私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

きょうは 書写の里・美術工芸館へ

2020-10-28 15:49:55 | 日記
 10月28日(水)   天気:曇り   室温:24.2℃

 きょうは 書写の里・美術工芸館へ行きましたが 展示は 写真禁止でした。
いまは 秋季特別展示 「漆うるわし ー書写塗・竹田塗・丹波漆ー 兵庫県下のうるし」
展 と 企画展示 「播磨の刳物師 山名秀圭 生誕100年」 展が行われています。

 

 世界において 「ジャパン」 といえば 日本の漆工芸を意味するほど 誇らしい産業である
のに、原料ウルシの98%が 外国産となっているのが現状です。 そのうち国産の7割を
占める岩手県浄法寺町が知られていますが、「丹波漆」 が 現在の京都府 福知山で生産さ
れています。 「丹波」というのは、今の京都府と兵庫県にまたがる地名で、竹田漆の伝
わる朝来市から ごく近い地域です。 
 天正13年の羽柴秀吉の攻めに敗れた 紀州根来寺の僧侶らが、書写山円教寺に逃れて、技
術をもたらしたとされるのが 書写塗です。 円教寺開祖である性空上人の晩年の地・通宝山
弥勒寺に伝わる汁椀箱に記された、製作者の箱書きから、歴史的な展開を読み解くことができます。

 竹田城がある朝来市和田山町竹田地区で 生産された 漆器で、龍野から移り、最後の城主と
なった赤松広秀が 生産を奨励したのが始まりといいます。 現在では 「幻の漆器」と呼ばれ
地元の竹田塗研究保存会が 実態解明に取り組んでいます。
 福知山市夜久野町で 奈良時代から生産され、竹田塗にも用いられたとされる漆。 丹波漆の
漆搔き職人が 漆の木から 漆の樹液を採取する 「漆搔き」の工程の写真などを紹介。

 

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