コロナ禍で、そっと開催しているような感じ。
チケットは日にち時間指定で、ネット販売。5日の土曜日の昼過ぎにHPを観たら、夜21時まで空いていて、19時からのチケット(実質18時30分から入場できる)がまだ売っていた。が、年寄りには辛い購入方法だ。
最初にスマホでやろうとしたが、文字が小さく、PCでやりだしたんだが、まず、e+チケットに会員登録なければならない。面倒くさい!
上野駅についたら、公園口の改札が変わってた。
早目に付いたので、常設展を観る。昨年、新購入した絵も飾ったあった。ルノワールやセザンヌ、モネなど、フランス印象派のコレクションは見ごたえある。
ロンドン・ナショナルギャラリーは、多分2~3回は行ってるはずなんだが(無料だから)、広くて膨大なコレクション過ぎるので、日本語で解説のある展示会はありがたい。
混み具合は、展示絵画が大きい割に通路が狭いので、圧迫感もあり人も多くいるように感じるけど、どの絵も正面でじっくり見られた。だから、人数制限が功を奏してたのかな。
Ⅰ.イタリア・ルネサンスの絵画の収集
カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」
実物はもっと色がパキッ!としてて、クジャクの尾の金色などがきれいだ。しかもこの絵。UFOがいると一時話題になった絵だ。
信じるか信じないかはあなた次第。
Ⅱ.オランダ絵画の黄金期
レンブランドの「34歳の自画像」のイケメン振りに感心してたら、あっちの小さな絵の前にやたら人が溜まってる。
フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」だ。今まで、フェルメールが来ると大騒ぎだったのに。今回は、じっくり見られるじゃん。若い女性の顔は、やっぱり可愛くない・・・。
Ⅲ.ヴァン・ダイクとイギリス肖像画
左は今回展示されてるヴァン・ダイクの「レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵婦人ドロシー」
で、右は私が一昨年ミュンヘンでアルテ・ピナコークに行った時、(おおっ、イケメンじゃん)と思って写真も撮ったヴァン・ダイクの自画像。彼だったのか・・・。その時は、ヴァン・ダイクって知らなかったわい。
Ⅳ.グランド・ツアー
「18世紀、イギリスでは上流階級の子息たちがヨーロッパ文明揺籃の地であるイタリアを訪れることが流行し、グランド・ツアーと呼ばれる一大現象を巻き起こしました。」で、その頃の、コレクション。ナショナル・ギャラリーの歴史が良く分かる展示方法だ。
Ⅴ.スペイン絵画の発見
やっぱ、ムリーリョが素敵。特に、この「幼い洗礼者聖ヨハネと子羊」。家に飾りたいなあ。
良く分からないのが、ルカ・ジョルダーノの「ベラスケス礼賛」。ベラスケスの《ラス・メニーナス》へのオマージュ的作品なのは分かるけどさ。真ん中の人物は霊のように黒いし・・・。こんなに大きな絵なのに。注文者もこれで良かったのか?
Ⅵ.風景画とピクチャレスク
ターナーは1点だけだった。テート・ギャラリー展じゃないからかな。
ジョン・コンスタブル「コルオートン・ホールレノルズ記念碑」。これも私の部屋に是非。
Ⅶ.イギリスにおけるフランス近代美術受容
先に、常設展観てるからなあ・・・。
最後.ゴッホのひまわり
4作目のひまわり。黄色が一番きれいかも。
物販コーナーは、仮設ぽくて、狭い。入場規制ありだった。
この展示会で1,700円なら、安いな。