シャンソン歌手りり・レイ長坂 玲 銀座シャンソニエ

シャンソン歌手りり・レイ長坂　玲　銀座シャンソニエ　

地震の直後に　コンサートをすることが　とても　心苦しく
さりとて　いらしてくださる皆様に　ひとときの音楽の宇宙を
味わって欲しいと願いながら
３月１３日ホワイトデーコンサートを　開催いたしました。
まだ　ビルのエレベーターは　止まっていて四階まで皆様は
階段でいらしてくださいました。
２８名の満席のお客様と　一体となり　生きている運命の
音楽空間で　震災の方々への黙祷を捧げ　その後
シャンソンの世界へ・・・・
木下板長の　愛あふれるお料理と　サラマンドルショーは
パワーアップして　はじけて　皆様は大笑いでした。
夜六時まで　余韻を楽しむ方々と過ごし　
その後　我々サラマンドル　３人
りり・レイ川島豊　近藤正春　は　次回のコンサートの企画　演出の
打ち合わせをしました。
銀座は　まだ　横揺れの余震も多く　心の中は小心者の私。
びくびくなのに　どうして　ショーで歌えたのか・・・
それより
来客の方々から頂いた声援のパワーで　芸人としての自覚も
わき上がります。
苦しい時　気落ちしたとき　どうしていいか　先が見えないとき
音楽が与えてくれる力には　ただ　感謝するのみでした。
店の近くの日航ホテルに泊まり　初めてテレビのニュースを
見ました。
今日は父の命日で　山梨までお墓参り予定でしたけれど
停電や　ガソリンの規制の　懸念で取りやめて
店に戻りました。お寺に連絡して　ご祈祷を頼みました。
九州から　レッスンに見えている生徒さんがいらっしゃるので
一人で　銀座の店にいますが　中央区の銀座並木通りは静かに
いつものようです。なんとなく　陸の孤島のようです。
ビルのエレベーターは回復して　銀座シャンソンのお店の中は
平素の様ですが　先行き　今後の行動を冷静に検討しなければ・・・
「りりさん　冷静沈着ににね・・・いつも通り　元気にね」と
自分に　号令をかけています。
家には　なかなか　帰れない日も　多くなりそうですが
まぁ　昔から　こんな生活が多かったから　タフに行きましょう・・か。