5月31日(土) 天気:晴れ 室温:31.9℃
きょうは 高田ある古民家ギャラリ-「WEARCH」 へ 工藤和彦さんの陶芸を見に行きました。
工藤さんは 北海道・旭川で 大陸から 黄砂として 渡って来た 太古の土を使い 「黄粉引」 と 名付
けた器を 制作されています。 シラカバの灰を使い 器にした 「シラカバホワイト」、森の緑を表現し
た 「緑粉引」。 どれも 自然が創造した 「うつわ」 です。・・・案内状より
工藤さんのページを見ると 今回の 「案内状」 の文章が まるで 詩のように 書かれています。
せつこさんは 詩人でもある・・・。
北海道の広大な牧草地に一人、
スコップ片手に土を掘る。
この大地を支えるのは、
貿易風に乗ってやって来た
二億年前の黄砂の地層。
・ ・ ・ ・ ・ ・
新進気鋭の若手作家として 注目されている工藤さんは 長身で 今風のファッションも さらりと
着こなし マスコミからは 「陶芸の貴公子」 と呼ばれたこともある。 生活の希薄な 都会的ルック
スとは 裏腹に 私生活では 3児の父親。 旭川市郊外のカタクリの里として 知られる突哨山の
麓に建つ築60年の借家に 工房を構える。
「モノづくりに 夢中になれば なるほど 手が止まらなくなる」 という工藤さんは 夜通し 工房で
ろくろを回し 自宅にいても 作陶について 考え続ける・・・・。
≪ 工藤和彦 プロフィール ≫(工藤さんのページから コピー・抜粋しました)
1970年 神奈川県生まれ
1986年 工業高校のデザイン科に進学中に 陶芸の魅力を知る。 陶芸のクラブ活動に入る。
1988年 高校を卒業後、信楽焼作家神山清子先生、神山賢一先生に師事する。
1996年 個人作家として 独立、剣淵町に 自宅兼工房を設ける。
1998年 横浜「いつこう」にて 初個展。
2001年 木灰による釉薬、焼成温度と還元雰囲気を 微妙に調整し、「黄粉引」が完成する。
2002年 旭川市に 移住する。
2003年 うつわの全国公募展にて「黄粉引平片口鉢」が 料理研究家の栗原はるみさんによって、
「栗原はるみ」大賞に選ばれる。
粉引(こびき)とは
本来の土の上に 白土を掛ける技法で、主に朝鮮半島経由で 日本に伝えられました。
当時は 白い焼物(磁器)が 貴重であったため、色のある素地の上に 白い化粧土を掛けた後
施釉焼成した陶器です。 いわば 磁器の模造品として 誕生しました。
釉薬の下に また別の土の層があるため、独特の柔らかな釉調が生まれ 人気があります。
一方で 素地と釉薬が 直接触れていないため 強度的に弱い、染みや 汚れが目立ちやすいなどの
問題もあります。 特に 普通の土より 柔らかい粉引の土が 釉薬ごと剥がれ落ちやすく、
縁だけ 粉引を落してある 器を多く見かけます。
また、粉引にも 貫入があり、素地も化粧土も 吸水性があり、さらに 汚れが 目立ちます。
。。。。。 。。。。。 。。。。 。。。。。。 。。。。。。 。。。。 。。。。
きょうは 高田ある古民家ギャラリ-「WEARCH」 へ 工藤和彦さんの陶芸を見に行きました。
工藤さんは 北海道・旭川で 大陸から 黄砂として 渡って来た 太古の土を使い 「黄粉引」 と 名付
けた器を 制作されています。 シラカバの灰を使い 器にした 「シラカバホワイト」、森の緑を表現し
た 「緑粉引」。 どれも 自然が創造した 「うつわ」 です。・・・案内状より
工藤さんのページを見ると 今回の 「案内状」 の文章が まるで 詩のように 書かれています。
せつこさんは 詩人でもある・・・。
北海道の広大な牧草地に一人、
スコップ片手に土を掘る。
この大地を支えるのは、
貿易風に乗ってやって来た
二億年前の黄砂の地層。
・ ・ ・ ・ ・ ・
新進気鋭の若手作家として 注目されている工藤さんは 長身で 今風のファッションも さらりと
着こなし マスコミからは 「陶芸の貴公子」 と呼ばれたこともある。 生活の希薄な 都会的ルック
スとは 裏腹に 私生活では 3児の父親。 旭川市郊外のカタクリの里として 知られる突哨山の
麓に建つ築60年の借家に 工房を構える。
「モノづくりに 夢中になれば なるほど 手が止まらなくなる」 という工藤さんは 夜通し 工房で
ろくろを回し 自宅にいても 作陶について 考え続ける・・・・。
≪ 工藤和彦 プロフィール ≫(工藤さんのページから コピー・抜粋しました)
1970年 神奈川県生まれ
1986年 工業高校のデザイン科に進学中に 陶芸の魅力を知る。 陶芸のクラブ活動に入る。
1988年 高校を卒業後、信楽焼作家神山清子先生、神山賢一先生に師事する。
1996年 個人作家として 独立、剣淵町に 自宅兼工房を設ける。
1998年 横浜「いつこう」にて 初個展。
2001年 木灰による釉薬、焼成温度と還元雰囲気を 微妙に調整し、「黄粉引」が完成する。
2002年 旭川市に 移住する。
2003年 うつわの全国公募展にて「黄粉引平片口鉢」が 料理研究家の栗原はるみさんによって、
「栗原はるみ」大賞に選ばれる。
粉引(こびき)とは
本来の土の上に 白土を掛ける技法で、主に朝鮮半島経由で 日本に伝えられました。
当時は 白い焼物(磁器)が 貴重であったため、色のある素地の上に 白い化粧土を掛けた後
施釉焼成した陶器です。 いわば 磁器の模造品として 誕生しました。
釉薬の下に また別の土の層があるため、独特の柔らかな釉調が生まれ 人気があります。
一方で 素地と釉薬が 直接触れていないため 強度的に弱い、染みや 汚れが目立ちやすいなどの
問題もあります。 特に 普通の土より 柔らかい粉引の土が 釉薬ごと剥がれ落ちやすく、
縁だけ 粉引を落してある 器を多く見かけます。
また、粉引にも 貫入があり、素地も化粧土も 吸水性があり、さらに 汚れが 目立ちます。
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