FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

薔薇便り

2011年10月27日 | ガーデニング

 昨日はお天気が悪く、庭仕事が出来なかった。それでもせっぱ詰まれば、鼻水をすすりながら、ウィンドブレーカーを着て、雨用の帽子を被るという手もあるが、今年は早目に薔薇の冬越し対策を講じているので、その点は余裕があるから、ちょっと気が楽。

この間は園芸用のぬかを広く庭に撒きつけておいた。これは初めての試み。薔薇の株元にも少し。夏の間は出来ないが、これから長く雪の下になるのでその間、熟成してくれれば。どうなるか楽しみ。

薔薇と宿根草の葉っぱや枝をゴミに出すと、燃えるごみの袋40リットルが何枚もいっぱいになる。えっさえっさゴミステーションまで運ぶ日もあと何回あるか。

玄関前の赤い小さな花をつけるダリアはまだ元気いっぱい。いつ終わりにしようか、決心がつかず、ぐずぐずしている。

写真の薔薇は今年購入したフレンチローズ、エモーション・ブルー。四季咲き性、薄紫の花が咲く。ブルームーンが落雪で枝折れしてしまったので、それに代わるものとして。

 


薔薇便り

2011年10月21日 | ガーデニング

 昨日、今日と青空の好天が続き、少しでも薔薇の冬越し作業をしようと庭に出た。頭は頭巾の付いた帽子を被り、首にはタオル、庭用の大きなポケットが付いたエプロン、それに腕カバー、作業用の手袋、足もとは庭用長靴。これでバッチリ。こんな秋晴れはもうそんなに望めないから、まだ陽気が残る今のうちにしておかないとね。

防寒ネットを巻く前には葉っぱをむしる作業。これに結構時間をとられる。黒点病にかかっている葉っぱはいずれ黄色くなって落葉するが、つやつやした緑色が陽光に輝く葉っぱをむしってしまうのはなんだか心残り。休眠させるためだから、仕様がないけど。

その後石灰硫黄合剤(これは今では小売していないので、10リットル入りをホーマックで購入。)の30倍液をバケツに作り、それを如雨露(じょうろ)に注ぎいれ、ロープや縄でグルグル巻きにした薔薇の枝に上からかけた。つる薔薇は一方向に倒しているので、どれも横向き、それぞれ庭土に短い杭を打ち、枝の高さを固定する。

次につる薔薇は防寒ネットを巻き、木薔薇も枝が細く横向きにできるものはつる薔薇と同じ要領。今日はかなり進んだ。疲れたのでここまでで終わり。明日はどうするか…。

写真の薔薇は毎年たくさんの花をつけるアブラハム・ダービー。


雪虫

2011年10月17日 | 雑感

 先週の土曜日、玄関前で今年はじめての雪虫を見た。大きさは蚊とおんなじくらいで、何匹も集団でふわふわと空中を飛んでいる。その中を通ると、衣服に雪虫が付いてくる。冬到来を告げる虫。これを見れば、いつ雪がふって来てもおかしくない。

日中はそれなりにまだ陽気が残っていて、車窓から野原に咲いている薄紫の野菊とススキの穂がエレガントに揺れているのを眺めては、風情があってなかなかいいもんだなあ、なんて…。

ところが夜になると一転、窓の外では強い北風がビュービューと吹き荒れ不気味な音を出している。今はこの季節になっても塩分を気にして、ニシン漬や粕漬けや白菜漬など、漬物を一切作らなくなった。年を取ったら、薄味にしないとね。

山間部や峠では雪が降りますという予報も、いよいよもって平野部にも雪マークが見られるようになってきた。高い山のいただきはもう真っ白。人々が住む街並みにも、一日一日冬が近づいてくる。


薔薇便り

2011年10月14日 | ガーデニング

 このところ、お天気のいい日には薔薇の冬越し対策に追われている。鼻水を啜(すす)りながらという前になんとかしなきゃというわけで、まずは面積が大きいつる薔薇から。

一年でつるも伸びたので、それを束ねるのも力仕事だ。誘引を外し、あちこちとげに引っ掻かれながら、それでも葉っぱをむしり、割りばしより細い枝を選定し、シュロ縄やロープでグルグル巻いていく。その後は無理やり!?空地を探して、短い杭を打ち、そこに縄で固定していく。

アイスバーグやアンジェラなどは木質化してあまりにも大きいので、採集コンテナを株元に置き、少しずつ寝かせていく作戦。木薔薇も含め、全部の薔薇をグルグル巻きにする作業が終わったら、次は一本ずつ石灰硫黄合剤を上からかけ、防寒ネットを巻きつけ、最後には株元に保温もかね、たい肥などを積み上げて作業完了。でもこれはまだまだ先の段階。

家の前を通る人たちに「綺麗ですねえ。いつも楽しみに見ています」などと、よく声をかけられる。後始末が終わるころには「ありがとうございました」なんて言われる。自分の楽しみのために始めたものが、いつのまにか散歩コース!?になっているのかと、この頃は責任みたいなものを感じつつ…。

写真はつるミミエデン。中ほどが濃い桃色で白い花びらが取り囲む複雑な色が好き。


寒くなって来た

2011年10月13日 | 音楽

 玄関に差し込まれた納品書を見たら、大きなタンクには300リットル以上の灯油が入れられてあった。取り扱う店とは一冬単位で契約しているので、なくなる頃合を見計らっては、時々こうして入れていく。明日の朝には霜が降りるかもしれない…そうだ。

10月2日(日曜日)のN響アワー、~永遠の名曲たち。ドボルザークの交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界から」~、これがよかった。ヘルベルト・ブロムシュテットさん指揮。この方なんと御年84歳というのだから驚き!!(毎度、アーセナルのベンゲル監督に感じが似ていると思いながら)

 第1、第2楽章の抑えた音の次には、第3楽章の大音量の迫力は躍動感がいっぱい…、と続く流れが印象的。管楽器の奏でるメロディが心に残り、もの悲しいこの季節感にぴったり。

ブロムシュテットさんは指揮に先立ち、インタビューでは自ら歌いながら、ドボルザークがアメリカの地で黒人霊歌「静かに揺れよ楽しい馬車」のメロディを少しアレンジして、曲の中に使っていると話されていた。”解説します”という感じでないところが、いかにも自然体だ。

1892年、ドボルザークはニューヨークのナショナル音楽院の校長に招かれていった。そこで先住民族や黒人霊歌(5音音階)に触れ、同時に故郷ボヘミアをも強く意識するようになったという。

その頃からもう100年以上経ったアメリカ。ドボルザークが新しい息吹を感じた若々しい国も、今やアメリカンドリームの夢破れ、失業者で溢れるようになった。この頃はアメリカと言えば、ウォール街を占拠せよ!に端を発した、若者のデモのニュースが大きく報じられている。

 




 


感銘を受けた その4

2011年10月08日 | 雑感

小沢さんの意見陳述の続き…

 日本は戦前、行政官僚、軍部官僚、検察・警察官僚が結託し、財界、マスコミを巻き込んで、国家権力を乱用し、政党政治を破壊しました。その結果は無謀な戦争への突入と悲惨な敗戦という悲劇でありました。
昭和史の教訓を忘れて、今のような権力の乱用を許すならば、日本は必ず同様の過ちを繰り返すに違いありません。

 東日本大震災からの復興はいまだに本格化出来ず、福島第一原子力発電所の事故は安全な収束への目途すら立たず、加えて欧米の金融・財政危機による世界恐慌の恐れが目前に迫ってきているときに、これ以上政治の混迷が深まれば、国民の不安と不満が遠からず爆発して、偏狭なナショナリズムやテロリズムが台頭し、社会の混乱は一層激化して、日本の将来は暗澹たるものになってしまいます。

 そうした悲劇を回避するためには、まず国家権力の乱用を止め、政党政治への国民の信頼を取戻し、真の民主主義、議会制民主主義を確立する以外ありません。まだ間に合う、私はそう信じます。裁判長はじめ、裁判官のみなさまの見識あるご判断をお願い申し上げ、私の陳述を終わります。ありがとうございました。(おわり)

 この部分はもっとも胸に響いた言葉です。多くの犠牲者を出した先の戦争を忘れたのかという歴史の教訓を訴えるくだり。小沢さんが自分の問題を大きな歴史の流れの中で捉えていることがわかります。戦争に負けたことで、精神的にもいまだにアメリカにものを言えず、何から何まで言いなりになっている屈辱。国民が天皇の戦争責任を裁けなかったことが、今のあいまいさにつながっているような気がします。政権交代の2年後には政治は再び、悪しき自民党政治と同じ立ち位置に戻り、福島原発事故が日本人全体に重くのしかかっている現状への危機感。検察の暴走を許して置けば、一人小沢さんだけの問題では終わらないと訴えているのではないでしょうか。小沢さん、もっと闘え、もっと怒れ!!


雪マーク

2011年10月03日 | ガーデニング

 いよいよ天気予報に雪マークが登場だ。山間部、峠は雪が降るので車の運転には注意してくださいなどと言われると、そうかもうスタッドレスタイヤをつける時期になったんだなあと。もっとも例年よりかなり早いらしく、明日あたりからまた平年並みになるそうだ。

 霜や雪に弱いので、今朝ダリアの無事を確かめに行った。よかった、元気に咲いていた!!この夏大活躍した緑のカーテンの一角を担ったホップの苗。一夏が過ぎたらつるはどんどん伸び、緑の実をつけている。早目に後始末をしようと、つる薔薇と一緒にラティスから取り外した。

これがまた大仕事!!結んであるビニタイや麻ひもを一つ一つ外す。ラティスは車庫の後ろの空いたところに3列にして並べたら、思ったよりすっきり片付いた。

クーラーももう使わないからカバーを被せたことだし、もう少ししたらホップをまた土の中へ戻してやらなきゃならないし…。カウントダウンはもう始まっている。冬が来る前は忙しい。