落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「レッド・スパロー」

2018-04-18 20:34:17 | 映画
エログロとの評価もあったけど、それほどでは・・・。但し、内容的には明るくなくて、しばらくドロッとしたモノが残る感じ。



ジェニファー・ローレンスが威勢よく脱いでいる。でも、この映画で脱いで良かったのか・・・。まあ、脱ぎっぷりは良かったが。
あと水着もなかなか良かったよん。



ロシアのスパイ内部の話にCIAが絡んでくるんだが、最初は冷戦時代の話かと思った。プリマドンナの道を絶たれて入院する病院の施設とか、男として魅力のないCIA捜査官ナッシュと“ロシア側の協力者”との暗号のやりとりなんか、絶対に1970年代かと思った。そしたら、スマホが出てくるんで、ようやく現代と分かった。

派手なアクションで戦うんじゃなくて、肉体と精神力だけを武器に相手に取り入るスパイなので、とにかく肉体というかそっちの技を鍛えるスパイ学校。ありそうだよねえ。アダルトビデオの題材にもありそうだ。



でも、ああ、なるほど、そう来たかって感じのストーリーで魅せます。ドミニカ(ジェニファー・ローレンス)は本当はアメリカに亡命したかったんだろうに、“ロシア側の協力者”のせいでねえ。なるほど、そなっちゃうんだ・・・。

で、私の勝手な深読みだが、プーチンに似た叔父さんは、本当は父親ではないかと思うのだがどうだ。どうせあんな奴には親子の情はなく、ただ自分の遺伝子を持ってるから、瞬間的に先を読んで暴力を振るう事ができる冷静さと、物事に臨機応変に対応できる力がある事を知っていたのではないではないか。だから、あのスパイ学校に入れて、自分が操れる範囲内で良いスパイにしようとしてたのではないか。ドミニカは、母親の態度からもしかして父親ではないかと気が付いて、余計許せなくて、最後ああしたと思うんだが、いかがかな?



ロシアのスパイの拷問の仕方が、薬とかじゃなくて、大工道具か調理道具みたいだったのは、ロシア人の趣味の問題か?スライサーをあんなふうに使うとは。だから浴槽で死んでたマルタの足にも、四角い傷があったのね。

ドミニカとナッシュの絡みが、ドミニカ、パンツ脱いでないように見えるんだが。しかも2分弱で終わりだ。スパイ同士だから落ち着かないんだろうが、あんな短いのは私は嫌だ。一応絡んでたけど挨拶みたいなもんで、二人の間にあったのは、男女の恋愛じゃなくて、同業者としての信頼だな。



ロシア、「国のために」と言いながら、あんなにドロドロなんて・・・。まあ、アメリカ側の話だからなあ。
コメント
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