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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  裁縫クリエイトに 燃える深夜

2015年05月19日 23時44分53秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  裁縫クリエイトに 燃える深夜


昨年の初夏は

ジャズピアノを 習い始めて
とても 難しいコードの 練習に
明け暮れて
指も 手も 腕も 背中も 痛くなり
あーあー
ピアノの
練習って 大変だわー

と 頑張っていた 記憶があります。

今年は ジャズピアノは コード進行になり
二年目ですから
もう のんびり 三日に一回 一時間練習するくらいです。

シャンソンは 舞台があるたびに
幾度も 音楽性やディクションを 練り直し
細かく クリエイト作業するので
楽しみというより ちょっと 骨が折れる作業です。

同じ曲を 幾度も幾度も 初心者の気持ちで
ポエムの内面を探り
嘘の無い 表現力を 模索するのは
新しい曲を 仕上げるより
自分の 内面との闘いだと思い 
すらすら 歌えても 
まだまだ 自分の欠点を アラさがしするという
練習の仕方です。


新曲は 音取り リズム フランス語発音 ディクション
音楽性 芝居 記憶 表現
と 段階を 踏んで 出来上げるわけですが

舞台に出すごとに 進化していくので
曲と ポエムが 身体の一部に なるまでには
一曲を 永遠の年月かけて 磨きこむわけです。

新旧の曲
クラシックの 声楽家時代も含め

あー どれだけ の時間を
記憶と 音楽性 表現に 掛けているか
計り知れないので
時々 忘れたくなる時も あります。

よく 歌手生活 30年 60年とか
記念コンサートをなさったり
よく そういう タイトルを 見ますけれど

三歳からピアノを習い
そのあと ずーっと 音楽を学び続け
聞きつづけ
今も  ジャズピアノを習っているし

さしずめ 音楽生徒生活57年の 私の人生。

歌手としても 声楽やシャンソン
ソルフェージュの 先生としての 
自分の人生も かなり
長いけれど

まだまだ
謙虚とかいう問題でなく
やればやるほど
音楽の深淵と それを学び尽せない
人生の短さ が 分かるのみです。

というわけで
今年の初夏は 裁縫に 燃えています。
自分を 燃えさせている・・・が 正しいかな・・・

音楽以外の 刺激 起爆剤 注入して
頭を 音楽から 解き放つ時間。

昨晩は
シャンソンと ジャズピアノの 防音室稽古を
深夜済ませて 寝ようと思ったら
またまた

裁縫し始めてしまい 明け方も過ぎ 朝六時半まで
時を 忘れ
古い 母のワンピースのリフォーム
白い 籠を 一つ 完成

無我夢中なので 時を忘れて 11時まで 眠ったら
なんと
夢で 生徒さんに 教えていました。
ひぇー
何なのかなー

音楽が 私を追いかけてくる・・・・・

でも 幸せです。この人生と 運命に 感謝します。
そして 今宵も
また 白い籠 ひとつ 作成して

総計 一週間で 三つも 籠のクリエイト・・・・
暖かくなると 活動時間が 増えて 元気溌剌です。