落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「サバービコン 仮面を被った街」

2018-05-12 12:43:01 | 映画


ジョエル&イーサン・コーエン兄弟絡みの映画って、なぜか観たいと思わないんだけど。
実際、「オー・ブラザー!」「トゥルー・グリット」しか観てないなあ。



でも、今回はブラック・コメディらしい。ジョージ・クルーニーは好きだ。監督とか作り手側としては、微妙だけど。

観た感想は、ブラック・コメディではないし、真面目なサスペンスでもないなあ。
中途半端だ。どーせなら、もっと派手にグロくするか、お上品な「サバービコン」の街をもっとオチョクレば面白かったのに。



50年前のお上品な新興住宅地「サバービコン」での、黒人に対する人種差別から最後は暴動にまで発展するその陰で、白人一家の複数殺人事件が進行するんだが。
宗教的背景や、黒人以外の白人の人種的背景が分かれば、もっと(あ~なるほど!)と思えたのかな?
でも、それは今の若いアメリカ人もピンとくる事なのかな?



殺しあう黒人以外の人が(ラテン系の人もいるので一概には白人とは言えない)、バカばっかりで。えー!そこで後先考えず、殺しちゃうんだ。これが、ジェイソンやフレディーだったら分かるけど。ちゃんと、教育受けた大人のくせに。なんで?
どーせ殺しちゃうなら、その勢いで狂気を爆発させて欲しいんだが。マット・デイモンの狂気も中途半端だ。ジュリアン・ムーアも、「キングスマン:ゴールデン・サークル」の後だから、ただのお馬鹿さんにしか見えなくて。



で、白人はデブです。マット・デイモンも頑張って太ってる。

出だしの強盗事件から、二人の作戦は見え見えだし、子供でも気づく程の浅知恵なのに。隣の黒人一家とも、特に関わりはないし。

ゴルフクラブが、保険調査員から抜けなくなったシーンだけ、クスッと笑えたけど。



黒人一家の少年とと生き残ったニッキーが、もう大人のいろいろがやんなっちゃって、二人でキャッチボールしながら映画は終わり。
二人とも、これから頑張れよ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする