オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

貧困に考えてみる。

2020-01-16 04:35:46 | Weblog

1月15日

 

1月31日にはイギリスは脱離をする。

脱離反対~ っと言うが、脱離に投票を決めた国民には 様々な想いがある。

グルーバルになり過ぎた為に イギリスに住むイギリス人の職を失った。

EUは28か国。

後進国からの出稼ぎと移民の受け入れが 多くの国民の生活を苦しめている。

今後、日本も多くの外国労働人を受け入れるが その先の10年後は?と考えた事があるだろうか?

 

<家賃が高すぎる>

 

イギリスで一番、お金持が住む都市はオックスフォード市。

尋ねた方には分かるかもしてないが、街がコンパクトで治安も良く、多くの大学に囲まれ素敵なエリアだ。

ちょっと、足を延ばせば 多くの森林に囲まれている。

オックスフォードでの不動産は破格だ。

名門大学がある都市は、消費率が非常にいい。

カフェも雑貨屋もレストランも景気は良いし観光客も立ち寄る。

今、オックスフォード市で問題になってるのは仕事があるのに、人材が集まらない事だ。

理由は生活が出来ない。

平均年収が1300万なのに対し、これがギリギリ生活水準。いかに物価と市税が高い事が分かる。

私自身もエジンバラに在住だがユネスコ都市である為に市税が高額だ。

一軒家を買えない状況まで来ている。

新しく出来るフラット(アパート)もロンドン並みな料金に跳ね上がり2部屋でも5千万はする。

そしてイギリスの場合は住居の部屋数でも不動産価格が変わる。

そして、この国では賃貸物件が少ない。

一生懸命働き、家族を養い 家を買うのは 誰にでも 普通の事に思うだろうが 一生懸命働いても住居が持てない・・・となんとも皮肉な現状がある。

その都市に仕事が決まっていても、給料と生活が合わない為、家賃が払えない、家が買えない・・・と言う人が多い。

この傾向はイギリスでだけではなく、ドイツもフランスも徐々に高騰化になっている。

フランクフルトに一軒家を購入しようと試みた夫婦は、2人で共働きをしてもローン返済が出来そうもなく、

郊外の田舎に おんぼろ1軒家を購入し 自分達のペースでDIYをしながら家を改装している。

日本の様に35年ローンは存在しない。長くても17年ローン。

自分達の年収を照らし合わせて不動産の購入金額が決まるので、年収1千万なら 最高で4千万の物件しか手に入れる事が出来ない。

それが日本人なら 7千万!いや8千万! いや、何かあったら売れるかもしれないから1億!?って

考える人が多いはず。

しかも日本の不動産は、ダダ下がりで有名だから 外国人投資家は絶対に手を出さない。

エアーB&Bにすればいい!と言う考え方もいるだろうが、

イギリスもエアーB&Bを利用する客のマナーが悪すぎて、法律を変える方針だ。

住んでいる住民と それを借りる住民戦争である。

あ・・・。

そうそ、ニセコも 今じゃ外国人が多すぎて 全てが高騰化になり従来の3倍もするっと言うから

たまげたよ~ 確かに外国人の混み過ぎとなると せっかく来たのに嫌になるのは分かる。

ニセコバブル崩壊もそう遠くはないな~

流行れば、何時かは終わる時が来る。

 

<自分達で出来る事を考えてみる>

日本でも聞くようになったフードバンク。

売れ残った食品、賞味期限が切れそうになった物を寄付するのがフードバンクなのだが、

ちょっと日本の某駅が始めたフードバンクに ちょっとまて

駅構内に入っているパン屋さんが某駅で働いている職員対象に低価格(500円均一)での販売提供なのだ。

これは、フードバンクとは言わない。だだの売れ残りタイムセールである。

元は1斤1500円のパンが500円。

はーーーーー??? 一斤1500円???

ライ麦を使おうが、オーガニックにしても 絶対にこの金額にならんぞ???

こんなパンまでボッタくるとは・・・。

うちの近所のパン屋さんは、売れ残りは 外の看板に「ホームレス、その他の方ご自由にどうぞ」

って、無料だぞ

他のパン屋さんも、閉店間際になると 好きなパンが無料になる。

私も貰ったことがある。

逆に、え??良いんですが???っと、躊躇をしてしまったが 廃棄する寄り お持ち帰りください

っと 言う言葉に ちょっと嬉しくなった。

近所のスーパーでは、地元のフードハング支援団体と提携している。

小さな高売り店の野菜、果物は直接団体のお手伝いの方が取りに行く。

大手スーパーなら 出入り口に 専用段ボールが用意されており食品(缶や瓶、乾物)お茶、コーヒー、お菓子、玩具、シャンプー、歯磨き粉、オムツ・・・・と封を開封していないなら生物以外はOKである。

私も、買ったけど 同じ物が家に2つあった!

頂き物だけど(クッキーやチョコ)あまり好きじゃないメーカーなどはフードハング箱に入れ寄付をしている。

結構、意外と溜まるものだ。

不要になった物に関してはホームレス支援団体へ寄付をしている。

送り先の寄付を決めていると、断捨離がうまくなる。

物がスッキリとし、誰かが また利用してくれるなら嬉しい。

(本、皿、カップ、キッチン道具、玩具、ハンドバック、靴、などなど)

一度使用した物をフリマなどで、売ってお金にしたい気持ちは 一ミリも無い。

苦労して集めた家族の古着の量り売りをしたって数百円にしかならない。

「うそ~、マジで~?苦労して集めたのに・・・」ってガッカリするだろ?

貴方はお金の価値を分からないから500円なんて っと怒る人もいるだろうが、

明日のご飯も食べれない人は多い。

高額料金だけが決して寄付では無いからだ。 お金だけの寄付は流れがあり、その人たちに届くまでに

時間が掛かる。

本当に必要としている人が多い中、フードバンクは命を繋ぐ事が早期に対応できる。

寄付や支援は細く、長く続けて行く事がポイントなのだ。 

見返り何て考えちゃダメだ。

名誉も地位も売名も考えてはダメだ。

芸能人で寄付したらニュースになる人もいるが 本当の支援者は名前が出ない。

金額が大きい寄付の時には団体から聞かれる事がある。(時事ネタで記事になる為)

 

日本では災害が多い為に備蓄も 各家庭に多いと思うが 日本の貧困問題、シングルマザー問題は

真剣に取り組み、地域一帯が協力して貧困を助けないと この先もっと増えてくるのは確実である。

貧困社会は治安の悪化であり 悪化を防ぐ為には フードサポートをするだけで彼らは満足する。

みな それそれ貧困になる原因は違う。

病気、怪我からの精神メンタルからの貧困、老人貧困、シングルマザー貧困。

イギリスだけでは無いが、フランス、ドイツ、カナダ、などの貧困で支援を追加する人は 

みな自国語が話せない難民、移民が多い。

だから、元々住んでいた地元住民に 行き届かない現状もある。

グローバルとなり、移民、難民を増やしたイギリスの失敗なのだ。

今後の課題は2030年問題。出産低下、老人大国化である。 

今に日本は、老後には2千万が必要だ

雇用は70歳までだ

どうでもいい芸能人の不倫ニュース、政治家の汚職、タピオカ、そんな事よりも深刻なニースが

あるのにメディアは言わない。

そして 今日も 日本は平和である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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