シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY シャンソンの祭典パリ祭出演

2013年12月14日 02時37分49秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY シャンソンの祭典パリ祭出演


今年は 七月
12日 13日 両日がNHKホールでのシャンソンの祭典「パリ祭」だそうです。
本日 13日の出演依頼の封書が届きました。

七か月先のコンサートでも 「パリ祭」の為の準備は
もう始まるわけですねぇ。
そして
その前には
三月十九日
東京フォーラムでのシャンソンコンサート「プリスリーズ」
四月五日には 
藝大祭みたいな 東京芸術大学 卒業生シャンソン歌手達
のコンサートで 「上野の森シャンソン倶楽部」に出演します。

今ひととき 今年の年末は
ほっとしているけれど
来年になれば とんでもなく 神経ピリピリになるのかなーぁ。
大舞台でバンドで歌うシャンソンの 一曲・・・って
とてもとても 緊張するし 怖いし 厳しい。

自分自身を追い込んだり ペシミスト風に生きるのは
嫌いだから ケロケロっと しているけれど
内心は 体調と精神的な管理と 
本番をベストな心身に保つ準備に 専心しています。

毎度 受験みたいな気持ちになっちゃうわー
衣装も 演出も振り付けも 選ばれた曲に合わせて
クリエイトする日々に突入するわけです。


本番舞台に慣れることは 永遠になくて この刺激的な一発勝負的な
怖い大舞台に どう自分が対応できるか・・・という
自己へ挑戦して 練習に真剣味が増して 更に実力が付くための
ハードルだと思い 励むしかない。

「好きなことが仕事で良かったですねぇ」などと
よく 皆さんが おっしゃいますが
舞台に出るまでの 心の葛藤は 決して 好きではありません。
練習も 稽古も 体調管理も 平常心維持も 陽気の維持も
結構 辛いものです。
辛いなら やめちゃえば・・・と もう一人の私が言います。

というわけで
心の葛藤抱えた神経質な私と 陽気な能天気な前向きな私と 
異質な自分が同居している私自身をコントロールして 
どうどう・・・ お馬さんひひーんと 興奮しすぎず 冷め過ぎず
自分を客観的に見つめて セルフコントロールする のが最大の
舞台人の 仕事だと思っています。

歌手で居続けられたこと 居続けられる事 はありがたいけれど
舞台の美は  平日の毎秒の筋肉の所作 優美な動き 姿勢
響きを支える全身の筋肉の維持 の積み重ねがあってこそなので
今後 私が歌手で居続けられる為には 
ため息が出る程の繰り返し労働が永遠に必要です。

毎日の生活の動きから 私に私が注意指示。
日常を舞台に近づける のが一番自然ですから。
突然舞台で 綺麗に舞台姿勢になれるわけないもの。
舞台用の 筋肉所作を日常でやり続けない限り
大舞台では 歌いながら 美しくは 歩いたり動けないものです。

諦めずに やろーっと。やるしかない。
ハイヒール履いて 前へ前へ 加齢しよーっと。
自宅で お掃除するときも お皿洗う時も
優雅に― 綺麗な腕の動かし方 歩き方ー
と 自分に命令して 誰も見ていない我が家で 
舞台の上にいるつもりで生きるー
はぁーため息!!!!!!

今週末の日本シャンソン館 今年のラスト出演。
自然体で・・・
芦野先生のレパートリー 幸福を売る男  や  カナダ旅行
楽しいシャンソンを 満面の笑顔で・・・歌おーっと。
さあー 又 毎深夜の 練習に いざー出陣。
明日は 速い時間から お稽古にみえるから
明け方前には 寝ましょーっと。