「KAPPEI カッペイ」にあまりにもアクションシーンがなかったので、消化不良の解消に。
メジャーな映画じゃないのに、座席数100人位の小さな入れ物で7割は埋まってた。
POPカラーの「ジョン・ウィック」シリーズみたいな感じ。武器禁止の殺し屋のたまり場の、ホテルの代わりにダイナーもあった。同じような病院もあった。医者の性格は違ってたけど。
架空の殺し屋世界なので、監督の好きなような世界を作ってる。ロケ地はベルリンらしいけど。
なるほど、タランティーノのような、マカロニ・ウェスタンのような、侍映画のような。ちょっとノスタルジックな、ファミリー映画のような。
エミリーのお父さんがさっさと「娘が人質に!」と言わないばかりに、サム(サマンサね)とお母さんと元殺し屋の女3人が、ある組織と殺るか殺られるかに。
冒頭からのネオン色可愛い。笑気ガスのお馬鹿3人組もなかなか笑える。血量も調度いい。
エミリーのお父さんのいたホテル、図書館、ダイナーもなかなかいい雰囲気。
サムとエイミーの二人羽織りのカーアクションと、最後のダイナーのスローのワンショット撮影は圧巻。まあ、3人のコスプレはちょっと怖かったけど。
ちょっと間延びするシーンもあったけど、楽しく観られた。十分、口直しになった。
女性グループのアクション映画なので「355」と比べられるけど、こちらもそれなりに観た事あって、それぞれアクション映画で活躍してる(した)女優さん達で。
主人公のサムがカレン・ギレンは「ジュマンジ」シリーズ(もちろん新しい方)や、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラの妹ネピュラだけどこっちは素顔じゃないからからなあ。そのお母さんのスカーレットのレナ・へディは、TVドラマの「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」のサラなんだけど、唇にヒアルロン酸注射し過ぎだよなあ。逃げるために整形手術した訳じゃないないよなあ。お母さんの元殺し屋仲間の3人は、アンジェラ・バセットと、安心してアクションシーンを観ていられるミッシェル・ヨーと、「スパイ・キッズ」シリーズのカーラ・グギーノだ。
ミッシェル・ヨーがカーラ・グギーノに何か囁くシーンがあるのだけれど、ミッシェル・ヨーのファッションが男性的だったから、愛の告白だったのかなあ。ミッシェル・ヨーのアクション、もっと観たかったなあ。