シャンソン歌手りり・レイ長坂玲 銀座並木通り シャンソンの窓

シャンソン歌手りり・レイ長坂玲　銀座並木通り　シャンソンの窓

今朝は特別に早く起きて　ガソリンスタンド調査をして
午前七時半に　並んでみました。だいたい　朝早く左側車線に
ずらーっと　渋滞が出来ているところに　ガソリンスタンドは
あります。少なめ　二十台くらい　の後尾に待ち　
午前八時には　スタンドは　営業開始です。
昨日の　リサーチでは　一人二十リットルだけ　配給されるとの
実際の経験者の話でしたけれど　本日は　一人二千円均一
入れてくれます。
静岡からいらした生徒さんも　そんな感じで給油してきたそうですし
ほかの方々の　情報でもだいたい　十三から十五リットルしか　買えません。
まあ　私の場合は　今日から小田急線が　我が家まで運行しているので
店を早めに閉めて　電車のある時間に　帰宅することも
この　銀座の店が静かな状況では賢いかもしれません。
基本的には　深夜まて　銀座にはお客様がいらして　終電に間に合わない
のが　過去の歴史でしたけれど・・・
今は　シャンソンなんか　聞いていられる場合では　無いのだと思います。
飲食店というより　私の店は　シャンソンが聴ける和食店だから
音楽で　気合いでも入れたいとか　癒やされたいとか　思えるくらいの
精神状態にまで　ならないかぎり　きっと　お客様は戻らないでしょう。
私は　いつでも　歌えるように練習だけはしておきましょう。
そして　いつもの私でいられるように　常に明るく元気で
歌い続けましょう。
とは言うものの　震災の方々のニュースを見ていたら　
重いつらい気持ちになり　悲しくなり　胸がつまり
なかなか　歌うという　息と気をわき上がらせる　体や気持ちになれない
ので　困っています。
今日お稽古に見えた皆様も　そんな感じでした。
でも　生きているのだから・・自分の命や　職務に私は責任がある。
来週は　日本シャンソン協会の四月八日コンサートのリハーサルもあるし　
月末は　日本シャンソン館出演だし・・・・・
現実は　ガソリンも　食料も　お店にお客様もないという　
ギャップ・・・・　
現実と芸術のギャップを埋める作業を心の中で葛藤しながら
しているシャンソン歌手の地震後の生活です。