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スジンは、何としてもあの携帯を手に入れなくてはと考えました。
ウンハンの記憶が戻って秘密を明かされたとしても、証拠がない限り、誰も信じないと考えているのでしょう。
それほど重要なモノが中にあるってことです。
あれこれ辿ってみると、携帯はガンウの手から別の人に渡ったと分かりました。既に売ったらしいと、元の持ち主は話していました。
スジンは焦りました。
電話番号を聞き、かけて見ましたが、電源が切れていて何度かけてもかかりません。
ガンウはヒヨンが既に携帯を売ったと聞き、こちらも慌てて行方を追いました。
何とか買い手と連絡がつき、買い戻す約束をすることが出来ました。
翌日に、受け取りに行くことで話がつき、ほっとしました。
スジンの醜態の一件は、ウンハンが記者たちに丁寧に謝罪したおかげで、何とか記事にならずに済みました。
ほっとしたミン会長は、スジンが謝罪したおかげだと言いましたが、チャンギがそれを訂正。
ウンハンが対応したと聞いていたからです。
ミン会長は、ウンハンをまた見直したようです。
それに対して、スジンは全く謝罪していないどころか、家事に関しても手抜きが目立ってきたことで、厳しく注意しました。
「頑張ってくれた事だけ覚えておこう。どうせ辞めるんだ。」
と、チャンギまで。
スジンはショックでますますウンハンに対しての憎しみを募らせていきました。
やっと、携帯を買った人物と連絡がとれたスジン。
高額で買いたいと持ちかけました。
買主の女性は、ガンウとスジンの双方から切羽詰まった感じで連絡が入ったことで、戸惑っていました。
この携帯はいったい何なんだとね。
一足先に、ガンウとヒヨンが駆け付けました。
女性は、最近チャンギのニュースに出演していたガンウの事を覚えていました。
で、渡そうとしたとき、スジンが割って入ったのです。
1000万W出すと言うスジン。
女性は、その金額を聞いて、胡散臭さを感じました。で、携帯をガンウに渡したのです。
ガンウの身元はニュースで見て分かっていますからね。
スジンは、愕然としました。もうどうしようもありません。
スジンが遅れたのには理由がありました。
出発しようとしたとき、キム班長から脅しの電話が入ったためでした。
ウンハンは、チェヨンに会いに行きました。
ミン会長から、新製品についての提案をチェヨンにしてみるよう言われていたのです。
チェヨンは、ガンウの気持ちを知ってるだけに、ウンハンが気に食わない様子です。
素人のくせに・・・と、上から目線ですわ。
ウンハンは、自分の考えを説明しました。
チェヨンは、息子に父親と会わせたかったから会社に入ったと言いました。
だから、ガンウを惑わさないでくれとウンハンに言いました。
ウンハンはきっぱり言いました。気を付けますと。
「私の人生には、もう娘しかいません。娘の事で精一杯なので、心配無用です。」
ガンウは、手に入れた携帯をすぐにウンハンに渡しました。
良かったよ。またあちこち回されてしまうのかと心配しましたよ。
ウンハンは事情を話しました。
これがあればもう大丈夫・・・と言いました。
ガンウは、以前ウンハンが手帳に書いていた一文の意味を問いました。
“ベルリオーズ以外なら”“彼の交響曲は鳥肌が立ちます”と言う文です。
「愛が壊れる時。」
と、ウンハンは一言言いました。
映画の題名でした。夫が執着心の強さから妻に暴力をふるうと言う内容です。参考「愛がこわれる時」
ガンウはすぐに察しました。
全て分かったでしょ?私が何故家を出たか。どうして顔を変えようとしたか・・・。
ガンウは慌てました。ウンハンを連れ出さなくてはいけないと思いました。
でも、ウンハンは、復讐すると言いました。
通報すればいいとガンウは言いました。携帯に証拠があるんだろ?と。
「私の住む世界では、通報したら、ミン会長の息子でアンカーカン・チャンギは逮捕されない。私が精神病院へ行くの。」
と、ウンハン。
私の手であの人を断罪するとウンハン。
「あなたはもう関わらないで。」
行こうとするウンハンを、ガンウが引き留めようと手を取りました。
しかし、ウンハンの決心は揺るぎませんでした。
自棄になったスジンは、もう、手あたり次第に混乱させようとしています。
チャンギに、ウンハンはガンウと不倫関係にあったと嘘を言いましたよ。
激怒してクリニックに駆け付けたチャンギ。
いきなり、ガンウを殴りつけました。
しかし、この時、ガンウもまたチャンギに憎しみを抱いていましたから、殴り返しましたよ。