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一気に、事の裏側が明らかになりましたね。
ウンハンが目をつむってアクセルを踏み込んだ時、門が自動的に開きました。
ウンハンは、外にいたガンウの車でその場から逃走。
門を開けたのは、ミン会長でした。
チャンギが責めると、ミン会長は言いました。
またウンハンに手を上げたの・・・と。
何のことだとチャンギはしらばっくれました。
ミン会長、やはりDVのことを知っていたのです。でも、今度こそはチャンギが昔のようにウンハンとやり直してくれると信じてもいました。
それがダメだったと知り、門の鍵を開けたのです。
チャンギは、ダラを連れてその場を出て行きました。
ウンハンの母は、大きなショックを受けました。
よろよろとミン会長に近づき、事の真相を聞きました。
知ってたでしょ?と、ミン会長。
ミン会長が、ウンハンの母とスハンを嫌っている理由が分かりました。
5年前、ミン会長の夫の葬儀の時、ウンハンが母にDVを訴えて離婚したいと言っていたのをミン会長は聞いていました。
その時、ウンハン母は、スハンの手術で世話になったチャンギに恩義を感じていて、そのくらいのことはよくある事だと、ウンハンに我慢を強いたのです。
これを聞いて、ミン会長は、娘を犠牲にして手術代は勿論、店もマンションも手に入れた家族だと言う考えを持ってしまったと言うわけです。
でもね、ウンハン母は、まさかそれが日常的な暴力だとは考えなかったのです。
常に、身分違いだと遠慮していたから、まさか、そんな事になっているとは、思ってもみなかったのです。
店もマンションもチャンギの名義にして、自分たちのモノとはしなかったことが、ウンハン母にとっての唯一のささやかな自尊心でした。
「全てを整理しますから、離婚させてください。」
と、ウンハン母は泣きながら言い、屋敷を出て行きました。
ガンウは、ウンハンを雑誌記者に会わせました。
医療コラムの執筆を頼まれたガンウは、整形手術特集でウンハンを扱う事を提案したようです。
ウンハンの顔を公にすることで、チャンギから守ろうと考えたのです。
ウンハンは、これまでの事をガンウに打ち明けました。
何度も精神病院に入れられたウンハンは、チャン・ソクジュンの協力で逃走に成功。
その時、携帯を落としてしまったのですが。
その携帯は、庭師が落としたのを、ダラが拾ったモノでした。
証拠を掴むために、その携帯を地下室に密かにセットし、動画を撮ったのです。
ダラが写っていた動画が入っていたのは、ウンハンの携帯でした。
チャン・ソクジュンが撮った動画を、ウンハンに転送したってことみたいです。
証拠も失い、ダラとも別れ、おまけにダラが日本に送られた事を知ったウンハンは、生きる気力を失い、自殺を図ろうとしたとき、ガンウと出会ったと言うわけです。
戻って来いと、チャンギが電話をかけて来ました。
しかし、ウンハンはきっぱりと言いました、離婚して・・・と。
「あなたの本性を暴露する証拠を持ってるわ。アンカーカン・チャンギの運命は私しだいよ。」
チャンギのアレルギーとなる食材を入れたと疑いをかけられたファン女史は、スジンによって首を言い渡されました。
謝るかと思われましたが、ファン女史も腹をくくっていました。
長年溜まった鬱憤を思いっきりスジンに吐き出し、辞めると言いました。
が、ファン女史の料理を気に入ってるミン会長は、辞める事を許しませんでした。
ミン会長がウンハンを呼び出しました。
なんと、隠れ家としているマンションを用意したのは、ミン会長だったのです、チャン・ソクジュンではなく。
ミン会長の手先としてチャン・ソクジュンは動いていたようです。
ミン会長は、今日のウンハンの行動が無謀すぎると言いました。チャンギに万一のことがあったら、ウンハンは殺人者になっていたんだからと。アレルギー食材を入れたのがウンハンだと、察していました。
ガンウのクリニックで、手術直後のウンハンと会った時、探しさえしなければ、これで縁が切れると思ったようです。
チャンギのDVを知っていたと、ミン会長は言いました。
「でも勇気が無くて、叱れなかった。酷い姑を演じて、離婚の口実を与えたかった。なのに、あなたは耐えた。何故?」
ダラのためです、ダラから大好きな父親を奪いたくなかったから・・・とウンハン。
「それで、ダラは今、幸せ?」
涙をためてミン会長は聞きました。
もう、戻りたくはありませんと、ウンハンは言いました。
ウンハンの決心が固いと知ったミン会長は、会社に入るよう言いました。
ダラの監護権を得るには、経済力が必要だし、うつ病だと言わせないように会社で経験を積むようにと。
「経済的にも、精神的にも問題は無いと周りに思わせなさい。」
なぜそこまでしてくれるのかと、ウンハンが聞きました。
ミン会長は、動画を公表しないでと言いました。
公表されたら、チャンギは死んでしまうからと。
「怪物でも私の息子よ。」
離婚させてダラをウンハンに渡し、放送局も辞めさせて治療をうけさせるつもりだとミン会長は言いました。
条件がありますと、ウンハン。
「チョン・スジンを解雇してください。家からも会社からもです。あんな悪女をダラの傍に置けません。」
ウンハンは、これまでスジンから受けた仕打ちを全て話しました。
ダラの失語症は、ウンハンの自殺未遂を見たからではなく、父が母に暴力をふるうのを目撃してしまったショックからだと言いました。
それを、スジンは、ダラに嘘を信じ込ませたんだと言うと、ミン会長の表情がさらに険しくなりました。
この話を聞いたチャン・ソクジュンは難しい事だと言いました。
チャンギに暴力を認めさせるのは至難の業だと。
「最後にチャンスを与えたいの。私には怪物でも、ダラにとっては父親だから。」
と、ウンハンは言いました。