シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 銀座の窓

2011年03月19日 03時04分50秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 震災後一週間

毎日 息つく間の無い生活を 長い人生続けてきたせいか 地震後の
一週間は とてつもなく 長く感じました。
生徒さんの みえる数も少なかったし お客様の来店は
ほぼ ありませんし 早く帰えれる日が多かったせいで
同じ24時間が 三倍くらい長かったです。
毎朝 飲食関係の経営者達に リサーチ電話をしたりする時間
友人や 妹に 電話できる時間 我が家を掃除したり
長いブログを書く時間が たっぷりありました。
ただ シャンソンの練習をする気には なかなかなれなくて
気合が 今ひとつ湧き上がりません。
インターネットで 新聞記事や 細かい情報を見たり
専門家に 色々な情報を 教えていただいたりしながら
テレビは ほとんど 見ませんでした。
生徒さん達から 生の震災後の 個々の立場の生活を
知らせていただいて 同士という 気持ちになりました。
私のブログを読んでくれて お店にいらしてくださった
お客様とは 思わず抱き合って 会える喜びを感じあいました。
久しぶりに 大学の親友とも 長電話でき
外国の友人たちとも 連絡できて なんだか
地震が 私に 人間としての時間をくれたようにも思います。
このまま ゴーストの銀座が続けば 当然に
銀座のお店は維持できなくなるでしょうし
今までのような 私達ではない 私達になるのでしょう。
特別な 時代に突入したことは 肌でも感でも リアルタイムで
分かります。
地震後の経済社会で 生き抜く為に必要な 莫大な精神のエネルギーを
湧き上がらせる前に 今は 忍耐というエネルギーが
必要なようです。
目が覚めると 「そうだ 地震があって 全てが 突然に 変わったのだ」と
自分に言い聞かせます。
被害にあわれた皆様に比べて あまりにも 恵まれた私達都心の人々
ですが 平常心で普通に 明るく元気に生きるのは 難しいです。
でも 頑張ります。キューバ人は 悲しいから明るいんだーって
サルサというフランス映画の中のセリフ・・・・・・