オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

こころのスキマお埋めします。

2024-08-26 18:02:57 | Weblog

8月26日

夏休みも終え新学期がスタート。

そんな楽しい想い出もある夏休み。

イギリスでは夏休みに入る時期のレジャーは高額に上がる事から学校終了前の価格が安い事から

学校をサボらせて家族ホリデーは罰金命令となってる。

10年ほど前から学校をサボらせての旅行は罰金と禁止となっており理由があるなら校長に手紙を書く義務がある。

物価高騰化になりシーズン中は更に高騰化となり「サボり家庭」が増加した。

日本でも数年前に学校をサボりはOK派とNO派論争があった。

公立は税金で賄う教育機関。

私立は個人が学費を払う教育機関。

私立では個人で学費を払う事からほぼサボりは見られないが公立は国民の税金での運営。

自分達が税金払っているからサボっても良いじゃんバレなきゃいいじゃんと思うだろうが

生徒が集まらず授業が出来なかったらどうする???

旅行はあくまでも休暇であり自分計画。安いから、混雑していないら旅行へは理由にはならない。

イギリスでの教師(公務員)は時間給制な事から1分を過ぎたらサービスはしない。

これは父兄への手紙で告知をしている。

そんな事を告げられても登校する小中学生には理解できない。

なので病欠以外の休みの取り戻し宿題は学校外となる為に教師はそれ以上のサービスはしない事になっている。

実はこれイギリスだけでは無く欧米全体な教育となっている。

国の削減は学校教育から。そのくらい欧州では深刻な問題。

イギリスでは学校教育削減から子供達への教育レベル低下となっており教育格差が激しい。

お金がある家庭は私立へ行かせる。

親が務める会社は休んでも学校サボっても旅行に行くべきか  

何故?こんなに学校サボりが多いのか? その背景には多様国籍の多さ。長期の休みになると祖国へ戻る(里帰り)増加。これはイギリスに住む日本人も対象だ。みな安く里帰りをしたい。

家族5人なら100万は超える。 

 

転職を繰り返す夫

昭和の時代の定年は55歳。60歳の還暦にちゃんちゃんこ着てお祝いして老人の仲間入り。と言うイメージが強かった。

今の55歳でも自分の子供が小学生です。って父親も多い。

そんな家族構成を見ると教育に掛かる資金は遠く長い。

50歳を境目にパタッと仕事を辞めてしまうケースをよく耳にする。

 

転職を繰り返すドイツ人のデリーさん59歳(仮名)は妻と子供が2人。

そんなデリーさんの子供は小学生と高校生。これからまだまだお金が掛かる。

奥さんと子供が里帰り中に妻に内緒で転職。

デリーさんこの3年で5回も転職を繰り返している。最高は4時間で会社を辞めてきた新記録もある。

新しい職場に就職したらすでに次の職場を模索中。

新しい会社に馴染もうとせず数日でその職場がイヤになり友達すら作ろうともせず1日中誰とも話はしない。

フランスやドイツは採用されたら3か月間の研修期間があり研修後は自分でも辞めれる権利と会社が雇用しない権利がある。

デリーさんは面倒な性格な事から研修中に解雇になる事もしばしば。

飽きてしまう性格から妻も呆れてしまい「またか・・・」と言う感じ。

デリーさん本来の担当は営業職での部長クラス。部下の指示や出張が多かった事から再就職も同じポジションを希望しているがこのご時世、給料が良く楽なポジションなんて早々ある訳が無い。

痺れを切らしたデリーさんは自分で起用し市に会社設立申し立てを5つも申請している。

※事務所は実家住所申請

市に設立申し立てはネットでも可能で申請にはイギリスなら10ポンド程度。

いわゆる自宅副業。

デリーさんは自分で運用はしなくなく「雇われ社長」をやりたい人だ。

社長になる夢を見ながら今の暮らしをしている。

コロナ前の派手な生活と部長と言うポジションから良い暮らしをしていた。

高級住宅地のアパートに住み家政婦まで雇い旅行三昧。自分が解雇になるなんて夢にも思ってなかった。

不倫がバレ不倫相手と駆け落ちしたがコロナ禍から全てを失い妻と家族に土下座をし出戻り。家も金も失い90歳になる両親から金援助を受けている。

親から援助受けてるの と驚くだろうが家庭を持つ40、50代に多い。本当に多い。

デリーさんの家庭事情だけで無く「それは普通で当然で当たりまえ」と言う家庭が多い事も知った。

親なんだから子供の面倒を見るのは当たり前だろ?っと。

デリーさんと妻は生活水準が未だに下げれない。

華やかな役職についていた事から周りの知人は未だに現役も多い。

他の女性に溺れ使い切ったお金・・・。

デリーさんの心の癒しを救ったのは2匹の猫。 

妻と子供が里帰りをし自宅で見た光景はゴミ屋敷だった。

それでもデリーさんは自分が老後破産している事に気が付いていない。 そして妻も。

 

アルバイトのケン

ロンドンでミチコと知り合い結婚。2人はアルバイトの生活で設計し暮らしていたがスコットランドの旅行に来た時に一目ぼれしスコットランドへ移住を決めた。

たまたま旅行で来た場所が気に入り「商売をしたい」と言う人が多い。

そのくらい同じイギリスであってもスコットランドはロンドンよりも10年以上遅れている。

ロンドンに住めば多くの人がライバルであり競争率も高い。

そんな平和で静かでビジネスチャンスもある事からケンとミチコは「日本文化」商売を始めた。

ケンは社会経験が無くミチコ頼り。現在63歳であるがまともに働いた事が無い。

自由人な彼は小遣い稼ぎでネットで英語を教えミチコもアルバイトで生活費を稼いでいた。

アルバイトの人生から不動産を買う事も出来ず大きなアパートを借りて長年シュアハウス暮らし。

※物件また貸し。本来は自分たち以外に住んではならない。

シュアハウスで暮らす意味は労働条件に問題がある。低所得者、アルバイトなど信頼、信用職じゃない意味だ。大抵の人は自称を使う。

「フリーランス」と言う便利な言葉がある。

1日自由に数時間ネットをちゃちゃとしていれば「投資家」でも名乗れる。

このような暮らしを25年以上も続け90歳になる母親からも小遣いを貰いとうとう妻の預金にまで手を出した。

イギリス人と結婚した日本人妻は夫を養う人がかなりいる。貢ぎ婚が多い。

色ボケした日本人の国際結婚は(男女関係なく)金銭トラブルも多いが何故か?無職の人と婚姻するケースも多い。

転機はある日やってきた。

スピ系にハマった夫は妻を連れてインドの山奥に住む提案をした。自分が神?と勘違いをしたのか謎であるが今の生活を全て捨て生涯はインドと勝手に決めた。

数週間の旅行ならまだいい。 

価値観が合わない働かない夫と離婚。

そしてケンは高齢で1人暮らしをする母の元へ戻りミチコには新しい彼氏が出来た。その彼もヒモ男だった。

ミチコが暮らす家賃65万円のアパートはミチコの高齢の親が払ってる。

不思議な事に似たような男に好かれるミチコ。

 

まりこさん

その昔エジンバラに住んでいたお金持ち!?まりこさん(仮名)外食に財布を持たずに来る癖があった。(携帯スマフォなんて無い時代)

まりこさんは所持金が無い事を最初に告げず会計の時に「お金貸してくれない?」と申す。

こうしてまりこさんは多くの知り合いから「つけ」で外食をし月末には借りたお金を返す暮らしをしていた。

まりこさんのご実家は六本木ヒルズ。ロンドンにも高級アパートを賃貸で暮らしていた。

まりこさんはお金が無い訳じゃ無くお金を使いたくない。

自分の気に入った素材が道端で落ちて居たら拾う。それがゴミであっても彼女にはゴミでは無い。

まりこさんは外食の時にはシャネルのバックでくる。

そのシャネルも誰かから譲れた物だそうだ。

まりこさんのご主人は建築会社を東京とロンドンに持ちご主人は2週間置きに日本とロンドンの往復をし暮らしていた。

ロンドンの賃貸から出て新しい住居を探す中、まりこさんは小さなスーツケースだけを持ち1か月間知り合いの知り合い、そのまた知り合いを転々としホームレスのような生活を過ごす。

理由はホテル代を出したくない。

そしてまりこさんがたまたま訪れたデンマーク。

デンマークの可愛い暮らしに憧れてデンマークのアパートまで借りた。

デンマークに移住を決めた切っ掛けは医療が無料な事。税金対策。

まりこさんはエジンバラを離れる時に自ら送別会を申しだした。そう。ダダ飯が食べれる。

まりこさんはお世話になったから・・・と私に絵をくれた。

有名な画家は自分が無名である時にお金の代わりに絵を渡す話は多い。

のちにその画家が著名人となり億単位になる事はあるが そんなファンタジーな話はそうそう落ちて居ない。

まりこさんは今日も誰かの家にお邪魔し世話になっている。

多くの人がまりこさんの踏み台となり知らない国で知らない誰かの金で悠々自適なパラサイト生活をSNSで発信する。

 

職業自慢

人は偉くなると自慢したくなる。 

弁護士の下済み生活が長ったトム。数年前に念願の法廷弁護士となった。

大学卒業後に自分が何をやりたいのか?見失い南米へ行き英語教師を2年間行った。

南米で知り合った今の妻となる女性と結婚。結婚を機にイギリスへ戻った。

金持ちになりたいから弁護士になった寄りも貧困の人助けをしたい人権弁護士を目指していた。

自分が偉くなる意識が強くなり支えなトラブル(近所)に首を突っ込むようになる。

「私は弁護士ですから」

この言葉の威圧感により その妻も「ウチの夫は弁護士ですから~」と威嚇するようになる。

上から目線な性格へなる。

自分が働く仕事、子供達が通う学校や町内でも「弁護士」と言う立場の名を利用し始めた。

知人は政府関係での弁護士の仕事をやっているが自分の立場を利用する事がしばしば。

そんな彼女の傲慢な態度を見る度に残念に思う。自分は正義と勘違いし神とも勘違いを起こす。

本来の正義はそこでは無い。

トムは正義感が強すぎて周りがドン引きしてしまうくらいな行動と態度から周囲は一気に離れた。

形成されていない物を正し平等な立場で法律に基づいて裁く。自分の性格もゆがむのも当然。

本来のニュートラル(中立な立場)は偏らない意味。

 

やばいな。。。と感じたら疎遠になること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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