まったり まぎぃ

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『ユミの細胞たち』3話まで

2023-11-10 11:45:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウンは、ユミが喜んでくれたと、次々にくだらないギャグを連発。

とても笑えないレベルなんですが、ユミはお世辞で笑ってみせました。

でも、そろそろいい加減にしてほしいと心の中では・・・細胞たちは思っています。

 

ユミは、ウンの話に相槌をうち、笑顔を見せて聞いてあげました。

ユミの腹ペコ細胞が成長し始めました。そして、もう我慢できないと、笛を高らかに吹いたのです。

ユミのお腹が鳴りました

ウンは、気づかないフリをして、ユミを食事に誘いました。

あまり気が乗らなかったユミですが、ウンが連れて行ってくれた食堂の料理は、とても美味しかったのです

すっかり店の料理の虜になっちゃったユミ。

そうなると、気持ちもほぐれます。

ウンはウンで、美味しそうに食べてくれるユミに、いっそう惹かれていきました。

 

ウンは、白い服を着ているユミのために、エプロンを借りて来てくれました。

チゲのスープが飛んで汚さないためです。

細かい心遣いのできるウンです。

ユミも見直しました。好感を持ちました。

細胞たちも、ウンのことを気に入りました。ただ一人の細胞を除いて。感性細胞だけは、まだウンを気に入ってません。

 

食事が終わり、帰ろうとしたユミを、ウンが引き留めました。

まだ別れたくなかったのです。

必死に次の行き先を考えました。

で、思いついたのは、なんと“カエル祭”

カエル・・・と、ユミは何とも言えない表情になりました。まったく面白そうな気がしません。

 

カエルのヘアバンドをしてカップルで撮った写真をSNSにアップしたら、割引だけじゃなく、景品も貰えると聞き、ウンは断ろうとしました。

でも、ユミはお得だからと、引き受けました。

誰もそんな写真見ないだろうと思ったのです。でもね、見てる人がいたんですよ、よりによってルビが。

 

ルビはすぐにユミに電話をかけて来ました。ユミはスルー。

すると、次にウンの携帯にかけてきましたよ。先日、ウギと一緒にウンに会っていたのです。

ルビは、ウギの紹介でユミと会ってると聞くと、大喜び。

ウギはユミを好きじゃなかったんだと分かったからです。

ユミは、ルビの名前を聞いただけで、嫌な気分になりました。

そんな時、ウンが、ルビの話し方は変だと指摘したんです。自分の事を、“私”じゃなく、“ルビ”と言うわけです。

子供じゃあるまいしとウンは言いました。

ユミ、なんだか、気分がすっきりしました。

ルビの話し方を可愛いと言う人がいるとユミが言うと、ウンは首を傾げました。

「かわいいと言うのは、ユミさんみたいな人です。」

お世辞がうまいですねと、ユミが言うと、嘘は言いませんと、ウン。

お世辞でも嬉しいと、ユミは思いました。

 

ウンのお陰で、ユミの気持ちが軽く明るくなりました。

ウンは癒してくれ、気分を引き上げてくれます。

ところがここで、ユミのヒステリウス細胞がいきなり暴れ始めたのです。

愛細胞と本心細胞が死んだ今、村を支配するのは俺だ恋愛なんて許さないなんて、気分レバーを下げたのです。

ユミの気分は落ち込んでいきました。

振られて泣いたばかりなのに浮かれちゃって、ウギが紹介してくれた人と恋愛するのと、思いました。

あまりにも軽すぎる・・・と自己嫌悪。

 

ユミは、そろそろ帰らないと・・・と、ウンに言い、急に立ち上がって帰ってしまいました。

突然のそっけない態度に、ウンは戸惑いました。ユミの態度の変化の理由が分かりません。

 

帰宅したウンに、セイが言いました。よほど気に入ったのね・・・と。

そしたら、ウンは、

「うん。」

と、頷きました。

綺麗だったから?と聞かれて、うんと答えると、セイは、綺麗だったから気に入ったのねと言いました。

何だか、むかつく言い方です、セイ。

そしたら、ウンは言いました。

「いや、全部良かった。全部気に入ったんだ。」

あれもこれもと、ユミの気に入ったところを挙げようとするウンの言葉を遮って、セイは帰って行きました。

軽くウンをからかうような言い方をするセイ。でも嫉妬が混じってると、分かります。気に入らないのが見え見えです。

 

ウンの細胞村にユミのアバターが出現。

初めて会っただけなのに、ユミの存在は、ウンの細胞たちに刷り込まれました。

 

ウンは、ユミにメールを送りました。

楽しかった・・・と。

すぐに既読がつきました。でも、返信がありません。

ユミは、まだヒステリウス細胞に支配されていたのです。返信する気になれませんでした。

細胞たちは心配していました。

返信しなかったら、ウンはユミに振られたと思うかもしれないと。

予想通り、ウンは返信が来ない理由を考えて不安になっていました。

 

ウンは返信が無い理由を、同僚のルイに聞きました。

そしたら、髭じゃないか?・・・とルイ。

たいていの女性は嫌いだってさ・・・ってね。

それが理由だとウンはガックリ

ウンの中には、毛細胞もいました。一生懸命毛を伸ばして、手入れも怠らなかったのに・・・と言う毛細胞。

結局、翌朝まで剃るのは待ってくれと懇願する毛細胞の願いを聞き入れ、待つことにした細胞たちでした。

 

翌朝、待ちわびたユミからの返信が着信した時、既にウンは髭を半分剃り落してしまっていました。

全部、きれいさっぱりと剃るしか無かったウンでした。

 

出勤すると、早速ルビがユミに付きまといました。

ウンとのデートの内容を細かく聞き出そうと、しつこく付きまとって来ました。

いくらユミが無視しようとしても、気づきません。

それどころか、会社の人にウンとユミのデートの話を喋りまくり。

ユミのストレス指数はどんどん上昇するばかり

 

人の心の中には無意識の深い渓谷があり、そこにヒステリウス細胞が住んでいます。

ストレスを溜めて、武器を作っているのです。

限界に達すると、細胞村にやってきて大暴れするわけです。

些細な一言一言に腹が立ち、食欲が失せ、否定的な沼にはまってしまい、細胞村には誰もいなくなり、体まで壊れてしまうのです。

ユミのストレスは、そろそろ限界に達してしまいそうでした。

激しい頭痛に襲われたユミ。

休憩室で一休みしている時、ウンからメールが届きました。

夕食の誘いのメールでした。

返信しようとしたとき、人がぶつかって来たため、携帯を落として壊してしまいました。

何もかもついてない・・・とユミは思いました。

ウンは良い人だとは思いますが、自分の判断に自信が持てません。

 

携帯が壊れたのは、ここでやめておけと言う事なのかもしれないと思いました。

 

一方、ウンは、メールのやり取りの途中で突然返信が途絶えたことで、また不安になっていました。

セイは、会話を続ける気が無い証拠だと断言。

そして、ユミは優しくて、断るのが苦手な人なんじゃないかと言いました。だから、返信が来ないということは、断られたと思うべきだと。

セイは、もうそうに違いないと言い切りました。そうあってほしいと言う希望の様に思えますが。

でも、ウンにはそう思えませんでした。

空気が読めない自分だと分かってるけど、今はそうじゃないと言う気がしたのです。

 

ユミは体調不調で早退することにしました。

雨が降り出していました。

ため息をついて、会社を出ようとしたユミに、またルビが声をかけて来ました。

携帯が壊れてウンに連絡出来ないだろうから、自分の携帯を貸してあげると言いました。

もう、ユミはうんざりしました。

体調も悪い上に、相手の気持ちを全く考えない自己チューなルビの言動は、もう、我慢の限界を超えさせました。

ユミのためだと善意の押し売りのような言い方に、ユミは受け流すことも出来なくなりました。

「やめて。余計な事をしないで。関わってこないで。自分のためでしょ。」

 

1人じゃ心配だからと、またルビがしつこく食い下がりました。

いつも一人よ・・・とユミが言いました。

「1人で病院に行って、1人で帰る。それが何か?私は慣れてる。1人が気楽なの。」

その時、ユミに傘がさしかけられました。

ウンでした。

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