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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館

2020-09-06 15:37:06 | アート・文化

コロナ禍で、そっと開催しているような感じ。

チケットは日にち時間指定で、ネット販売。5日の土曜日の昼過ぎにHPを観たら、夜21時まで空いていて、19時からのチケット(実質18時30分から入場できる)がまだ売っていた。が、年寄りには辛い購入方法だ。

最初にスマホでやろうとしたが、文字が小さく、PCでやりだしたんだが、まず、e+チケットに会員登録なければならない。面倒くさい!

上野駅についたら、公園口の改札が変わってた。

早目に付いたので、常設展を観る。昨年、新購入した絵も飾ったあった。ルノワールやセザンヌ、モネなど、フランス印象派のコレクションは見ごたえある。

ロンドン・ナショナルギャラリーは、多分2~3回は行ってるはずなんだが(無料だから)、広くて膨大なコレクション過ぎるので、日本語で解説のある展示会はありがたい。

公式HP

混み具合は、展示絵画が大きい割に通路が狭いので、圧迫感もあり人も多くいるように感じるけど、どの絵も正面でじっくり見られた。だから、人数制限が功を奏してたのかな。

Ⅰ.イタリア・ルネサンスの絵画の収集

カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」

実物はもっと色がパキッ!としてて、クジャクの尾の金色などがきれいだ。しかもこの絵。UFOがいると一時話題になった絵だ。

信じるか信じないかはあなた次第。

Ⅱ.オランダ絵画の黄金期

レンブランドの「34歳の自画像」のイケメン振りに感心してたら、あっちの小さな絵の前にやたら人が溜まってる。

フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」だ。今まで、フェルメールが来ると大騒ぎだったのに。今回は、じっくり見られるじゃん。若い女性の顔は、やっぱり可愛くない・・・。

Ⅲ.ヴァン・ダイクとイギリス肖像画

 

左は今回展示されてるヴァン・ダイクの「レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵婦人ドロシー」

で、右は私が一昨年ミュンヘンでアルテ・ピナコークに行った時、(おおっ、イケメンじゃん)と思って写真も撮ったヴァン・ダイクの自画像。彼だったのか・・・。その時は、ヴァン・ダイクって知らなかったわい。

Ⅳ.グランド・ツアー

「18世紀、イギリスでは上流階級の子息たちがヨーロッパ文明揺籃の地であるイタリアを訪れることが流行し、グランド・ツアーと呼ばれる一大現象を巻き起こしました。」で、その頃の、コレクション。ナショナル・ギャラリーの歴史が良く分かる展示方法だ。

Ⅴ.スペイン絵画の発見

やっぱ、ムリーリョが素敵。特に、この「幼い洗礼者聖ヨハネと子羊」。家に飾りたいなあ。

良く分からないのが、ルカ・ジョルダーノの「ベラスケス礼賛」。ベラスケスの《ラス・メニーナス》へのオマージュ的作品なのは分かるけどさ。真ん中の人物は霊のように黒いし・・・。こんなに大きな絵なのに。注文者もこれで良かったのか?

Ⅵ.風景画とピクチャレスク

ターナーは1点だけだった。テート・ギャラリー展じゃないからかな。

ジョン・コンスタブル「コルオートン・ホールレノルズ記念碑」。これも私の部屋に是非。

Ⅶ.イギリスにおけるフランス近代美術受容

先に、常設展観てるからなあ・・・。

最後.ゴッホのひまわり

4作目のひまわり。黄色が一番きれいかも。

物販コーナーは、仮設ぽくて、狭い。入場規制ありだった。

この展示会で1,700円なら、安いな。

 

コメント
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