私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

熟年教室 「回想法による認知症予防」

2020-10-03 15:38:44 | 日記
 10月 3日(土)   天気:曇り    室温:27.0℃

 きょうは 初めて 公民館の熟年教室に 出席しました。 いつも 歴史教室には 出席し
ますが きょうは 認知症予防教室 一輪会 代表の田中 孝史氏の 「回想法による認知症予
防」なので 出席しました。 この前の運転免許更新の際の認知症テストの結果が 芳しく
なかったので 認知症予防の必要性を 感じる今日この頃です。
 初めて 出席しましたが 出席者、特に 女性が 多く にぎやかでした。 兵庫県版 認知症
チェックシートを頂きましたので また後日 自分でできる認知症の気づきをチェックして
みます。  下に いただいた資料を 記しておきます。 皆さんも 参考にしてください。


◆認知症予防2 軽度認知障害(MCI)
※MCIとは 健常者と認知症の中間にあたる、MCI(Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害)
      という段階(グレーゾーン)。
 MCIとは、認知機能に問題が生じてはいますが、日常生活には 支障がない状態のことです。
   物忘れ=認知症の始まりではありません。
   危険なのは 「体験を忘れる」 物忘れ
 物忘れには 下記2種類があります。
 1.比較的安全な物忘れ⇒日常で起こる物忘れ
  ・友人やテレビタレントの名前が 思い浮かばない
  ・今やろうとしていることを 忘れてしまう。
  ・会話の中に 指示代名詞 「あれ、それ、」 などが多い。
  ・同じ話を 繰り返し 話してしまう
  ・どこに、物を置いたかを忘れてしまう
 2.体験したことを 忘れてしまう 物忘れ⇒危険!
  ・物忘れをした 自覚がない
  ・物を しまったことを忘れる
  ・食事をしたことを 忘れる
  ・人と会ったこと 自体を忘れる
  ・約束したこと自体を 忘れる
  ・ヒントをもらっても 思い出せない
 ※体験したこと自体を忘れてしまうことが 続くと 要注意、認知症予備軍の恐れが・・
  加齢による物忘れは ヒントで 思い出せる⇒ヒントがあっても 体験したこと 自体を忘れる

 軽度認知症の9.6%が 約1年間で 認知症に移行すると考えられています。
 軽い物忘れや、認知機能の低下がみられるものの、まだ 日常生活に支障をきたして
 いない状態を 「軽度認知障害(MCI)」 といいます。
  KCIは。「精神・心理的フレイル(虚弱)」 の一つと考えられ、正常な状態と
 認知症の中間状態。 我が国では 65歳以上の高齢者の約400万人とも 推定されています。
  ミシガン大学の研究チームによると、何もしないで過ごしていると、4年位で
 約50%が 認知症に進むと発表されています。 予防活動に取り組むことで、
 16~41%の人が 健康な状態に戻るとも言われています。


◆認知症を防ぐ生活習慣
  生活習慣病でもある 「認知症」は、普段の生活で そのリスクを下げることが
  できるのです。 今日からでも 取り入れてみませんか?
 1)認知症は 生活習慣を改善することで、リスクを下げることができる。
   認知症の約3割は 生活習慣の改善で 予防が可能と言われています。
   生活を見直すことが 予防へのスタートライン
   ①運動  ②食事・飲酒  ③睡眠  ④社会参加  ⑤知的活動 
   ⑥生活習慣病の予防や改善
 2)認知症のリスクを下げるには、握力と 歩行スピードが 重要
   激しい運動は 必要ありません。 簡単にできる運動で OK
   これらの低下が、脳の認知機能の低下につながると言われています。
   握力が低下すると、心血管疾患リスクが 約17%UP
            脳卒中リスクが 約9%UP
            心筋梗塞リスクが 約7%UP
 3)毎日の息が切れるくらいの早歩きが、認知症予防に効果的
   歩行速度の目安は、時速約5km
   歩行速度の遅い人は、速い人に比べて 認知症リスクが 約1.5倍UP
 4)孤立が 認知症への近道。 積極的な社会参加で 認知症を予防
   人に会うこともなく、引きこもりがちだと 認知症リスクは 約2倍UP
 5)5~8時間の睡眠で 認知症を予防する、 良質な睡眠のための4習慣
   ①寝る前の食事は 厳禁
   ②スマホは 寝床に持ち込まない
   ③毎日同じ時間に 布団に入る
   ④毎日同じ時間に 起床、陽を浴びる
 6)単純な脳トレでは 意味がない。 考えながら 身体を動かすことが 予防
   卓球・ボーリング・など、脳を使いながら 身体を動かすことが 大切
 7)国立長寿医療センターで開発された 「コグニサイズ」は 特に 期待
 8)食べ物や食習慣を見直すことで 認知症を予防
   炭水化物やカロリーの摂りすぎ、偏りは 認知症リスクを上げる

  軽度認知症は、適切なケアで 元に戻すことができます。
  ミシガン大学の研究チームによると、何もしないことで 過ごしていると、
  4年位で 約50%が 認知症に進むと 発表されています。 予防活動・リバートに
  取り組むことで、16~41%の人が 健康な状態に戻るとも言われています。
  軽度認知症と言われてからが 重要
    

◆フレイル(虚弱)検診 75歳以上 厚生労働省 質問票
  1.あなたの現在の健康状態は いかがですか
  2.毎日の生活に 満足していますか
  3.1日3食きちんと食べていますか
  4.半年前に比べて 固いものが食べにくくなりましたか(さきいか・たくあん等)
  5.お茶や汁物などで、むせることがありますか
  6.約6ヵ月間で 2~3kg以上の体重減少がありましたか
  7.以前に比べて 歩く速度が遅くなってきたと思いますか
  8.この1年間に 転んだことがありますか
  9.ウォーキング等の運動を 週に 1回以上していますか
 10.周りの人から 「いつも同じこと聞く」 などの物忘れがあると言われていませんか
 11.今日が 何月何日、何曜日か わからない時がありますか
 12.あなたは、たばこを吸いますか
 13.週に 1回以上は 外出していますか(日常的な買い物を含めて)
 14.普段から、家族や友人と付き合いがありますか
 15.体調が悪い時に、身近に相談できる人がいますか


◆MCI(軽度認知障害)の人に見られるる変化の例
  ①外出するのが 面倒
  ②外出時の服装に気をつかわなくなった
  ③同じことを 何回も話すことが 増えたといわれる
  ④小銭での計算が面倒、お札で払うようになった
  ⑤手の込んだ料理が作られなくなった
  ⑥味付けが変わったと言われる
  ➆車をすることが増えた
  上記の項目の中で、3ケ以上該当すれば、「物忘れ外来」 へ
         国立長寿医療研究センター   部長:島田 裕之 より

◆認知症の代表的な危険因子
  ①高血圧
  ②肥満
  ③難聴
  ④抑うつ
  ⑤糖尿病
  ⑥運動不足
  ➆社会的孤立
  ⑧喫煙
  認知症には、上記以外にも いくつもの要因があり、一つでも リスクを減らすことが 大事
  
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コメント (2)
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