落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ワンダーウーマン」

2017-07-30 09:02:04 | 映画
試写会にて鑑賞。



どんどん戦う映画かと思ったら、「愛」がちりばめられてて、ちょっと私にとっては飽きるかも。
人間の性善説vs性悪説で、でも私はやっぱり人間が好き!となるのが、今更感で。
60歳が近づいてきた私だからなあ。若い人はもっと感動するかも。



1975年から1979年の、ほとんど見てはいないけど、星条旗の衣装を着てたTVドラマのイメージが強くて「アメリカ万歳!」的な話かと思ったら、それは全くなかった。人間界の舞台は、第一次世界大戦中のヨーロッパだし。エンドロールの、スペシャルサンキューに、TVドラマの主役のリンダ・カーターの名前があった。

で、「ワンダーウーマン」だけあって、彼女の生まれ育った島がワンダーだ。まず、アマゾネスの戦士が異様に弱い。飛び道具が矢だけの世界だから、銃にひとたまりもない。どんどん死ぬ。最強の女性戦士も死ぬ。その割にはワンダーウーマンことダイアナ、新しい世界に夢中で、あまり悲しまない。
この島も、いきなりクリス・パインが操縦する戦闘機が不時着するんだが、外界から遮断されてたんじゃないのか? それを追って、ドイツ軍+オスマントルコ軍もやってきて「変な霧があるぞ!」と言いながら小舟であっさり上陸。しかも小舟の兵士、全滅してるのにそれ以上大きな船は追ってこない。しかも、ダイアナが船で人間界に行くとき、一晩寝ただけで、テムズ川をさかのぼっている。
ワンダーだ。神の思し召しなのだろう。
ワンダーウーマンも、ピストルはもちろん、機関銃もなどの飛び道具の弾は一切当たらない。ワンダーだ。



ワンダーウーマンとその仲間たちが解放する村だが、昼間はボロボロだったのに、夜は立派な村に姿を変える。ワンダーだ。第一次世界大戦中なのに、電気が煌煌と輝く。その村のとっても立派な部屋で、クリス・パインと人生初めての夜を迎えるのだが、知識だけ豊富なダイアナのどんな夜だったのかのワンダーさは描かれない。すっごいと夜と思うだが・・・。



残念なのが、ハリー・ポッターのシリーズ後半に出てた役者さんが、同じ髪型・髭で出てくるので、ワンダー・ウーマンとの戦いが「ハリー・ポッター」の魔法の戦いに見えてきて・・・。まあ、どちらもワンダーだからいいのか? いやあ、良くない。



アベンジャーズに対抗する「ジャスティス・リーグ」のメンバーなんだが、宇宙人の子供と、実業家&科学者と、神の子かあ。この後もシリーズは続くきます。


コメント
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