Jリーグも海外サッカーもW杯予選があって、リーグ戦はお休みだった。それほど長く遠ざかっていたわけでもないのに、前のリーグ戦はどうだったかなあ、なんてすぐに思い出せないのは困ったものだ。
その前にあったヨーロッパのW杯予選はアンリファンとしてはフランス代表のパッとしない成績にはハラハラ。今はふがいない成績でもかつての栄光の記憶がまだ人々の頭には残っているわけだしと思っていたら、ルーマニアとは引き分け。
ところがその後の親善試合、チュニジア戦はアンリの2得点で3-1と言う勝利に終わり、チーム状態が上向きになっているという判断らしく、次のW杯も続投に決まったということだ。(もっともチュニジアがどのくらいのランクなのかよくわからない。)
このところ、フランスがホームの試合ではスタンドからドメネク監督に対するブーイングが沸き起こったり、フランスサッカー協会は成績次第で首なんていう暫定監督のようなノルマを突きつけたりしていた。
ところが、これにアンリなどの代表選手たちは監督擁護の意見をメディアで公表しているというのだから、なんだか関係がややこしくなる。たしかに監督の首を挿げ替えても、実際にプレーするのは選手だからねえ。
どんな名監督を連れてきても、最後のところは選手の質の問題ではないか、という気がしているが、まあー、ドメネク監督はどうにも好きになれないので、ずるずると続投というのもすっきりしない。
その中でもミランからボルドーに移籍したグルクフだったか、今まで脚光を浴びてこなかった若い選手たちが代表で活躍しているというのはいい流れだ。チャンピオンズリーグでもグルクフはローマ戦で先制ゴールを決めて、活躍していた。長身でがっしりした体格。これからか核になって活躍してくれれば《レ・ブルー》にも希望が湧いてくる。
そのチャンピオンズリーグでは、ゼニトやクルージュ以外にキプロスから初めて出場したと言う《アノルトシス・ファグマスタ》というクラブのことが新聞記事になっていた。
選手の総年俸は300万ユーロ、日本円にして約4億5千万程度と言うのだから、日本のJ2のクラブくらいだろうか。これが本選進出を果たしたのだから、たしかに奇跡の快進撃。TVで見たホームゲーム、ギリシャのオリンピアコスとの試合も3-1でうまく戦って勝利していた。
キプロスはトルコ系住民とギリシャ系住民の対立があり、今も国連の緩衝地帯を挟んで南北の二つの国に分断されている。“くしくも、その日はキプロス共和国の独立記念日。迫害に屈せずに生き伸びたアノルトシスのエンブレムには『永遠』の願いをこめて不死鳥が描かれている”そうだ。
海外サッカーでは、こういう世界の歴史の勉強が《おまけについてくる》というところがたまらない魅力の一つ。その代わり、フランス対チュニジア戦ではフランスにいるチュニジア移民がスタジアムに駆けつけて、フランス国歌が流されたときに観衆の一部がブーイングしたというのが問題になったというニュースも伝わってくる。
こういう試合は中止するとかサッカー協会や政府のほうが怒っているようだ。いろんなところからの移民が混ざり合ってフランス国民を形成していると言うことなのだろうが、アルジェリアとの対戦でもこういうことはあったらしい。
過去の歴史も絡んで、こういうことの単純な理解は出来ない。フランス国歌の《ラ・マルセイエーズ》は革命の歌らしいが、これがフランス以外の国、日本のスタンドやもう一つはスペインだったろうか。歌われていたのを耳にしたことがあるがどうにも不思議。どういう歌詞で歌われているのだろう。
そういえば、前節のリーグ戦ではスペインのリーガでビッグクラブのバルサやレアル・マドリーに大敗していた昇格組の《ヒホン》がこの前のリーグ戦で勝利した。記念すべき1勝!!
それに大都市のクラブでもない、大きなスタジアムもない、ピレスのいる《ビジャレアル》が今季も上位を維持している。こういうクラブは応援したい。どんな国のリーグでもこういうクラブの存在はうれしい。
その前にあったヨーロッパのW杯予選はアンリファンとしてはフランス代表のパッとしない成績にはハラハラ。今はふがいない成績でもかつての栄光の記憶がまだ人々の頭には残っているわけだしと思っていたら、ルーマニアとは引き分け。
ところがその後の親善試合、チュニジア戦はアンリの2得点で3-1と言う勝利に終わり、チーム状態が上向きになっているという判断らしく、次のW杯も続投に決まったということだ。(もっともチュニジアがどのくらいのランクなのかよくわからない。)
このところ、フランスがホームの試合ではスタンドからドメネク監督に対するブーイングが沸き起こったり、フランスサッカー協会は成績次第で首なんていう暫定監督のようなノルマを突きつけたりしていた。
ところが、これにアンリなどの代表選手たちは監督擁護の意見をメディアで公表しているというのだから、なんだか関係がややこしくなる。たしかに監督の首を挿げ替えても、実際にプレーするのは選手だからねえ。
どんな名監督を連れてきても、最後のところは選手の質の問題ではないか、という気がしているが、まあー、ドメネク監督はどうにも好きになれないので、ずるずると続投というのもすっきりしない。
その中でもミランからボルドーに移籍したグルクフだったか、今まで脚光を浴びてこなかった若い選手たちが代表で活躍しているというのはいい流れだ。チャンピオンズリーグでもグルクフはローマ戦で先制ゴールを決めて、活躍していた。長身でがっしりした体格。これからか核になって活躍してくれれば《レ・ブルー》にも希望が湧いてくる。
そのチャンピオンズリーグでは、ゼニトやクルージュ以外にキプロスから初めて出場したと言う《アノルトシス・ファグマスタ》というクラブのことが新聞記事になっていた。
選手の総年俸は300万ユーロ、日本円にして約4億5千万程度と言うのだから、日本のJ2のクラブくらいだろうか。これが本選進出を果たしたのだから、たしかに奇跡の快進撃。TVで見たホームゲーム、ギリシャのオリンピアコスとの試合も3-1でうまく戦って勝利していた。
キプロスはトルコ系住民とギリシャ系住民の対立があり、今も国連の緩衝地帯を挟んで南北の二つの国に分断されている。“くしくも、その日はキプロス共和国の独立記念日。迫害に屈せずに生き伸びたアノルトシスのエンブレムには『永遠』の願いをこめて不死鳥が描かれている”そうだ。
海外サッカーでは、こういう世界の歴史の勉強が《おまけについてくる》というところがたまらない魅力の一つ。その代わり、フランス対チュニジア戦ではフランスにいるチュニジア移民がスタジアムに駆けつけて、フランス国歌が流されたときに観衆の一部がブーイングしたというのが問題になったというニュースも伝わってくる。
こういう試合は中止するとかサッカー協会や政府のほうが怒っているようだ。いろんなところからの移民が混ざり合ってフランス国民を形成していると言うことなのだろうが、アルジェリアとの対戦でもこういうことはあったらしい。
過去の歴史も絡んで、こういうことの単純な理解は出来ない。フランス国歌の《ラ・マルセイエーズ》は革命の歌らしいが、これがフランス以外の国、日本のスタンドやもう一つはスペインだったろうか。歌われていたのを耳にしたことがあるがどうにも不思議。どういう歌詞で歌われているのだろう。
そういえば、前節のリーグ戦ではスペインのリーガでビッグクラブのバルサやレアル・マドリーに大敗していた昇格組の《ヒホン》がこの前のリーグ戦で勝利した。記念すべき1勝!!
それに大都市のクラブでもない、大きなスタジアムもない、ピレスのいる《ビジャレアル》が今季も上位を維持している。こういうクラブは応援したい。どんな国のリーグでもこういうクラブの存在はうれしい。
負ければ、岡田監督の更迭問題が浮上するでしょうね
個人的には、俊輔選手依存のチームから脱却しないと仮にWCに出場しても一次予選で勝てないような気がしています
この頃は地元チームが火事場状態になっているので、他の試合をじっくり見るという余裕がない、というところでしょうか。
日本代表に対しては監督を代えたほうがいいとか、すぐ首にしろ、とか威勢のいい意見が多いのかもしれませんね。
監督の力も大きいでしょうが、どんないい戦術でも最後のところはゴールを奪えるかどうか、失点をしないかどうかで勝敗が決まる、ということではないでしょうか。
問題は選手たちにあると思います。もっと国際試合に通用するようなFWでも出現しないかぎり、決定力不足は否めないでしょう。得点できなければ勝てないのは当たり前です。
それにしても監督を代えるにはお金がかかりますが、そういう心配のいらない“代表”という存在には、なにか“現実から浮遊”しているような印象を受けますね。
資金不足の地方クラブはそれさえ出来ない現実があるのですから。