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旅行やら映画やらの独り言

「ナイトメア・アリー」

2022-04-16 10:54:51 | 映画

もっと毒々しいかと思ったら、そうでもなかった。割と、教育的というか教訓的というか。

見世物小屋の「獣人」の作り方を描いた映画で、それも早々にネタバレしてる。ってか、化粧もドレスも常にバッチリ決めた(第二次世界大戦の初期なのに、ニューヨークって裕福!)精神分析医のケイト・ブランシェットが、インチキショーで田舎のカーニバルからニューヨークでの公演までにのし上がった主人公スタンに近づいた時点で、ネタバレだよなあ。

良心のあるモーリー(ルーニー・マーラ)がスタンを見捨てて良かったよ。

まあ、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが並ぶと「キャロル」を思い出して変な感じだし。主人公もブラッドリー・クーパーじゃなくてもいいような・・・。服を着てても鍛えられた体は凄かったが。

今回のトニー・コレットはなかなかきれいだった。

大判事の奥さんが、無邪気の微笑むメアリー・スティーンバージェンで「ガンパウダー・ミルクシェイク」で懐かしい!と思ったのに、ここでも!と、年を重ねても仕事はあるんだなあと、ちょっと感激。

などと、一所懸命仕掛けられた意味深い小道具よりも、キャストが楽しい映画だった。

ただ、題名が現代通りなんだが、アリーが小路と分かる日本人が多いとは思えないが。劇中に説明は出て来るけど。

あと「読心術」とか「幽霊ショー」と言う日本語訳もどうかなあ?と思った。

「幽霊ショー」は、死者と交霊する詐欺の前からそう言っちゃってるし。もちろん、英語で何と言ってるかは、私には聞き取れないけどね。

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