FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

こういうときは

2012年07月15日 | 音楽

 奥歯が折れてしまって歯医者へ行ったら、根っこが割れているかもしれないと言われ、2回目の時にとうとう抜歯。なんでも開業している当の歯医者さんは4月から入院しているそうで、毎回応援に来た違う先生が治療する。

これも困ったものだけど、それ以上聞くのも失礼かなと思い、とりあえずなんとか治療してもらわなくてはと、脱脂綿を奥歯に挟んで発音もままならず、頓服と化のう止めの薬を飲むことになる。

おまけに昨日はコンサドーレ札幌が9連敗…、J1に滑り込みで昇格したばかりにこれだもんねえ。ずっと引き分けもないんだから悲惨だ。手をこまねいていないで、何かを劇的に変えないとズルズルいってしまう。韓国人DFを獲得したらしいけど、なんせクラブの対応が遅すぎるよと腹が立つ。

まあ、そんなこんなでムシャクシャした時には音楽が一番と、NHKBS「クラシック倶楽部」を見てみたら、久しぶりにモーツァルトをやっていた。うれしかったなあ。セレナード ト長調 K.525. アイネ・クライネ・ナハトムジークという曲名で知られている。誰もが一度は聴いたことがあるのではというほど、日本人にも人気の曲。

チェコ・フィルハーモニー室内合奏団演奏会。2011年7月1日フィリアホール。この方たちは3月大震災当時、日本に居合わせたということで、TV画面には再び日本を訪れ、日本のみなさまに少しでも貢献できることを心から嬉しく思っています、という団員一同のあたたかいメッセージが書かれてあった。

次に演奏されたチャイコフスキー作曲、セレナード ハ長調 作品48というのも、よく耳にする曲。第一楽章の冒頭からドラマチックな曲調から一転、第2楽章は軽やかに音が運ばれ、これ、どこかで音楽番組のテーマ曲じゃなかったかなあという気がしたけど。どうだったか。耳に残るメロディ。

もう一つは7月13日放送の「クラシック倶楽部」、アルティ弦楽四重奏団演奏会、2011年10月29日、フィリアホール。これは日本人ばかり、京都市交響楽団ソロ首席奏者のチェリスト、上村昇さんを中心に結成されたそうで、曲目はチャイコフスキー作曲、弦楽四重奏曲 第一番 ニ長調作品11.

これも耳に覚えのある曲で、特に第2楽章は「アンダンテ・カンタービレ」として、単独でも演奏される人気の曲なんだそうだ。たしかに何度も聴いたことがあるよ。モーツァルトもチャイコフスキーもよかったなあ。

クラシック好きだった父は、先ごろ亡くなられた音楽評論家、吉田秀和さんとおんなじ世代。手回し蓄音機と重たいレコードを今でも覚えているよ。不詳の娘も子供たちが巣立って自由な時間が増え、モーツァルトをとっかかりにクラシックを聴くようになった。バイオリンの複雑な音色が好き。お陰で楽しみが一つ増えた。父も天上から喜んでいるかもしれない。



最新の画像もっと見る