予告編が楽しそうだったし、「ノストラダムスの大予言」で週末の戦士として運命を狂わされた人々と言うのが私の年代だと他人事ではなかったので。
「ノストラダムスの大予言」の発行が1973年の11月。「日本沈没」と同じ年かあ。そんな時代だったんだねえ。
私はふ~ん、という読後感想だったけど、私のちょっと下の世代、本は読んでないけど大人たちの騒ぎ方が怖かったのがトラウマになった世代っていうのが、本当にいてさあ。真面目に「私達の世代って、結婚するのは2,000年になってからなんです。だって1,999年に人類は滅ぶかもしれないから」と後輩に言われた時は驚いた。
だから、終末の戦士って、本当にいるような気がしてさあ。
漫画が原作だそうで、結構忠実みたいだねえ。だから、映画としては、何も事件もヒネリもなく、大学生の胸キュン映画で終わってしまったわい。もったいない。
終末の戦士役の役者さん達が、良くこの役を引き受けて、体を作って、あんなカッコまでして、真面目に演じてた事に感服いたしました。
映画としては、後半、あの体と「無戒殺風拳」を活かしたアクションを魅せて欲しかったわい。なんの事件も起きずに、ダラダラバイトをしてるんだったら、今ならウクライナに行って欲しいな。
まっ、期待せず息抜きに観に行くならいい映画化も。