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旅行やら映画やらの独り言

「ラ・ヨローナ ~泣く女~」

2019-05-19 20:17:21 | 映画
予想した通り、さすが「死霊館」シリーズ。

グロいシーンは一切なく、悪い人もいなくて、真面目に作ったホラー映画。尺も93分とコンパクト。
ラ・ヨローナが、出るぞ出るぞ!あれっ、出ない?あっ、そっちから出たか!パターンで、楽しく観られます。
狙われるのは、母親と子供という、またも親子の愛を高らかに歌い上げてます。歌ってないけど。

しっかり、本編が始まる前の『アナベル 死霊博物館』予告編とも連動してて、それも見事。

出だしのペンダントも効果的に使われてて、パトリシアの再登場も効果的だし。ちゃんと「釈放された」って、言ったしな。
パトリシアも主人公の母性に心を打たれて見事改心して、良かった、良かった。

いつもの、悪霊が出てきて急を要する→正式なエクソシスト派遣には手続きと日数が必要→ならば、と、今度は新顔の元牧師さん登場。
この人で、また、スピンオフシリーズを撮るのかな?

メキシコからの移民問題だが、悪霊まで越境してきては、アメリカ人としては困るよな。
しかも、このラ・ヨローナ、自分勝手な行いで悪霊になって、同情の余地全くなしじゃん。迷惑な奴だ。
でも、ちょっと強いから、面白かった。

主人公の母親(ホークアイの奥さんの人だって。あんまり「アベンジャーズ」では顔が映ってなかったけど)が、虐待と間違えられて通報されるシーンはさすが、アメリカ。で、これが「死霊館」シリーズでなかったら、主人公の今までの性格から虐待と判断されて、母子が引き離されて、ラ・ヨローナに子供が連れていかれて、パトリシアが大喜び! 亡くなった旦那の同僚の警官は、ラ・ヨローナに殺されるパターンで。という、皮肉なストーリーになると思うだが。全く、そんなふうにはならないで、平和に終わる。

この一家の家、絶対広すぎるよなあ。
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