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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 寒さの中のLA VIE EN ROSE

2017年11月20日 04時23分44秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 寒さの中のLA VIE EN ROSE


バラ色の人生
ピアフの歌詞は 恋のまっただ中の 幸せを歌っているのですが
人生のバラ色にたいするイメージは
年代によって
がらっと 変わるものだなぁー
とつくづく感じます。

とても寒くなり
深夜は 外気温が五度近くまでさがるみたいですが
玄関の
バラたちは 寒さの中で 人生を謳歌しているかのように
ゆっくり 開花して
見事な美しさ。

ピアフの ラヴィENローズでは
「君は僕の為 僕は君の為に生きていて
永遠に 愛するって誓うよ」と言われて
腕に抱かれて
バラ色気分になるわけで・・・

そういう経験をしたとしても
永遠の愛・・・って
一生涯 腕の中で 幸せを感じる愛なんて
あるのかしら・・・
しかも 同じ人が 常に相手で・・・

そんな話題を
夜 我が妹と 女子会の様に電話で
話していました。

子供がいたから結婚が 長く続いているかもしれないね・・・
なんて 妹の
結論が出てしまいます。

子供なしだと 常に 大恋愛しか しないものよ。
と 私。
そして 終わりの無い恋愛って
あるとは 思えないのよねぇ。と私。

妹は
子供が居ないから そんな気持ちに お姉ちゃんは
なれるのよね。

確かに 母にならない女は 女の性しかないものねぇ。

私が 子供を欲しくなかった理由は
舞台と子供は 私には手におえない・・
私は 自分の能力の限界を 本能的に
察知していて
歌の人生を歩く自分を 選んだのですから
自分の意志は なんら変化していないけれど

子供が居なくて 経済と社会で自立してしまった私は
男の人たちと 対等感覚になり
私の時代にしては 鼻持ちならないタイプ
だったかもしれませんけれど
或る意味 今どきの感性でした。

そうそう 同じ人と長くは続かなかった。
男性たちとのバラ色の時は 
そんなに 長く続かない運命でした。
愛は 激しく始まり 激しく終る。

でも
今となれば
もう そういう 男性とのバラ色の人生より
備前の花瓶の中の 冬のバラ色のほうが
ずーっとずーっと 美しく感じちゃってーー

人生は 後半になればなるほど
生きる達人になれるから
寒さの冬に バラは 美しく咲く・・・
この年になれば 毎日が バラ色の人生
あーシャンソン あー 音楽ライフ あー 孤独の寒い夜