イギリスのレンタル衣装の話

６月９日


新緑の眩しい季節となったイギリス。矢張り緑が多くて清清しいです。

６月は結婚式、卒業式、引越し・・・とイベントが多い季節です。　

来週　息子が通う学校で　感謝祭があり夫婦で夕食会の招待を受けました。

その内容パティーは「ブラック・タイ」（ディナーパティーです）

欧米での「ブラック・タイ」と付くパティーは男性の着用はタキシードを示しており、「ホワイト・タイ」とは燕尾服を示しています。正装パティーの事です。

女性はイブニングドレスか国が違うなら　その国の正装でもOKです。日本人なら着物ですね。

さて初めて参加する「ブラック・タイ」　欧米人なら必ず１着はあるタキシード・・・とまで言われていますが、今までタキシードの出番が無かったので、我が家にはありません。

女性のパティー・ドレスは多くのデパートで見かけるし値段もそれほどの金額ではありません。
（ブランドにも寄りますが）大抵の女性は購入します。男性はタキシードにはお金は掛けたくありません。セレブレティーじゃあるまいし・・・。普通の家庭には多くの出番はありません。
買ってしまったら・・・。
タンスの肥やし？体系も変わる？今度の出番は？？？ちなみにフルセットでブランドにも寄りますが相場は日本円で５万～１０万くらい。ちなみにアルマーニなんて２０万以上から～。

そこで考えたのはレンタル

日本のレンタル衣装屋さんは、「貸衣装」だけのお店ですが　イギリスでは紳士服屋さんにレンタルコーナーが隣接されており一兆二石なビジネス方法をしています。すごく賢い方法です。

スコットランドにはキルトのレンタルもあります。

紳士服屋にもレンタルの値段は異なりますが、フルセットで５０ポンド～から始まっている店もあるので良心的です。（２泊３日）

５０ポンドでフルセットなら購入しなくてもお得だわ

さて・・・タキシード・・・。もちろんベーシックなスタイルもあれば、今流行のスタイルもあり、実は悩んでしまいました。セレブレティーの着こなしを希望していた夫は、細身のタキシードに、細い黒のネクタイ、そしてポケット・チーフと考えていました。
そう・・・まさに流行的なタキシードの着こなしです。

レンタルでは　ほどんどベーシックなスタイルしか無く　結局ブラックタイに便乗できるスーツ上下を購入しちゃいましたよっ

レンタルが嫌なら、そく購入可能な紳士服屋・・・作戦ですね。

タキシードと便乗できるスーツ何が違うか？って？

タキシードの襟はサテンを使用し光沢がありボタンもクルミボタンを使用し、ズボンの横にはラインが入って華やかです。ディナーパティー以外には使用不可。　便乗スーツは光沢がある黒の生地もあるので　小物で勝負すれば　あっと言う間にブラックタイに早代わり

シャツはピンタック系や、ダブルカフスシャツにお洒落なカフリンクス、ポケット・チョーフでアレンジです。

便乗できるスーツなら、今風にもアレンジ可能になりますよね。デニムにジャケットとか出番は多そうです。

タキシードを購入しても上下スーツを購入しても同じ値段。紳士服屋のレンタルにもよりますが、買ったほうがお得のケースもあるので２、３件お店は回る事です。これ以上回ると男性は飽きちゃうかも。

ベッカムやCロナウドなどのタキシード姿を見るとカッコ良いしセクシーだし萌えちゃうかも

夫が楽しみだわ～