

2009年05月18日 | サッカー
海外サッカーも残り試合がわずか。ここへ来て優勝が決まったり、降格が決まったりとリーグ戦終盤の様相を呈してきた。しかしそれ以外のチームでも順位にこだわり崖っぷちを戦っているチームがある。CL出場権を争っているチームだ。

リーガ・エスパニョーラ、ビジャレアルは7位という順位で前節はこれで負ければ相手のバルセロナは優勝が決まるかというバルサの巨大スタジアム・カンプノウでの試合。優勝を祝おうと超満員の観客の前、負けたかと思われる展開で終了間際のロスタイム、FWジョレンテがゴールを決め引き分けに持ち込んだ。ビジャレアルにとっては貴重な勝点1を獲得。

さらに上位対決の道はけわしで、先週末には2位レアル・マドリーとの対決。この試合ではレアル・マドリーに勝つよと宣言?したらしいピレスが勝利への執念を見せ、17分、高く飛び上がってヘディングで今季3点目という先制ゴールを決めた。

ゴールの後うれしそうに走っている姿を見たのは久しぶり。うれしかったなあ。なんだかジーンと胸に迫ってきた。アーセナルにいたときには1シーズンに10点くらいは得点していたんだから、このところのいいパスを出すだけの役割は淋しいというものだった。

ところが後半レアルに開始早々に同点ゴールを決められ、どうなることかと思ったら17分、パスをつなぎながらのビジャレアルらしい得点でカニが勝ち越し点。残り時間がまだたっぷりある時間帯で、後半に失点が多いこのチームには不安が付きまとう。

そしてピレスも交代してしまった後半43分、オフサイドかという位置ながらレアルのFWイグアインがふたたび同点ゴールを決め2-2と追いつかれる。案の定だ!!なんという時間!!と展開を見守っていたら。

ぎりぎりの45分、セットプレーからDFカプデビラが3点目を決めたではないか!!この時間に勝ち越し!!キッカーは後半途中から投入されたFWニハトだった。ゴールを決められない悔しさがあるのだろうが(オフサイドでゴールは取り消された)、見事にアシストしてチームを救った。

この結果により、自動的にバルセロナが優勝。ただし次の日の試合では主力を多く温存させたせいか、アウェイでマジョルカに敗戦。まあー、消化試合だから怪我人をこれ以上出されないことでもあり、これも仕様がないかという結末だ。

土日の試合結果を見たら、アトレティコ・マドリーとバレンシアの試合ではバレンシアが負け。上位対決で潰しあいになっている。ビジャレアルにとっては険しい道はまだ続き、次ぎはバレンシアとのアウェイ対決が待っている。

ようやくビジャレアルは6位に浮上してきた。1位86、2位78でこの順位はもう決まりだが3位セビージャ64、4位アトレティコマドリー61、5位バレンシア59、同点で6位ビジャレアル59と僅差で続いている。さらに7位にはわずか勝点2差でデポルティボ。

大半な状況は続くが、次ぎはあまり勝てない?相手のバレンシアとの試合。ベテランのピレスがチームを引っ張る素晴らしい闘争心を見せていた。この調子で残り試合も何とか頑張って欲しいよ。