もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

180723 「西郷どん」26話、27話を見た。幕末史の矮小化、幼稚化、極まれり。混乱を流布するだけ、もはや有害無益。

2018年07月23日 18時04分29秒 | つぶやき
7月23日(月):

「西郷どん」録画(26話「西郷、京へ」、27話「禁門の変」)を見た。幕末史の矮小化、幼稚化、ご都合主義、ここに極まれり。思わせぶりだが中身が全くないおちゃらけたおままごとストーリー。西郷個人だけのメロドラマになっている。

その他の人間はことごとくのっぺらぼうか、善悪二元論のステレオタイプの無個性人間ばかりだ。一橋慶喜もあり得ない。せっかくの大河ドラマが、群像劇として成り立っていない桂小五郎・久坂玄瑞を粗末に扱うな。長州が攻めてきたから、木島又兵衛は長州力か…、あほか!

あり得ない設定も含めて、この番組で幕末史に初めて触れる人間は、どんな歴史観を身に着けるのだろう。誤解と混乱を流布するだけ、もはや有害無益。

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