もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

181124 大阪万博が決定した。「日本」は<軌道修正>ではなく、<変質する道>を選んだ。傍観して眺めるしかない。

2018年11月24日 09時52分36秒 | つぶやき
11月24日(土):

「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、よいよいよいよい。」「踊るあほうに見るあほう、同じあほなら踊らにゃそんそん。」

<わかりやすさ>と<正しさ>がぶつかったときには、わかりやすさが勝つ(選択される)のだそうだ。正しい声は常に小さく、長い歳月がたたないとその正しさは証明されない。2020年に続き、さらに2025年まで冷静さを失ったこの国では、また大切で切実な問題の多くが「それどころではない」の一言で片づけられ、置き去りにされることになる。不安定な足元をよそにして、景気、金儲けの掛け声の中、お祭り騒ぎで自制心を失ったまま駆け抜け続けるのだ。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。難しい問題を棚上げするには格好の理由付けができた。さて、先送りされた問題のその先は???? 破綻の二文字しかない。究極の少子高齢化で棺おけ型の人口構成で<人権>を忘れた、弱者切り捨ての世襲階級社会が固定化する。

貧しいのも、病気なのもすべて自己責任。バンバンと生け贄が作られて、見せしめの<パンとサーカス>に踊らされる中でポピュリズムが進み、独裁を生み出す構造が完成し、本物の軍靴の音が聞こえてくる。子どもたちにすべてのつけを押し付けて、薄っぺらい国に堕していくしかない。子どもたちに申し訳ない。
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