オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

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イギリス16歳以下2位

2009-02-16 23:25:28 | Weblog
2月17日

とうとう、やってしもうたぁ。1夜にして世界ニュースになってしまった13歳の父親何時かはこう言う日が来るとは思っていた。

残念な事だが赤ちゃんが生まれて、めでたし~めでたし~では無い。
イギリスは世界で16歳以下の出産率が2位にランクインしている悲しいお知らせなのだ。現在8・5%って言うのも恐ろしい・・・・。

今回の事件、警察が動くわ~政府の対応だの、とにかく非難が浴びている。

この男の子を見ると、息子と変わらない顔つき。どう見たって9~10歳くらい。

ある、記者が13歳の父親に「これからの経済力はどうするの?」の質問に
「経済力って何ですか?」なんぞ答えていて、記者に笑われていた。

この13歳の少年、兄弟は5人。しかも裕福な家庭環境じゃない。
イギリスで16歳以下の妊娠は、はっきり言うとヤンキーである。そうじゃない人もいるのかもしれないが、ほとんどは経済力が無い、ヤンキー達である。

イギリスの公立のシステムに問題がある・・・とオリーブは思う。
今年からイギリスは義務教育を1年延ばし17歳までになった。

イギリスの高校(公立)は2つの進路コースがあり、15歳で大学進学か専門に分かれるので、専門コースを学ぶ人は、高校はそのまま卒業・・・と言う形になる。
この場合は、高校1年終了証明書がもらえる。高校2年生で進路を変えたいでも高校2年生修了書はもらえる。私立はこのようなシステムではない。

日本のように中退・・・と言うのが無い。
 
イギリスの公立はクラブ活動が非常に少ないのも問題化されている。
理由は全ての公立に、私立並みにそろえると莫大な料金がかかる為、やりたいスポーツレッスンは学校外になってしまう。

公立は宿題も少ない。クラブ活動も無い、それならなにするんだ?

タイ人の友達から相談をされたことがある。
彼女のご主人はバツイチで娘が16歳。娘は母親と暮らしているが、2週間に1度は16歳の娘の面倒を彼女が見ている。

最近、困った事がある・・・と言い出した彼女。
この16歳の義理の娘は自分が美容師をやりたくて、15歳で高校を卒業した。
卒業後、美容のカレッジに行けばいいもの、面倒になり、そして彼氏が出来き毎日SEXばかりして困っている・・・と言われた。
挙句の果てに、腕に針を埋めているまで話された。

腕に針? 実はこれ、避妊法らしい。一般では認められておらず、闇のDRが避妊してくれるらしい。

イギリス以外の国を見ると、高校になると、男子生徒にコンドームが無料で配給される。
もちろん、政府上げての配給である。
どうして、コンドームが必要か? 学校がきちんとケアーしている。
お隣、フランスはもう10年目前から配給している。
だから、フランス人はブラックジョークで、「学校のコンドームって安物なんだよなぁ~」とか言っていた。

イギリスは早期、性教育と言うが、肝心のコンドーム配給は無い。
HIVが増える中、先に教えるのはコンドームじゃないか?とも思う。

そして、1番ティーンネイジャーの出産率が高いのはスコットランドでもある。
この背景には各社社会が問題。 16歳以下で出産してお金が無くても政府の援助がある。出産も無料だし、子供をおろす事も無料である。

イギリスは貧しい家庭ほどの援助金の配給が多い。 そしてイギリスの税金が高いのは、全てこう言う所に流れている。

仕事が無くて無職でも彼らは何とも感じない。政府が援助をしてくれるから・・・と思い込みがある。その税金は私達が払っている事だって、払うことに馬鹿にする。 こう言うパラサイトはイギリス沢山いるのだ。

そして、この13歳の父親、15歳の母親はきっと新聞社から多額のお金は受け取った事は間違いないだろう。 














































コメント (4)
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